工場DXのための現場向けSaaS「ものレボ」と業務支援・改善プラットフォーム「TULIP」の機能連携のお知らせ
製造現場の幅広い業務プロセスにおけるDXを推進し、工場の効率化をより推進していきます。
ものレボ株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役:細井 雄太)は、株式会社T Project(本社:東京都江東区、代表取締役:荒谷 茂伸)との連携サービスの提供を開始することをお知らせします。
ものレボ株式会社(以下ものレボ)の提供する中小製造業のデジタル化を推進する工程管理SaaS「ものレボ」は、製造現場の業務支援・改善プラットフォーム「TULIP」とアプリ間の機能連携を行いました。
今回の機能連携により、「ものレボ」のお客様に対して「TULIP」の機能を提供することが可能となります。具体的には工程管理に品質管理を含めた業務改善 / 標準化を実現し、製造現場の幅広い業務プロセスにおけるDXを推進し、工場の効率化を加速することが期待できます。
■提携の背景
2022年版ものづくり白書(※)によると、企業の競争力を向上するためのデジタル技術の一例として、製造工程の把握や管理、作業者への指示などを行う製造実行システム(MES:Manufacturing Execution System)が挙げられています。しかし、同白書記載の調査では過半数がMESを利用していない・把握していないと回答。広範に利用している企業は2割という結果でした。こうした状況では、業務スコープを絞ったソリューションで生産性向上や不良率の削減など目に見える成果をあげ、DXへの意識・理解度を高めたうえで対象範囲を広げていく必要があります。また、同白書では製造業におけるIT投資について「増加していない」と触れており、サービスの形態として、多額の初期費用や保守費用が不要で支払いを平準化できるSaaSへの期待が高まっていると考えられます。
製造業のDXを支援するソリューションとして、「ものレボ」は工程管理の可視化や業務改善による個社最適支援を得意とするSaaSであり、「TULIP」は作業・検査の改善と標準化、機器・基幹システム連携による全体最適化支援を得意としています。
まずは、現場のDX化を進めている「ものレボ」導入企業を中心に「TULIP」の提案を行うことで、一層のDX促進につながり、顧客企業への貢献が大きくなると判断し今回の機能連携に至りました。
※2022年版ものづくり白書:経済産業省・厚生労働省・文部科学省
https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2022/index.html
■ものレボについて
「産業革命と呼ばれることをする」を目的に、デジタル技術を駆使して日本から新しい未来のサプライチェーンをつくることをミッションにグローバルに事業展開をしている2016年創業のスタートアップ企業です。
多様化する世界において製造業では少量多品種・短納期の要求が高まっています。しかし、一方で少量多品種・短納期の中小製造業はデジタル技術の習得に苦戦していることも事実です。サプライチェーンプラットフォームの実現に向けた第一歩として、工場の製造現場のデジタル化を推進する工程管理SaaS「ものレボ」を開発し、2019年1月より国内外130社(2022年4月30日時点)の製造現場でご利用いただいています。
工程管理SaaS「ものレボ」は、製造業専門のクラウド型工程管理アプリです。
従来の煩雑な管理業務をデジタルによりまるっと見える化することで、管理工数の削減や生産性の向上を実現します。
- 製造現場の情報をリアルタイムに共有ができ社内の情報共有を円滑化
- 簡単な工程計画作成と進捗管理により納期遅延を抑制
- 機械負荷の把握ができ生産性を意識した工程計画の作成をサポート
- ワンタッチで作業実績が入力でき日報作成の手間を省略
- 初期費用0円で気軽、手軽に導入可能
事業内容:製造業向け工程管理SaaSの開発・販売
設立:2016年2月1日
本社所在地:京都府京都市中京区三坊西洞院町572御池マスギアネックスビル8F
代表者:細井 雄太
資本金 :1億円(資本準備金含む)
Webサイト:https://monorevo.jp/電話番号:075-585-5097
■TULIPについて
TULIPは、デジタル化で現場の課題解決に貢献する基盤を提供します。
- 業務用途に最適化した現場主導の製造支援アプリケーションで生産性を向上
- 人的ミス抑止と作業データの自動収集で良好なSDCAサイクルを実現
- 基幹システム・各種機器とのデータ連携で経営課題解決にも貢献
販売価格: 1 ライセンス 年間 360,000 円(税抜)
<株式会社T Project>
事業内容:製造業向けプラットフォームサービスの提供
設立:2020年9月1日
本社所在地:東京都江東区枝川 3 丁目 1 番 4 号 DMG MORI 東京デジタルイノベーションセンタ
代表者:荒谷 茂伸
資本金:10 百万円
Webサイト:https://tprj.co.jp/
※TULIPは、2014年創業、MIT Media Labからエンジニアが独立し設立した米Tulip Interfaces社が開発。
■本プレスリリースに関するお問合せ先
ものレボ株式会社 岩見(info@monorevo.jp)
株式会社T Project 正木(infotulip@tprj.co.jp)
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