株式会社エンビジョンは、地域住民のエンパワーメントという起点で和歌山県御坊市のシティプロモーションを実施。

〜地域の活性化をひと創り起点で仕組み化するPROJECT「envision DRIVEN」〜

株式会社エンビジョン

2023年12月1日 17時38分

「未来のためにできることをやる。」をパーパスに掲げ、クリエイティブで社会課題の解決に取り組むクリエイティブカンパニー、envision Inc.（本社：大阪市中央区、代表取締役：井上大輔、以下エンビジョン）は、地域住民をエンパワーメントし、住民自らの力で市の魅力を発信していくシティプロモーションを和歌山県御坊市において実施しました。

エンビジョンでは、地域に携わる人々や地方自治体と協力し、クリエイティブで日本に新たな価値を生み出す活動「envision DRIVEN」に取り組んでいます。地域住民の力をエンパワーメントすることで、未来を描き、地域から社会を動かす活動です。「envision DRIVEN」は、地方創生の鍵となる「しごと創り」「まち創り」「ひと創り」その中でも「ひと創り」にフォーカスし、クリエイティブの力で地域住民をエンパワーメントしていくプロジェクトです。

御坊市におけるプロジェクトの概要

本プロジェクトは、主に市外からのU・Iターンによる若者や子育て世帯を中心とした移住、定住を促進するために、同市の暮らし方の魅力を伝える動画を制作することが目的となります。

今回の提案では、この動画制作の機会を活⽤して市民との協働に取り組み、今後市⺠が中⼼となって御坊市の魅⼒を発信し続けるためのサポートも⾏いました。

一般的なシティプロモーション動画では、土地の観光資源を様々な手法や演出により魅力的かつ客観的に紹介していくような動画が主流ですが、風景や観光資源を紹介する動画では、若者や子育て世帯が同市への移住や定住を考えるきっかけにはなりにくいと考えました。

地域住民が同市で暮らすことに喜びや誇りを持ち、各々がより良くしていきたいと感じ活動していくことができるようになるシビックプライドの醸成やクリエイティブの手法を使って市外に向けて住民自らが持続的に発信していくことができるような土台づくり、きっかけづくりを、全3回の動画制作ワークショップとして実施。

普段、何気なく撮っているスマートフォンで、基礎的な写真、動画の撮影方法から、被写体のテーマを見つけ出し、下書きとなるコンテの実践、最後にSNS用の縦型ショート動画制作の撮影、編集を通して、自ら発信していく手法を学ぶ内容です。

ワークショップの様子

参加した市民から「人」や「地域」とのつながりを広げることで、同市の強みや魅力を市民視点で見つけ出し、SNS用のショート動画で御坊市の魅力を伝える「5秒で御坊」の動画を制作、また参加者それぞれのショート動画を再編集し、シティプロモーションの本編動画「ええわらよ！御坊市」を制作。12月1日に同時一斉公開しました。