宇宙建築スタートアップのSpace quartersがS-booster2022でスカパーJSAT賞を受賞
株式会社Space quarters(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:大西正悟、以下「Space quarters」)は、内閣府主催の宇宙を活用したビジネスアイデアコンテストS-booster2022にて、Space quartersが取り組む宇宙空間における溶接技術を用いた建築技術の開発が、通信を含む宇宙開発全体の発展につながると評価され、スカパーJSAT賞を受賞したことを発表します。
Space quarters は宇宙ステーションのモジュールや、大型アンテナなどの構造物を宇宙空間で溶接を用いた組み立ての技術及び事業の開発を行っています。
現在、Space Xを中心に宇宙への輸送技術で技術革新が起こっています。そして、2026年には米国民間企業(Axiom Space)による民間宇宙ステーションの運用が始まり、2030年以降NASAの民間宇宙ステーション支援が始まります。こうした動きを背景に、多数の大手企業やスタートアップが、多くの人が宇宙で活動するための大型建造物の建築プロジェクトを進めています。しかし、構想の中には、既存技術のみでは宇宙に輸送可能な構造のサイズ制限、スペースデブリへの安全性の観点などから実現が困難なものも多くあります。
Space quartersは多くの人が宇宙に行く時代を実現する解決方法として、宇宙空間での溶接技術を用いた大型構造体の建築技術の開発を行っています。現在は、建築サービスの実現のため、宇宙空間に適したElectron beam 溶接機と、それを動かすロボットシステムの開発を進めています。
Space quartersはこの度、空間という必要なインフラの整備を実現させ、有人の宇宙開発を大きく進め、通信を含む宇宙開発の市場全体を成長させるインパクトのある野心的な取り組みであることがS-booster2022において評価され、スカパーJSAT賞を受賞しました。
今後は地上そして軌道での技術実証を通して技術を確立し、パートナー企業と連携し宇宙空間における大型インフラの建設を実施し、ビジョンである”人類が宇宙を生活圏とし可能性を広げ続ける世界”の実現を行っていきます。
- S-boosterについて
S-booster2022リンク https://s-booster.jp/2022/index.html
- 株式会社Space quartersについて
ビジョンを軸とした経営で、創業者のバックグラウンドに基づく術開発力/モノづくり力を生かすとともに、フランスのパリに支社を持つなど、欧州/米国企業を中心にグローバルなネットワークを有しています。
東北大学の宇宙構造体の権威である槙原教授、Electron beam溶接の権威であるParis saclay UnivercityのMinae教授をはじめとする世界トップクラスの実績を有する専門家の方がアドバイザーとして参画しています。
Space quarters HPリンク→ https://space-quarters.com/
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