「手空き時間にボランティア」高齢者の生活課題を地域の助け合いだけで解決するマッチングシステム「えんじょるの」のテスト運用を全国6ヵ所で始めます。
地域包括支援センター・社会福祉協議会・NPO・民間介護事業者など、地域課題解決を目指す6つの団体による実証実験が始まります。さらに運営団体を募集中!2025年6月末まで無料でシステムをお貸しします。
一般社団法人生活互助支援の会(本社:長野県軽井沢町、代表理事:美齊津康弘)は、自社で開発した「手助けが必要な高齢者」と「地域のボランティア」を電話着信だけで簡単にマッチングさせることができるウエブシステム「えんじょるの」(特許取得済)のテスト運用を全国6ヵ所で始めます。「えんじょるの」は地域で暮らす高齢者が抱える様々な生活課題を解決する仕組みを、「コストと時間と労力」をかけずに構築することができるシステム。また従来のボランティア活動と違い、「えんじょるの」で行う活動は手空き時間を使って気軽に行えるため、多くのボランティアを集める事ができるシステムです。
一般社団法人生活互助支援の会は、地域課題解決に取り組む団体(以下「運営団体」と言う)にこのシステムを1年間無償で提供して、システムの効果測定を行います。そして提供を受けた運営団体は、各地域でボランティアや利用者などの「えんじょるの」への登録者を集め、地域の助け合いを広げることによって、高齢者の生活課題を解決していきます。
(現在運用開始が決定している団体はこちら)
https://info.enjorno24.com/operating-organization/entry
「えんじょるの」の特徴
世の中のマッチングシステムは、マッチング「する人」と「される人」の双方がスマホやパソコンを持っていなければ成り立ちません。しかし「えんじょるの」は、片方が「電話」だけでもマッチングが可能です。高齢者は手助けが欲しい時に家の電話から「えんじょるの」に電話着信を入れると、地域のボランティアへ一斉にSOSメールが配信される仕組みになっているため、スマホが使えない高齢者でもボランティアと簡単につながることができるのです(特許取得済)。「えんじょるの」の助け合いのメニューは全部で9つあります。これらは高齢者の生活の中で特にニーズが高いメニューを取り揃えました。
(えんじょるのって何?)https://info.enjorno24.com/info.html
またボランティア側も、自分のスマホに届いたメールやラインを見て、都合が良い時だけ受託して、都合が悪ければ放っておけば良いという手軽さがある為、多くのボランティアを集めることができます。実際に2019年から2021年の2年間、長野県佐久市・小諸市・御代田町・軽井沢町で行った実証実験では、「えんじょるの」の趣旨に賛同してくれた20代から60代までの地域住民105名のボランティアへの登録がありました。このように「えんじょるの」を使えば、大勢の地域住民を巻き込みながらボランティアを増やしていくことで、地域に助け合いのムーブメントを起こすことができます。
動画:(実際に高齢者が「えんじょるの」を使っているニュース映像)
またボランティア団体にとっても、簡単に運営管理が行えるという特徴があります。一般的にボランティア活動を運営管理していくには大きな手間とコストがかかりますが、「えんじょるの」を使えば非常に少ない時間と労力、かつ低コストに運営することができます。
【まだまだ運営団体募集中!】
「えんじょるの」をモニターとして来年春まで運用してくださる自治体・社会福祉協議会・公益団体・NPO・自治会・ボランティア団体・民間企業等の団体を全国から募集しています。皆様の地域で「えんじょるの」を使ってみませんか?は、2025年6月末まで、このシステムを希望する運営団体に無償でお貸しします。お申し込みの際は、このプレスリリースをご覧になったと添えてください。お待ちしています。
お申込みやお問い合わせはメールにて。
mail@seikatugojyo.lsv.jp 美齊津(みさいづ)宛
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