世界初【海⾯に着⽔した⾶⾏艇型ドローンが深海底観測に成功】東京⼤学・横浜国⽴⼤学と共同開発。実験に使用した「HAMADORI 6000」11/25・26ロボット・航空宇宙フェスタで初公開
株式会社スペースエンターテインメントラボラトリーと東京大学 生産技術研究所の横田裕輔准教授、横浜国立大学の平川嘉昭准教授は、共同で飛行艇型ドローン「HAMADORI 6000」搭載用の海底測地観測装置を開発し、世界で初めて海面に着水したドローン(UAV)と1,000m以深の深海底との音響通信・測距に成功。実験に使用した「HAMADORI 6000」の試作機は、11/25・26に行われるロボット・航空宇宙フェスタふくしま2022にて初公開します。
- 概要
株式会社スペースエンターテインメントラボラトリー(本社:福島県南相馬市)CEO金田政太と東京大学 生産技術研究所(所在:東京都目黒区、所長:岡部徹)の横田裕輔准教授、横浜国立大学の平川嘉昭准教授は、共同で飛行艇型ドローン「HAMADORI 6000」搭載用の海底測地観測装置を開発し、世界で初めて海面に着水したドローン(UAV)と1,000m以深の深海底との音響通信・測距に成功。実験に使用した「HAMADORI 6000」の試作機は、11/25・26ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2022にて初公開します。
◆実験の詳細につきましては、以下の東京大学・横浜国立大学・弊社の共同発表資料をご覧ください。
https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/news/4047/
- 今回実証実験を行ったドローン
水上発着できる飛行艇型ドローン「HAMADORI 6000」の試作機
水上で発着でき、船のようにも航行できる「HAMADORI 6000」は、翼幅6mの飛行艇型ドローンです。観測地点の座標を設定し、110km/hで航続時間8時間を目標に開発を進めています。実験当日、最大風速約8m、最高波高約1.5mの相模湾の環境においても、安定した海面保持を実現しました。
「HAMADORI 6000」はペイロードにさまざまな観測機器を搭載し「海」にまつわる多様な調査に対応できるのが特徴です。海洋調査はもちろん、インフラ整備の事前調査・点検、水上監視、漁業環境の調査など、各種実証実験のご相談も、お気軽にお問合せください。
- ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2022
2022年11月25日(金)、26日(土)
福島県郡山市で開催される「ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2022」にて当実験に成功した
「HAMADORI 6000」の試作機を初公開します。現行機「HAMADORI3000」も同時展示します。
取材に来てくださったメディアの方には、HAMADORI6000の実験動画の提供も予定しています。
来場は事前登録制です。詳しくは以下のホームページをご覧ください。
https://www.robotfesta-fukushima.jp/
- 開発を進めるHAMADORI 6000製品モデル概要
高い機動性と運用性能を実現(完全自律制御・全天候対応)
目的に応じた多彩なセンサーを搭載できる高い拡張性で、
様々な観測・監視データを提供可能。
A
EO/IRカメラ:監視、捜索、海面色観測など
ジャイロセンサー:風速計等、海況・風況観測など
B
ユニバーサルペイロードベイ(電源と通信インフラの提供)
ソナー:深浅測量
ハイドロフォン:海洋生物
採水機構:水質・海中DNA
音響通信機:海底局・AUVとの通信
XBT/XCTD:水温・塩分
目的に合わせた機器を搭載可能
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