「医学系研究をわかりやすく伝えるための手引き」~手引きの改善と発展~ シンポジウム開催【2023年3月16日(木)】
医療者、研究者、医療系メディア、一般の方が協働して誤解のないコミュニケーションを提案
埼玉県立大学(所在地:埼玉県越谷市、学長:星 文彦)は、2023年3月16日(木)に「『医学系研究をわかりやすく伝えるための手引き』~手引きの改善と発展~」シンポジウムを開催いたします(オンライン配信、参加費無料)。
【申込ページ】https://www.spu.ac.jp/news/?itemid=1767&dispmid=508
シンポジウムでは、医学系研究を誤解する原因の詳しい調査・分析結果、手引きを普及させていくための取り組みや実際の使い方などをご紹介します。さらに、医学系研究でのミス・コミュニケーションを減らす方法や、今後の手引きの展望について、多彩な背景を持つシンポジストがパネルディスカッションを行います。会場からのご質問もチャットでお受けしますので、ぜひご参加ください。
【申込ページ】https://www.spu.ac.jp/news/?itemid=1767&dispmid=508
シンポジウムでは、医学系研究を誤解する原因の詳しい調査・分析結果、手引きを普及させていくための取り組みや実際の使い方などをご紹介します。さらに、医学系研究でのミス・コミュニケーションを減らす方法や、今後の手引きの展望について、多彩な背景を持つシンポジストがパネルディスカッションを行います。会場からのご質問もチャットでお受けしますので、ぜひご参加ください。
1 開催概要
日 時:2023年3月16日(木)14:00〜15:30
形 式:オンラインセミナー(Zoom Webinar配信)
参加費:無料
定 員:500名
主 催:埼玉県立大学
協 賛:日本医療研究開発機構(AMED)
お申込み方法:WEB申込フォームよりお申込み https://forms.gle/Ry7Qnhgi2ewqe1WQ7
※ ご登録いただいたメールアドレス宛に後日視聴用のURLをお送りします。
2 プログラム
●開 会
●挨 拶
●事業概要の説明
埼玉県立大学保健医療福祉学部 准教授 山田 恵子
●普及活動の成果報告
東京大学医学部附属病院 企画情報運営部 特任研究員 早川 雅代
帝京大学大学院公衆衛生学研究科 研究員、ヘルスライター 小川 留奈
認定NPO法人ささえあい医療人権センター COML 理事長 山口 育子
青山学院大学文学部 准教授 田中 祐輔
●パネルディスカッション
コーディネーター 東京大学 未来ビジョン研究センター 特任准教授 井出 博生
●閉会
3 手引きについて
本事業は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が実施する研究開発推進ネットワーク事業(国民に向けた医学系研究の情報発信)の一つである、「医療情報をわかりやすく発信するプロジェクト(2022年度研究代表者:埼玉県立大学 准教授 山田恵子)」により進められました。
コロナウイルスのパンデミックの影響もあり、正確な医学系研究の情報を伝えることの重要性が再認識されています。しかし、情報の発信元としての研究者が、誤解なく研究を伝えるための日本語での手引きがないことが問題となりました。そこで、本プロジェクトでは2021年度に『医学系研究の成果をわかりやすく伝えるための手引き』を提案し、HP上などで公開しています。
本年度は、手引きを使ったワークショップや意見交換、一般の方と医療関係者双方に実施したアンケートの解析、大規模な用語調査などを行いました。そこから、医学研究用語は単に難しいだけでなく、一般とは違う使い方をされているという問題が浮かび上がってきました。
例えば、医学系研究では「信頼性」という用語は、同じ条件で実験などを得られる結果が一致していること、つまり「再現性」という意味で使われます。しかし、普通は「信用」「頼りになると信じること」という意味で使われるため、一般の方は医療においても「確実な治療効果があること」と捉えがちです。このような医療者と一般の方の認識のずれを解消することが、より良いコミュニケーションにつながると考えています。
<国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)について>
AMED(エーメド)は、基礎から実用化までの一貫した医療研究開発の推進と、その成果の円滑な実用化を図るとともに、研究開発環境の整備を総合的かつ効果的に行うための様々な取組を行う国立研究開発法人です。
【HP】https://www.amed.go.jp/index.html
<医療情報をわかりやすく発信するプロジェクトについて>
医療情報をわかりやすく発信するプロジェクトは、医療者、医学系研究者、国語研究者、広報担当者、法律・倫理の専門家、医療系メディア、マーケティングの専門家、一般の方などを構成員とする研究班です。
【HP】https://ez2understand.ifi.u-tokyo.ac.jp/
<シンポジウムについてのお問い合わせ>
担 当:プロジェクト運営事務局
E-Mail:dh-jimu@ifi.u-tokyo.ac.jp
【プレスリリース本文はこちら】
https://prtimes.jp/a/?f=d116869-20230308-a6dd2582d2f6ba450e988eb7a2f3720d.pdf
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