ものレボがT Projectと提携、「TULIP」の販売代理店に
製造業DXの推進へ両社連携デモをT Projectで展示・実演
製造現場の業務支援・改善プラットフォーム「TULIP」を販売する株式会社T Project(以下T Project)と、中小製造業のデジタル化を推進する工程管理SaaS「ものレボ」を提供するものレボ株式会社(以下ものレボ)は業務提携し、 ものレボが「TULIP」の販売代理店として活動を開始しました。
本年10月に発表した「ものレボ」・「TULIP」の機能連携(※1)に加え、ものレボが「TULIP」の提案を直接行えることで、工程管理、在庫・受発注管理から業務改善・標準化まで、製造現場の幅広い業務プロセスにおいてDXを加速できます。
T Projectとものレボは今回の業務提携により、製造業のさらなるDX推進に取り組んでまいります。
(※1)工場DXのための現場向けSaaS「ものレボ」と業務支援・改善プラットフォーム「TULIP」の機能連携のお知らせ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000039351.html
■デモ展示について
T Projectでは、「TULIP」を体感できる「TULIPエクスペリエンスセンタ(TEC)」を東京都江東区で公開しており、「ものレボ」「TULIP」の連携デモもTECで展示いたします。
来場は予約制で、T Project Webサイト 問合フォームからの受付となります。
TEC所在地:東京都江東区枝川3-1-4 DMG MORI 東京デジタルイノベーションセンタ 5F
詳細・予約:https://tprj.co.jp/tec/
■提携の背景
2022年版ものづくり白書(※2)では、企業の競争力を向上するためのデジタル技術の一例として製造実行システム(MES:Manufacturing Execution System)を挙げています。しかし調査結果では過半数がMES未利用・未把握であり、業務全般に利用している企業は2割にとどまります。
さらに製造業でのIT投資が「増加していない」とも述べており、多額の開発・保守費用の負担が難しい中、費用を平準化できるSaaSへの期待が高まっていると考えられます。
野村総合研究所による資料(※3)でも「MES導入済みが4割、うち広範に利用している企業は半数」と同様の結果でした。システムとしては個別開発が半数を占め、自社独自の業務に合わせて開発したものの経営層・現場との調整から利用が広がらず、効果も出ていない姿が浮かんできます。
一方、この状況と反して導入・利用拡大への意向が強いことは、MESなどのデジタル化は必要だが何をしていいかわからない、本当に改善につながるのか不安、といった悩みの表れといえます。
「ものレボ」「TULIP」の連携は、この状況へのひとつの解決策です。
いずれもSaaSでスモールスタートでき、実際に使っていただきながら社内のDXへの理解度・納得感を醸成できます。
さらに「ものレボ」は工程管理の可視化や業務改善による個社最適支援を、「TULIP」は作業・検査の改善と標準化、機器・基幹システム連携による全体最適化支援を得意としており、併用により、幅広い業務で成果を出すことが可能です。
新規・既存の企業に対してより大きな貢献をしていきたいとの思いから今回の業務提携に至りました。
(※2)2022年版ものづくり白書:経済産業省・厚生労働省・文部科学省 https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2022/index.html
(※3)株式会社野村総合研究所:ルール形成戦略に係る調査研究内 「国内工場における MES(製造実行システム)導入動向等調査」 https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2021FY/000750.pdf
■TULIPについて
TULIPは、デジタル化で現場の課題解決に貢献する基盤を提供します。
- 業務用途に最適化した現場主導の製造支援アプリケーションで生産性を向上
- 人的ミス抑止と作業データの自動収集で良好なSDCAサイクルを実現
- 基幹システム・各種機器とのデータ連携で経営課題解決にも貢献
販売価格: 1 ライセンス 年間 360,000 円(税抜)
<株式会社T Project>
事業内容: 製造業向けプラットフォームサービスの提供
設立: 2020年9月1日
本社所在地: 東京都江東区枝川 3 丁目 1 番 4 号 DMG MORI 東京デジタルイノベーションセンタ
代表者: 荒谷 茂伸
資本金: 10百万円
Webサイト: https://tprj.co.jp/
※TULIPは、2014年創業、MIT Media Labからエンジニアが独立し設立した米Tulip Interfaces社が開発。
■ものレボについて
「産業革命と呼ばれることをする」を目的に、デジタル技術を駆使して日本から新しい未来のサプライチェーンをつくることをミッションにグローバルに事業展開をしている2016年創業のスタートアップ企業です。
多様化する世界において製造業では少量多品種・短納期の要求が高まっています。しかし、一方で少量多品種・ 短納期の中小製造業はデジタル技術の習得に苦戦していることも事実です。サプライチェーンプラットフォームの実現に向けた第一歩として、工場の製造現場のデジタル化を推進する工程管理SaaS「ものレボ」を開発し、2019年1月より国内外130社(2022年4月30日時点)の製造現場でご利用いただいています。
工程管理SaaS「ものレボ」は、製造業専門のクラウド型工程管理アプリです。
従来の煩雑な管理業務をデジタルによりまるっと見える化することで、管理工数の削減や生産性の向上を実現します。
- 製造現場の情報をリアルタイムに共有ができ社内の情報共有を円滑化
- 簡単な工程計画作成と進捗管理により納期遅延を抑制
- 機械負荷の把握ができ生産性を意識した工程計画の作成をサポート
- ワンタッチで作業実績が入力でき日報作成の手間を省略
- 初期費用0円で気軽、手軽に導入可能
<ものレボ株式会社>
事業内容: 製造業向け工程管理SaaSの開発・販売
設立: 2016年2月1日
本社所在地: 京都府京都市中京区三坊西洞院町572御池マスギアネックスビル8F
代表者: 細井 雄太
資本金: 1億円(資本準備金含む)
Webサイト: https://monorevo.jp/
電話番号: 075-585-5097
■本プレスリリースに関するお問合せ先
株式会社T Project 正木(infotulip@tprj.co.jp)
ものレボ株式会社 岩見(info@monorevo.jp)
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