【小児矯正に関する調査】約7割の親が小児矯正の開始時期は「混合歯列期」が適切と回答!その理由とは?
お子さんが小児矯正中の親に聞いて明らかになった小児矯正のメリット・デメリットとは?
矯正治療には「第一期治療(永久歯と乳歯が混じる混合歯列期。対象年齢は5~12歳が目安)」と「第二期治療(永久歯が生え揃った永久歯列期。対象年齢は12歳~)」に分けられています。
「小児矯正」は第一期治療に行う矯正治療だと言われていますが、第一期治療から第二期治療にかけて(永久歯が生え揃い、顎の成長が終わるまで)行われることも多く、「小児矯正は何歳まで」といった明確な区分や年齢制限はないようです。
そのため、「小児矯正っていつ頃から子どもに受けさせたら良いの?」と迷ってしまう保護者の方も少なくないのではないでしょうか。
一般的には、前歯から数えて7番目の永久歯(12歳臼歯)が生えてくる頃に始めるのが良いとされていますが、歯の生え方などに問題が見られる場合は未就学児(未就学児とは一般的に満1歳~6歳くらいまでの年齢。矯正の場合は3歳~5歳くらい)に受けさせる方もいるようです。
では実際に、小児矯正を受けさせている保護者の方々は、いつ頃から、そしてどのような目的で子どもに矯正治療を受けさせているのでしょうか。
特徴を明らかにすることで、永久歯が生え揃った時期から行う矯正治療とはまた違った小児矯正のメリットが分かるかもしれません。
そこで今回、小児矯正対応クリニック「海岸歯科室ファミリア」(https://kaigankids.com/)を運営する医療法人社団康樹会 海岸歯科室(https://kaigan-do.com/)は、小児矯正中のお子さんを持つ保護者を対象に「小児矯正」に関する調査を実施しました。
調査概要:「小児矯正」に関する調査
【調査期間】2023年8月1日(火)〜2023年8月2日(水)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,003人
【調査対象】調査回答時に 小児矯正中のお子さんを持つ保護者 と回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
どのような目的で?小児矯正を受けさせる理由とは
はじめに、お子さんに小児矯正を受けさせた理由を伺いました。
「小児矯正を始めた理由として近いものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『歯並びが悪い(歯の生え方が気になる)ため(79.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『永久歯がバランス良く生えてくるのに必要だと思ったため(21.6%)』『子どもの将来に必要だと思ったため(19.5%)』『食事の際など食べ物が良くかめないため(11.1%)』『顎関節症の疑いがあったため(8.9%)』と続きました。
およそ8割の方が、子どもの歯並びが悪かったためと回答しました。
歯並びは、見た目だけでなくかみ合わせにも影響するため、心配になる親が多いのではないでしょうか。
小児矯正っていつ頃から始めたら良いの?小児矯正の相場は、結構まちまち?
先程の調査で、子どもの歯並びが気になって小児矯正を始めた親が多いことがわかりました。
では、何歳くらいから本格的に小児歯科を始める方が多いのでしょうか。
「本格的な矯正治療を始めたのは何歳のときですか?」と質問したところ、『8歳(19.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『7歳(18.4%)』『9歳(16.9%)』『6歳(16.3%)』と続きました。
6歳以降に小児矯正を本格的にスタートする方が多いことがわかりました。
小学校入学後に始める方が多く、幼児期からスタートさせる方は少数派と言えそうです。
次に、小児矯正にかかった費用を伺いました。
「完了までにかかった費用はどのくらいでしたか?(かかる予定ですか?)」と質問したところ、『40万円~60万円未満(25.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『20万円~40万円未満(22.4%)』『10万円~20万円未満(12.3%)』『60万円~80万円未満(12.2%)』『100万円以上(8.1%)』と続きました。
20万円~60万円未満と回答している方がおよそ半数いるという結果が出ており、小児矯正のおおよその相場がわかる結果となりました。
小児矯正は矯正治療ばかりではない!? 顎関節など治療はさまざま
ここまでの調査で、6歳から10歳の間で小児矯正をスタートさせる方が多いことが明らかになりました。
続いて、小児歯科で行う矯正以外の治療について伺いました。
「矯正以外の歯科治療は受けていますか?」と質問したところ、およそ65%の方が『はい(64.4%)』と回答しました。
矯正と治療を平行して行う方は多いようですが、具体的にはどのような治療を行っているのでしょうか。
「これまでに受けたことのある治療をすべて教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『虫歯予防(シーラントやフッ素塗布など)(51.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『虫歯の治療(50.2%)』『歯磨き指導(46.3%)』『クリーニング(45.9%)』『抜歯(乳歯、永久歯など)(23.0%)』『(小児用)マウスピース矯正(インビザラインファーストなど)(14.7%)』と続きました。
虫歯などのトラブルをしっかり予防したうえで小児矯正を受けさせる方が多いことがわかります。
小児矯正は矯正治療だけではなく、子どもの口腔内をさまざまな角度から見て、治療や指導をしていることが明らかになりました。
小児矯正のメリットは? デメリットについても保護者の本音で明らかに!
矯正歯科では矯正だけでなく、虫歯予防やクリーニングなどさまざまな処置や治療が行われていることがわかりました。
次に、小児矯正のメリットを伺ってみましょう。
「実際に小児矯正を始めたことで、どのようなメリットを実感しましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『永久歯が正しい位置から生えてくる(52.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『正しく咀嚼が行える(かみ合わせが良くなる)(31.4%)』『大人になってからの矯正よりも効果的(31.1%)』『虫歯や歯周病になるリスクが減る(25.9%)』『顔貌が良くなる(23.2%)』と続きました。
逆にデメリットを実感したことはあったのか伺ってみましょう。
■小児矯正を行ううえで実感したデメリットとは…?
