業務DXロボットの開発を手掛けるugo株式会社に出資

MLCベンチャーズ株式会社

2024年1月31日 09時00分

MLCベンチャーズ株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：桝田　浩司）が運用するファンド「MLCイノベーション1号投資事業有限責任組合」は、警備業務や点検業務など、労働力不足が深刻化する業種に対し、ロボットを活用した業務DXソリューションを提供するugo株式会社に出資いたしましたのでお知らせいたします。

ugo株式会社

ugo株式会社は、業務用ロボットの企画・開発・発売や、ロボットサービスの構築、運営を行うスタートアップ企業です。「ロボットの“社会実装”により、人の可能性を最大化する」をビジョンに掲げ、次世代型業務DXロボット“ugo（ユーゴー）”や、管理プラットフォームをサブスクリプション形式で提供しています。

労働力不足という社会課題の解決のため、人とロボットが協働するモデルを構築し、警備・点検、医療・介護をはじめ幅広い業種での業務の自動化や現場のデータ化支援により、サスティナブルな社会の実現に貢献しています。

2018年の創業よりオフィスビルでの警備ロボットとしての利用や、近年では発電所やデータセンターなどの設備の点検業務に用いられるなど多様なフィールドでの活用が進んでいます。

◼️業務DXロボット“ugo（ユーゴー）”

自律走行による移動が可能な業務ロボット。

遠隔操作と自動化のハイブリッドな運用で幅広い業務で活躍できます。業務内容に応じて選択できるラインナップや、現場の状況に合わせたカスタマイズが可能な拡張性を備えています。

出資背景

物流・不動産分野は、2024年問題をはじめとする人材不足・高齢化により省人化・遠隔化・自動化のニーズが急拡大する分野であり、ロボット導入推進は、持続可能な社会の実現に不可欠です。物流・不動産を中心とした社会インフラ事業を多数保有する三菱倉庫グループのネットワークと、ロボットを活用した業務インフラのDX、社会実装を目指すugo社のミッションとを掛け合わせ、サスティナブルな社会の構築に貢献します。

ugoは徹底した現場主義と社会実装ファーストを掲げ、継続して活動のフィールドを拡大させています。

今回の資金調達ラウンドでの幅広い分野の大手事業会社からの出資、パートナーシップの構築により、ugoの活動エリア・スピードはさらに拡大・加速していくでしょう。

当社は今回の出資を通じ、三菱倉庫グループの有するアセットを活用し、不動産・物流分野での事業開発支援を中心としたugoの更なる事業成長を支援してまいります。

＜出資先概要＞

ugo株式会社

所在地：東京都千代田区東神田１−７−８　プライム東神田ビル 9F

設立：2018年2月20日

代表者：松井健

URL：https://ugo.plus

事業内容：

１．ugoソリューションの提供・運用

２．RaaSフレームワークの開発・提供・運用