購入型クラウドファンディング開始から3週間で目標金額の100%達成。ネクストゴール達成に向けて限定生酒2種を2023年4月3日(月)販売開始。2023年4月9日(日)まで実施。
愛知県愛西市から『おいしい日本酒を届けたい!!』歴史を繋ぐ24歳女性蔵人の挑戦!
本当にありがとうございます。
皆様からご支援いただいた資金は、当初ご案内させていただいた日本酒の製造費用、広報費のほかリアル上映会・試飲会を含めたイベント開催費用へ活用し、“ぜひたくさんの人に私たち水谷酒造を、そしておいしい日本酒のことを知って頂き、お酒を楽しんでほしい!”という想いを実現していくことへ寄与して参ります。
クラウドファンディング詳細 URL: https://camp-fire.jp/projects/view/657595?list=watched
(2023年3月5日~4月9日)
- 限定生酒2種の紹介<2023年4月3日(月)販売開始>
弊蔵杜氏見習い・後藤 実和が酒質設計から製造計画まで、初めて自ら考え醸した日本酒「千瓢 千実(せんぴょう ちさね)」の第2期目の新酒です。全く新しいブランドを作るのではなく、“水谷酒造が目指す日本酒”を踏襲しながら、自分らしさを出したいと思い造ったお酒です。
今季の千実は、初年度の課題をまず1つクリアすることができ、じっくりと丁寧に発酵の管理が進められました。
桃や葡萄を思わせる香りに幅のある味わい、甘みを心地よく感じさせてくれる余韻があります。
このお酒が貴方のひとときに寄り添い、ほがらかな気持ちでのんびりと楽しんで頂けたら嬉しく思います。
千瓢 純米大吟醸 生原酒 720ml
もろみを酒袋(さかぶくろ)という布袋に入れて吊るし、加圧せずもろみ自体の自然圧で滴り落ちるお酒を取る方法が「雫取り」です。同じ雫取りでも、弊蔵はポンプ等を通さずに大きな“ひしゃく”を使い手作業でもろみを優しくくみ出すことで、繊細な香味を逃さず一層引立つ仕上がりとなっています。
和梨のような品の良い吟香・シルキーで繊細な甘味を持ったこのお酒は、「人に寄り添い、飲み飽きせずにいつまでも楽しめる柔らかな日本酒」を最大限体現しています。弊蔵が自信をもってお薦めする逸品酒です。
- 「廃業も考えた」酒蔵の杜氏に弟子入り
愛知の名城大学農学部を卒業後、愛知の日本酒蔵に就職した蔵人2年目の後藤実和と申します。私は大学生の頃に日本酒に魅せられ、4年生の就活時に、血縁も何もご縁のなかった酒蔵・水谷酒造に入社しました。“人生をかけて日本酒造りを学び、美味しいお酒を造る”ために日々奮闘しています。
- 今回のプロジェクトで実現したいこと
・ ドキュメンタリーを通してお米作り、お酒造りの現場を感じてみて頂きたい。
・ 醸造設備を整えて製造環境を向上させ、これまで出荷するほど増産が難しかった種類のお酒造りにも挑戦したい。
・ ラベルリニューアル等、既存商品のリブランディングを進めたい。
2021年に入社してから2年、地元消費がほとんどの小さな酒蔵でしたが、SNSでの発信を始めたり、イベントを開催したりする中で、少しずつ色々な方に知って頂き、今まで出会うことのなかった、私たちのお酒を楽しんでくださる新たな『友人』が増えています。
2022年には、事業復興に向けた取り組みとして、ドキュメンタリー映画「かもすひと」制作プロジェクトをCAMPFIREにて実施しました。 100名を超える方からご支援頂き、2023年1月には制作記念を兼ねた上映会を開催させて頂きました(プロジェクトの詳細URL:https://camp-fire.jp/projects/view/549672)。
これからも私は水谷酒造のお酒を醸し、美味しい日本酒の魅力を伝えていくため奮闘してまいります。ぜひそのお力添えを頂けたら幸いです。
- 水谷酒造とは
水谷酒造の創業は江戸時代。愛知の西端、木曽三川に囲まれた水に恵まれた地で、豊臣秀吉の馬印※「千成瓢簞(せんなりひょうたん)」にちなんだ日本酒「千瓢(せんぴょう)」を造ってきました。
※馬印というのは、戦いのときに長い柄の先に掲げる軍旗の一種で、旗とは違う形をした、武将を代表する目印です。秀吉は手柄を上げる度に瓢箪を一つずつ増やしていき、千にも及ぶほど多くの功績を上げたので千成瓢箪といいます。
かつては大手酒造会社に造った日本酒を売る桶売り(おけうり)をして、年間最大360,000リットルもの量のお酒を造っていた時代もありました。しかし、現場を仕切る杜氏(醸造責任者)や蔵人が高齢化により引退していき、それを機に、平成10年からは桶売りをやめ、現社長の水谷政夫1人で酒造りを続けてきました。
跡取りのいなかった水谷さんは当時、自分の代で蔵をたたむことを考えていました。「酒蔵のたたみ方も色々ある。小さな酒蔵なりにでも、世の中の役に立つことがしたい」と考え、そのような思いから、酒造りを通して様々な人たちと出会い、その方々と様々な取り組みを行ってきました。
- 水谷酒造が目指すのは『ほがらかな気持ちでのんびりと飲み続けられる酒を造りたい』
私たちは、飲み飽きの来ない甘味、キリッとしたキレとは違いますが後味すっとまとまる飲み口で飲み疲れしない、そしてつい次の盃に手が伸びる、そんなお酒を造っています。
「うちの酒を気に入って飲んでくれる人は、みんな友人だと思っている。友人には喜んでもらいたい」
ある時水谷さんはこんなことを話していました。
日本酒は勢いよく量を飲めるお酒ではないからこそ、ゆったりと飲む人をほぐして沁み入っていくお酒としての魅力を持っています。お酒を飲む場面は色々、もちろん楽しい時もあれば、きっとそうでない時もあります。『例えつまらないことがあっても、飲むとほがらかになってもらえるお酒』私が、私たちが造りたい、届けたいのはそんなお酒です。
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