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北海道白糠町
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【北海道白糠町】脱サラし羊の世界へ。わずか1%未満の国産羊市場を支える「茶路めん羊牧場」

牧場に隣接する「レストランCuore」のお食事券をふるさと納税返礼品として8月下旬より出品

北海道白糠町

北海道の東部、太平洋側に面した「白糠町」は、人口約7,200人の小さなまちで。道内でも特に気温が低く、漁業や農業、酪農が盛んな地域です。「ふるさと納税」の受入額は全国4位(令和4年度)と高く、ふるさと納税を通した産業振興に取り組んでいます。この度、白糠町の「茶路めん羊牧場」が運営する、羊肉料理を提供する「レストランCuore(クオーレ)」のお食事券が新たにふるさと納税返礼品として、2023年8月下旬より出品予定となりますのでお知らせいたします。

レストランCuore 羊のTボーンステーキ(メニューは時期や材料状況によって変動します)レストランCuore 羊のTボーンステーキ(メニューは時期や材料状況によって変動します)


「茶路めん羊牧場」運営「レストランCuore」お食事券 1名様(寄付額21,000円)

2023年8月下旬より、ふるさと納税インターネットサイト(https://www.shiranuka-furusato.jp/

より受付を開始します。


  • 白糠町「茶路めん羊牧場」とは

白糠町の南側、茶路川のすぐそばにある「茶路めん羊牧場」。広々とした放牧地で、約900頭の羊が元気に飼育されています。35年前、わずか35頭の羊を連れて牧場経営を始めた武藤浩史さんにお話を伺いました。

牧場のコンセプトは「羊一頭を余すところなくいただくこと」

私は、牧場を始めた当初から「羊をまるまる一頭無駄にしないこと」を大切にしてきました。羊の命をいただくわけですから、リスペクトの気持ちを常に忘れずに持っています。


  • 茶路めん羊牧場の特徴(1)「羊肉の飼育・加工・販売までを一貫して行う」

羊を無駄にしないための取り組みとして、牧場内で羊肉の飼育・加工・販売まで一貫して行っています。

牛や豚の場合、生産者と加工者と販売者がそれぞれ別なのは当たり前。でも、羊は流通量が少なく、加工だけを行う工場が国内にはありません。枝肉と言って、部位ごとに切り分ける前の状態での流通が一般的です。しかし、枝肉を捌く技術を持った飲食店や卸売業者は限られますし、仮に捌けたとしても不要な部位も出てくるでしょう。


飲食店や卸売業者のニーズに応えるため、茶路めん羊牧場では、枝肉からさらに個別の部位に分ける加工・そして販売、発送まで一貫して行っています。「欲しい人に欲しい部位を届けたい」と自然に始めた取り組みです。自社で発送まで行うことが多いため、自分たちで育てた羊が、どんな人にどんな料理として食べられているかが見える。やりがいを感じますね。

お客様からすると、欲しい部位をピンポイントで手に入れられるメリットだけでなく、「生産者の顔が見えるので安心」なんてことも言われます。


今では、口コミで九州から北海道まで、日本全国あらゆる場所へ発送しています。

当初は、特定の部位だけ人気が出て、売れ残る場所が出てくるんじゃないかと心配していましたが、意外とそんなことはなく。ミシュランの星がつくようなレストランが欲しがる部位もあれば、街の居酒屋が欲しがる部位、一般家庭で好まれる部位もあって、羊肉を内臓まであますところなく販売できています。



  • 茶路めん羊牧場の特徴(2)「羊毛製品が充実」

また、羊毛や油を使った独自の製品作りにも力を入れています。羊毛製品も数多く展開しているのは羊牧場の中でもめずらしいです。

羊毛は加工前に洗浄が必要ですが、専門の工場が国内にないので、福祉作業所に協力してもらって手洗いし、汚れを取り除きます。きれいになった羊毛で、靴下やふとん、枕などオリジナルの製品を作っています。羊毛は一見暖かくて冬用だと思われがちですが、通気性がよく熱もこもらない。通年で使えるんですよ。他にも、羊乳や羊から出る油もなるべく活用できるように工夫しています。



  • 茶路めん羊牧場の特徴(3)「レストランを併設し、羊料理を提供」

牧場のすぐ隣では「レストランCuore」を営んでいます。牧場で育った羊の料理をはじめ、北海道産の食材を使った料理を提供しています。実際に飼育されている場所のすぐ近くで羊を食す。羊のありがたさ、そして美味しさを感じてもらい、シンプルに羊を好きになってもらいたいですね。

地元の人はもちろんですが、東京をはじめ遠方からのお客様も多くいらっしゃって、毎日忙しくさせてもらっていますよ。


  • 国内羊市場は年々盛り上がりを見せつつも、流通は横ばい?

