深呼吸誘発デバイス「シンコキュウ」、GUGEN2023で大賞受賞
呼吸を通じて生産性とウェルネス向上を支える革新的なデバイスが、日本最大級のハードウェアコンテストで最優秀作品に選出
〈審査員の山﨑晴太郎氏(左)と株式会社シンコキュウ創業者の三好賢聖(右)GUGEN公式サイトより転載〉
GUGEN2023は、国内大手基板メーカーである株式会社ピーバンドットコム(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:後藤康進)が主催するコンテストで、ハードウェア作品の革新性と機能性を審査します。「シンコキュウ」は計75点の応募作品の中から大賞に選ばれ、副賞100万円(現金50万円+プリント基板製造費50万円相当)が贈られました。
受賞作品:深呼吸誘発デバイス「シンコキュウ」
「シンコキュウ」は、ユーザーの呼吸を自然に深呼吸に導くデバイスであり、スクリーン無呼吸症候群の改善や生産性の向上、ストレスの軽減に貢献します。その設計は、運動共感という現象を応用しており、目にした動きを擬似的に感じさせることで、ユーザーに対してさりげなく呼吸を促します。さらに、呼吸リマインド、コーチング、カスタマイズという3つの機能により、深呼吸の習慣化をサポートします。
本デバイスのプロトタイプでは、生産性の向上、ストレスの軽減、深呼吸の習慣化という3つの効果が確認されています。松山祥樹氏(プロダクトデザイン担当)と小西遼氏(サウンドデザイン担当)などの新進気鋭のクリエイターが参画しており、日常の一息が心地よい体験となるようなデザインによって、深い呼吸の習慣化を後押ししています。2024年のベータ版リリースを予定しています。
〈GUGEN2023大賞に選ばれた深呼吸誘発デバイス「シンコキュウ」〉
GUGENコンテストとは
GUGENとは、国内大手基板メーカー、株式会社ピーバンドットコムによって主催される、ハードウェア分野での革新性と機能性を審査するコンテストです。コンテスト名は、本コンテストの開催主旨である「ユーザーの問題を解決し、『未来のふつう』となりえる製品やサービスを、具現(GUGEN)化すること」に由来します。GUGEN2023は、藤岡淳一氏(JENESIS株式会社 代表取締役社長兼CEO)、山﨑晴太郎氏(株式会社セイタロウデザイン代表、アートディレクター、デザイナー)、石田のり子氏(Granage LLP 代表)という3名の審査員により審査されました。
GUGENコンテスト2023受賞作品結果報告 https://gugen.jp/result/2023.html
〈GUGEN2023授賞式の様子 左から審査員3名、三好賢聖(株式会社シンコキュウ創業者)、他の受賞者たち GUGEN公式サイトより転載〉
株式会社シンコキュウについて
株式会社シンコキュウは、健康で快適な呼吸を行える社会を目指し、呼吸の質を改善することで生産性とウェルビーイングの向上に貢献することを目標としています。2023年に創業され、三好賢聖(慶應義塾大学特別研究員RPDおよび『動きそのもののデザイン:リサーチ・スルー・デザインによる運動共感の探究』(ビー・エヌ・エヌ)の著者)の研究成果を実用化するために設立されました。オフィスワークやテレワークなど長時間デジタル機器を使用する人、受験生、健康づくりに取り組む高齢者、アスリート、ヨガや呼吸法に関心のある人などを広くターゲットユーザーとして捉え、呼吸デバイス「シンコキュウ」を通じて様々な呼吸プログラムを提供します。
企業情報
株式会社シンコキュウ(Shinkokyu Ltd.)
代表取締役:三好加寿代
設立日:2023年7月
本社:東京都渋谷区神泉町10
WEB:http://shinkokyu.jp/
ソーシャルメディア
Instagram:https://www.instagram.com/shinkokyu.jp/
X(Twitter):https://twitter.com/shinkokyujp
note:https://note.com/shinkokyu_jp
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