リリモアクリニック内科歯科、予防医療の観点から不眠診療を開始
様々な疾患の原因となる睡眠不足を患者様の状態に合わせてサポート
この度は、様々な疾患の発症原因となる不眠へのアプローチを開始する旨をお知らせいたします。
平均睡眠時間が世界最下位の不眠大国・日本!
日本において、不眠は大きな課題となっています。経済協力開発機構(OECD)の調査※1によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分でした。これは調査対象となった33カ国の中で最下位という結果です。また、厚生労働省の睡眠に関する調査結果※2によると「睡眠全体の質に満足できなかった」と感じている人は34.2%で、「夜間、睡眠途中に目が覚めて困った」という人は48.3%にも上っています。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」※3によると、1カ月間で「週3回以上、睡眠時間が足りなかったことがあった」と回答した人は、男性の17.3%、女性の19.8%でした。睡眠不足の傾向は若い世代ほど強く、男女とも20代は3割以上の人が睡眠時間が足りないと回答。年齢が上がるにつれて睡眠不足を感じる人は減り、60代では男性の10.8%、女性の15.8%でした。
※1. OECD, Gender data portal 2021: Time use across the world
※2. 厚生労働省「令和4年度 健康実態調査結果の報告」
※3. 厚生労働省「国民健康・栄養調査(令和元年)」
肥満、高血圧、糖尿病、循環器病、メタボ、うつなど、睡眠不足が様々な疾患の原因に
睡眠不足が、肥満、高血圧、糖尿病、循環器病、メタボリックシンドロームなどの様々な疾患を発症する危険性を高めることが多くの研究によって示されています。
メンタルヘルスへの影響も明らかになっています。国立精神・神経医療研究センターの研究によると、1日に4時間半ほどの睡眠不足状態が5日間続くと、うつ病や統合失調症の患者と似た脳機能の変化がみられ、不安や混乱、抑うつ(気分の落ち込み)傾向が強まることが明らかにされました※4。睡眠不足の人は、それだけで情動が不安定になり、抑うつも現れてしまいます。
また、短い睡眠時間は総死亡(寿命短縮)の危険性を高めること、睡眠時間が 6 時間未満ではこの危険性が有意に増加することが世界各国の調査により明らかにされています※5。
※4.Motomura Y , Kitamura S , Oba K et al. Sleep debt elicits negative emotional reaction through diminished amygdala-anterior cingulate functional connectivity. PLoS One. 2013; 8(2): e56578
※5.Shen X, Wu Y, Zhang D. Nighttime sleep duration, 24-hour sleep duration and risk of all-cause mortality among adults: a meta-analysis of prospective cohort studies. Sci Rep. 2016;6:21480.
睡眠において、意外に関係が深い医科と歯科
睡眠において、歯科と医科は関係が薄いように思われているかもしれません。しかしながら、実は密接な関係性があります。例えば睡眠時無呼吸症候群の治療として、医科的な治療はもちろんですが、マウスピースを利用した治療も効果的で広く治療に用いられています。また、睡眠時の歯ぎしりも睡眠の質や将来の健康には大きく関連しており、ナイトガードなどは急速に一般化しています。
リリモアクリニック内科歯科では、意外と関係が深い医科と歯科領域で有機的なアプローチをすることも目標としています。
リリモアクリニック内科歯科では、患者様の状態に合わせて最適な治療を提案
リリモアクリニック内科歯科の不眠診療では、将来的により専門的な治療を行うことも視野にいれ、まずは軽度の患者様に向けた治療を開始しています。
まずは不眠を自覚していない方に自覚してもらい、依存性が少なく比較的安全な治療を行うことで一過性の不眠を中長期の不眠に移行させないようにしていきます。
医師による診療をおこない、一人ひとりの患者様に合わせて最適な治療を提案します。月々3,168円(税込)から17,890円(税込)にて、軽度の患者様に向けた「お手軽漢方プラン」「熟睡改善お試しプラン」「入眠改善お試しプラン」などをご用意しており、担当の医師が診療を行います。中程度以上の患者様は、専門の医院との連携を強めて参ります。
不眠診療(自由診療)の詳細について
https://relimore.jp/sleepdisorder/
https://relimore.jp/sleepmedication/
リリモアクリニック内科歯科・院長のコメントとプロフィール
リリモアクリニック内科歯科 院長 各務康貴
【プロフィール】
大分大学医学部卒。医師、救急医療や在宅医療が専門。医師をしながら電通コンサルティングにて中長期戦略策定・新規事業開発・ブランディング戦略などに携わる。
2019年に独立し、予防医療に関連するサービスを行うために、株式会社DRIPSを創業。マウスピース矯正「hanaravi」をサービス開始し、口腔内から予防へのアプローチを行う。
2023年に予防医療に注力する「リリモアクリニック内科歯科」を開業。「hanaravi」で得た知見を活かしながら、自ら院長として、幅広い方に予防医療を提供。
【コメント】
「予防医療を目的として、医療を進めていくなかで、不眠はとても大きなトピックの一つです。私自身も業務を行うなかで、不眠に悩んでいた時期があり、一時的に睡眠薬を利用することで睡眠を改善した経験があります。その際に依存なく安全に薬をやめることができ、新しい薬に驚いたことを覚えています。
この度、当クリニックで不眠診療を開始したことによって、1人でも多くの方の不眠の課題を解消できれば嬉しく思います。
リリモアクリニック内科歯科では、医科と歯科の有機的な連携を通して、人生100年時代において注目が高まる予防医療を引き続き患者様へ提供してまいります。」
「リリモアクリニック内科歯科」について
【クリニック概要】
クリニック名:リリモアクリニック内科歯科
所在地:東京都宿区歌舞伎町1丁目1−19 同栄新宿ビル 3A
院長:各務 康貴
開院:2023年10月31日
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