10年前と比較して、大都市を中心に羊の人気は年々上がっています。ヘルシーで健康的なイメージが今の時代に合っているのでしょう。また、食の多様性が進んだということも一因でしょうか。昔はコース料理のメインは9割が牛でしたが、今では羊が選択肢のひとつであることもめずらしくありません。

にもかかわらず、国内の羊肉流通は海外産・国産合わせて年間2万トン程度。これは10年前からさほど変わっていません。

 

需要が高まったからといって流通を増やすことは簡単ではありません。羊肉の輸出量世界1位であるオーストラリアでも、干ばつの影響による生産量減少や、世界的な羊肉需要上昇によって、輸入量を単純に増やせないのが現状です。

では国内生産を増やせばいいのでは?よくそう言われます。

国内に流通する羊肉のなかで、国産羊はわずか1%未満。こんなに母数が少ないものを短期間で急激に増やすのは難しいです。僕のところにも、新しく羊農家を始めたい方が訪ねてきますが、始めるための羊の調達ができない。牛や豚であれば、家畜を市場から買ってきて増やせばいいのですが、羊ではそれも簡単ではないのです。

こうやって需要に供給が追いつかず、必然的に羊は高級肉になってしまっています。私は「羊がもっと身近な存在になって欲しい」という想いこそあるものの、なかなか追いつかないのが現実です。


  • 羊は、実はサステナブルな家畜。放牧で大地を豊かに育てる「資源の循環」が可能!

なかなか難しいことも多いですが、そんなに悲観的になる必要もないです。羊って、実はサステナブルな家畜なんですよ。


今、畜産が危機におちいっています。気候変動やウクライナ情勢により、家畜の餌代が高騰。かといって出荷価格を簡単に上げるわけにもいかず、どこの畜産農家も苦しんでいるんです。

家畜飼育では穀類を与えるのが今の主流ではありますが、牛も羊も草食動物なので原っぱに放牧して、草を餌とした飼育も可能です。体が小さい羊の方がより簡単ですね。

うちでは放牧を行い、主に草を餌として羊を育てています。羊のふん尿や、汚れや品質の問題で羊毛製品に使えなかった羊毛を堆肥にして放牧地に返す。そうすると、化学肥料を使わなくても大地が育つんです。羊が放牧地の草を食べる。放牧地に堆肥を落とす。放牧地が育つ。またその草を羊が食べる…。羊を育てることは、資源が循環することなんですよね。

サステナブルという考え方は、羊にとっては追い風になると思っています。


茶路めん羊牧場 

〒088-0342 北海道白糠郡白糠町茶路基線88⁻1 

URL:https://charomen.com/

※茶路めん羊牧場は観光牧場ではありません。見学等に関しては事前連絡の上、牧場主の了承を得て訪問ください。


Farm Restaurant Cuore(クオーレ)
〒088-0342 北海道白糠郡白糠町茶路川西
営業時間:火・水・木・日 11:30〜18:00(LO. 17:00)
     金・土 11:30〜15:00(LO.14:00 )18:00〜21:00(LO. 20:00)
定休日:月曜日・月2回の不定休
冬季休暇:1月・2月
TEL:01547-2-5030
URL:https://charomen-cuore.com/
Facebook:https://www.facebook.com/FarmRestaurantCuore/
*GW・お盆など連休がある場合、お休みをいただくことがあります。公式HPやFacebookにて、お休み情報をご確認ください。


■北海道・白糠町のご紹介

北海道・白糠町は北海道の東部に位置する人口約7,200人の町です。

豊かな自然に恵まれ漁業、林業、酪農などが盛んです。太平洋沖の暖流と寒流が交わる絶好の漁場にあり、1年を通じて様々な海産物が獲れますが、茶路川、庶路川、音別川と鮭が産卵に帰ってくる川が3本もある恵まれた立地から「秋鮭」「いくら」の漁獲量が高く、ふるさと納税の返礼品としても高い人気を誇っています。近年は「ブリ」の漁獲量が増え、新たな名産品としての可能性を秘めています。



白糠町ホームページ: https://www.town.shiranuka.lg.jp/


白糠町公式note: https://note.com/_shiranukacho


白糠町ふるさと納税サイト: https://www.shiranuka-furusato.jp/

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
西一条南1丁目1番地1号
電話番号
0154-72-2171
代表者名
棚野孝夫
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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