1665年設立の日本酒蔵「甍酒蔵」、創業359年目に本社および製造施設を松川村へ移転
最高品質の日本酒製造に向け、最適な水と酒米、製造環境を求め本社および製造拠点を変更を発表
当社の酒造にとって最適な地下水、酒米、自然環境を有する長野県北安曇郡松川村(以下、「松川村」)へ本社および製造施設を設立359年目に移転することを発表いたしました。なお、本社および製造施設の移転は2024年1月以降を予定しております。
また、新施設で醸造した日本酒の販売は2024年11月頃を予定しております。
当社は、最高品質の日本酒を醸造するため水や酒米、周辺環境から最善の場所で日本酒造りを行いたいとかねてより移転先の検討を進めておりました。
松川村は、北アルプスと田園風景が広がり、豊富で良質な地下水がある、また長野県内でも有数な酒米産地です。
今回、松川村の雄大な自然、地下水、酒米といった条件と、松川村の皆様からのご支援をいただき本社および生産拠点の移動を決定いたしました。
松川村について
松川村は、長野県の北西部、北安曇郡の南端、安曇野の北よりに位置し、東西10.8km、南北7.3km、四隣は北及び北西部に大町市、南及び南西部に安曇野市、東は池田町に面しています。北西部には北アルプス連峰の雄大な山々、このアルプスを源流として、高瀬川・乳川・芦間川・中房川といった一級河川が流れる自然豊かな松川村。また西には安曇富士と称される村のシンボル「有明山」、その麓に広がり教科書にも載ったことのある神戸原扇状地が美しく広がり、その緑豊かな地で松川村は静かな発展を続けています。
平林 明人 松川村村長コメント
本村は、「安曇野の原風景を守る最後の村」として、その素晴らしい自然環境がもたらす美味しい空気や清らかな水で育んだ良質の酒米を生産している、県内でも有数の酒米産地であります。
この度御社の施設移転によりまして、かねてより念願でありました酒蔵で、松川村産酒米、水による“メイドインマツカワ”の日本酒が醸造されることに大変喜ばしく思います。
将来的には酒蔵ツーリズム等による観光振興による地域の活性化など、本村の産業振興上、大変重要な役割を果たすものと期待しておりますので、村としても全面的にバックアップしていく所存であります。
当社コメント
専務執行役員/醸造責任者 田中 勝巳
酒蔵(=酒造り)の根本は、良い環境、おいしいお水、そして最高のお米。
現在の酒蔵は、時代の流れとともに周りは住宅になり原材料となる水・お米を遠方より取り寄せなければならなくなりました。
今回、我々は酒造りの根本である「環境」「お水」「お米」を探すところから始めました。理想の酒造りのため山を切り開いてでも、最高の場所を見つけ出そうと意気込んでおりました。
今回の移転を決定した場所は「北アルプスの秀峰があり、その山々から青々とした森林が続き、そして蔵がある。」そんなロケーションです。そして松川村には、素晴らしい水、最高のお米に加え、応援してくださる「人」がいます。
この環境でよいお酒ができないはずはありません。我々はこの大自然の中で微生物たちと対話し、人と対話し、最高のお酒を皆様にお届けできる日を楽しみにしております。
代表取締役 佐藤 圭祐
当社のパーパスは「お客様の幸せな時を生み出す」です。
”ハレの日”などの皆様の大切な日や素晴らしい日にはより良い日に、また良くないことがあった日には明日へのエネルギーに昇華できるような日本酒を皆様にお届けするため醸造準備を進めております。
今回、壮麗な北アルプスの麓にある松川村で素晴らしい地下水、またその地下水を使って栽培された酒米を使い日本酒作りができる機会をいただけたことを大変有難く、より素晴らしい日本酒を皆様にお届けできるのではと期待で胸を膨らませております。
我々のお酒は2024年11月頃に販売を開始する予定です。
皆様のご期待にお応えできるようチーム一同、日々精進して参ります。
甍酒蔵株式会社について
本社 :長野県東筑摩郡筑北村坂北1720
代表者 :代表取締役 佐藤 圭祐
設立 :1665年(寛文5年)
資本金 :1000万円
URL :https://ilaka.co.jp/
事業内容:日本酒の製造・販売
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像