京仏具・金属工芸ブランド「逸鳳」が世界最高峰のインテリア見本市「メゾン・エ・オブジェ」に初出展
~ 2月17日より当社ショールーム・京都五条「GALLERY逸室」にて展示作品を公開 ~
1930年創業、京仏具・金属工芸の株式会社関崎(本社:京都市下京区、代表取締役:関崎弘和)は、2025年1月16日~20日にフランス・パリで開催された世界最高峰のインテリア・雑貨見本市「メゾン・エ・オブジェ」に初出展しました。当社では、京仏具が受け継ぐ卓越した技・感性を生かした新たな工芸品を展開しており、メゾン・エ・オブジェでは吹分け鋳造製の三足トレイ・花瓶・アートパネル等を出展。展示作品を2月17日(月)より2月20日(木)まで、弊社が展開する「GALLERY逸室」にてメディアの方々に向けた特別公開を開催します。
仏教美術の伝統技法を生かした工芸品の魅力を世界に
仏教各宗の本山が集結する京都には、仏教用具の伝統技術が長年にわたって受け継がれています。当社は「先人の作った伝統を受け継ぎ、こだわりのある製品の製作・人材育成により、京仏具を後世に残す」ことを理念に、伝統工芸仏具の製造に一貫して取り組んでいます。また、京仏具に伝承されてきた技術を生かした工芸品も製造。世界に本物の日本の美を体感していただきたいという思いを込めて、出展する運びとなりました。
来場者の足を止めた、吹分け鋳造の神秘な表現!
メゾン・エ・オブジェとは 1955 年から始まった世界最大級のインテリアとデザイン関連の国際見本市です。吹分け鋳造とは伝統工芸における鋳造技法のひとつで、溶解した2種の金属を一つの鋳型に順次流し込むことにより、幻想的な模様を作りだします。異種の金属が融合することで生まれる“あいまい”で“流動的”な境界線が、一点一点に違った風合いをもたらし、会場ではその工芸の至美をご来場者にご堪能いただき、大変好評でした。
参考:関崎HP内にメゾン・エ・オブジェ2025会場特設ページ
ギャラリー逸室インスタグラム
https://www.instagram.com/kyoto_gallery_isshitsu?igsh=dW1rNWlkMWd6M2R3
京都五条「GALLERY逸室」での公開について
「GALLERY逸室」は築100年の建物を改造、坪庭など京都らしさを残した空間に、生活空間を彩る金属工芸品を展示しています。通常予約制での公開となっていますが、この度「メゾン・エ・オブジェ」に出展した、吹分け鋳造製の三足トレイ・花瓶・アートパネルを展示し、2月12日より2月15日までメディアの方々に特別公開致します。「GALLERY逸室」には、出展作品のほかに、金属工芸品や関蔵ブランドの照明などを展示しています。伝統工芸が生み出す芸術性・空間の美を体感いただければと思います。
<参考資料>
「GALLERY逸室」メディア向け特別公開について
当ギャラリーは、通常予約制での公開となっております。2月17日(月)から17日(木)は、メディアの方々向けに下記時間にて解放しております。
公開時間:10:00~17:00(あらかじめご来場の時間をいただけますと大変幸甚です)
それ以外の日時にお越しになる場合は、ご予約にて対応させていただきます。
<会社概要>
株式会社関崎
設立:1930年(昭和5年)
所在地:京都市下京区西洞院万寿寺上ル永倉町545-4 〒600-8452
事業内容:京仏具・金属工芸 製造卸及び小売販売
経済産業大臣指定伝統的工芸品を金属で京仏具を製作。鋳型造り、鋳込み、切削仕上げ、仕上げ加工、彫刻、着色まで、すべて熟練職人の手により古来伝統技法で製作している。
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