・痛みがあったようで、子供の行事などとの日程調節がややこしかった(30代/女性/兵庫県)
・子供のため定着するのに時間がかかった 。今でもすぐ外したがる(30代/女性/茨城県)
・保険が適用外なのがデメリット(40代/女性/広島県)
・歯磨きがしにくい、虫歯リスクは上がる(40代/女性/東京都)
小児矯正は親の主導で行う場合が多く、子どもに定着させるのが大変という回答が多く寄せられました。
他にも、調整のために毎月歯科医に通院するのが大変だという声もありました。
小児矯正を受けさせるベストな時期とその理由
ここまでの調査で、小児矯正のメリットとデメリットが明らかになりました。
そこで、小児矯正を実際に行った親に、子どもに小児矯正を受けさせる最適な時期について伺いました。
「小児“矯正”を始めるのに適切なのは、いつ頃だと思いますか?」と質問したところ、『混合歯列期(永久歯列前期、6歳~12歳頃)(72.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『乳歯列期(3歳頃~6歳頃)(20.6%)』『永久歯列期以降(12歳~13歳以降)(6.8%)』と続きました。
約7割の方が、混合歯列期と回答しました。なぜそう思うのか理由を伺ってみましょう
■小児矯正のスタート時期は、混合歯列期が最適な理由とは…?
・治療を理解し本人が受け入れられる年齢であるから(40代/女性/石川県)
・永久歯が正しい位置に生え揃うために(40代/女性/兵庫県)
・生え変わる時にやれば歯を抜かないで矯正できるから(40代/女性/東京都)
・永久歯が生え揃ってからだと、動かすのが大変だから(40代/女性/千葉県)
子どもの年齢が低すぎると、本人が矯正の意味を理解できないため、ある程度理解出来る年齢から始めるのが良いという回答が多く寄せられました。
矯正は痛みを伴うこともあり負担がかかるため、本人が納得できる時期に始めるのがおすすめのようです。
【まとめ】小児矯正のメリットデメリットや、おすすめの開始時期が明らかに!
今回の調査で、小児矯正を子どもに受けさせた目的や開始時期、小児矯正のメリット・デメリットが明らかになりました。
小児矯正のメリットとして、半数以上の方が、永久歯が正しい位置から生えてくると回答しています。
一方、デメリットとしては、子どもが矯正の目的を理解できず、矯正を定着させにくいという回答が多く見られました。
また、小児矯正に最適な時期は「混合歯列期」と回答した方が約7割いるという結果も出ています。
矯正の意味を納得できる年齢であることが、その理由のようです。親だけでなく、子供も矯正の目的をしっかり理解することが、スムーズな小児矯正には大切と言えそうです。
小児矯正なら海岸歯科室がオススメ
今回、「小児矯正」に関する調査を実施した医療法人社団康樹会 海岸歯科室(https://kaigan-hanarabi.com/)は、小児矯正対応クリニック「海岸歯科室ファミリア」(https://kaigankids.com/)を運営しています。
お口まわりの筋肉の間違ったクセで見た目や噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。
また、間違った食べ方・飲み込み方、姿勢が悪い、口呼吸に至るまで、顎の成長期に骨格・まさに歯並びにも影響が出てきます。
お子さんの矯正治療は、こうした成長過程で生じる様々な悪影響を回避し、お口を正しく成長・発育させるための治療です。
矯正治療には、約6~12歳の間に行う初期治療(一期)と、永久歯が生え揃った後の本格治療(二期)があります。二期治療は大人の矯正と同様ですが、一期治療は個々の成長に合わせて土台からしっかり整える矯正を行います。顎の成長を適正にしていくとともに、正しい歯並びや噛み合わせを誘導していきます。
まずは、お口の状態を見せていただき、一人ひとりのお子さんに適した治療プランをご提案させていただきます。お子さんのお口のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
当院では、マイオブレース®︎システムを用いた矯正を行っています。
マイオブレース・システムは、早期予防矯正治療で、悪い歯並びの根本的原因に働きかけることを目的としています。ほとんどの場合、抜歯やブラケット矯正を行わずに自然な成長と発達を実現します。治療に最適な年齢は3~15歳で、口内に装着する取り外し可能な一連の器具を1日1時間と夜間就寝中に装着します。
■仕組み
永久歯が生えるのを待ってからブラケット治療を行うと、残念ながら、歯だけでなく子どもの健康と発育に影響を及ぼす取り返しのつかないダメージを受ける危険性があります。
間違った口腔習癖はすべての永久歯が生え揃う前から明らかになります。つまり従来考えられていたよりもずっと幼少期、早い子どもで3歳から治療が開始できます。
間違った口腔習癖はすべての永久歯が生え揃う前から明らかになります。
つまり従来考えられていたよりもずっと幼少期、早い子どもで3歳から治療が開始できます。
初診専用WEB予約はコチラ:https://haisha-yoyaku.jp/bun2sdental/detail/index/id/z200000068/
歯科医院の紹介
医院名:海岸歯科室(本院)
電話番号:0120-787-318
住所:〒261-0004 千葉県千葉市美浜区高洲3丁目14−6ストーニービル 3F
URL:https://kaigan-do.com/
医院名:海岸歯科室ファミリア
電話番号:0120-707-618
住所:〒261-0004 千葉県千葉市美浜区高洲3丁目15-2ベイマークスクエア1F
URL:https://kaigankids.com/
医院名:海岸歯科Oral Care
TEL:0120-037-318
住所:〒260-0842 千葉県千葉市中央区南町2丁目8−9 大塚ビル2階
URL:https://soga-oral.com/
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