和紙職人が挑戦したクラフトビール開発。その名も「 和紙職人が作った紫式部花酵母のCRAFT BEER 」

NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部が生涯でただ一度、都を離れて暮らした福井県越前市をモチーフとしたクラフトビール

山伝製紙株式会社

山伝製紙株式会社(本社:福井県越前市、代表取締役社長:山口和弘 )がある福井県越前市は、今春の北陸新幹線金沢~敦賀間開業により、新駅「越前たけふ」駅が誕生したり、2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部が、生涯でただ一度だけ都を離れて暮らした地として今話題のスポットです。

福井県越前市は、越前和紙・越前打ち刃物・越前箪笥の伝統工芸も盛んです。
越前和紙は1500年の歴史があり、古くから書・日本画・版画などの芸術作品や襖・壁紙などのインテリア、包装紙・貼り箱・お酒のラベルなど様々な用途に使用されています。山伝製紙株式会社も、この越前和紙の産地で明治初年度に手漉き和紙事業を創業し、現在は機械抄き和紙の製造を営みます。

そんな越前和紙を多くの方々に知って頂くきっかけになるように、山伝製紙株式会社は、福井県越前市と紫式部をモチーフとしたクラフトビール「和紙職人が作った紫式部花酵母のCRAFT BEER 」を企画開発・販売致します。

▪️商品概要

商品名:和紙職人が作った紫式部花酵母のCRAFT BEER

価格 :990円 (税込)

内容量 : 330ml


苦みを抑え、ほんのりと紫蘇が香る、すっきりとした味のゴールデンエール。

男性女性ともに好まれ、大切な方との寛ぎのひとときやお土産としても最適です。

ABV   :4.5%

IBU    :15

原材料:麦芽・ホップ・紫蘇

酵母   :紫式部花酵母・ウィトブレッド・1056



山伝製紙は、祝儀袋などの文具、菓子の包装紙や箱貼り用、壁紙用などの和紙を製造する機械抄き和紙メーカーです。

2023年、北陸新幹線の新駅「越前たけふ」開業とNHK大河ドラマ「光る君へ」に向け、越前市をはじめとする官民組織「紫式部プロジェクト推進協議会」が立ち上げた「パープルハートプロジェクト」に参加しました。パープルハートプロジェクトとは、紫式部にちなみ、統一カラーを紫色にした新商品を開発し、越前市のおいしいものや楽しいものをPRするプロジェクトです。本プロジェクト内で、山伝製紙は福井県越前市をモチーフとしたクラフトビールの開発を致しました。


■和紙職人が作った紫式部花酵母のCRAFT BEER の開発背景

「ビールの色を紫色にする」、「越前市の特産物を入れる」などビールの開発に向け様々な案が出る中、「越前和紙の先人の職人たちのように、誰もやったことがない事に挑戦する」をコンセプトとしたクラフトビールを作ることとなりました。


その挑戦が、「紫式部」の花酵母で醸造するビール造りです。

古くから日本にも自生する樹木の1つ「紫式部」は、シソ科・ムラサキシキブ属に分類され、秋に紫色の実を付けます。東京農業大学の花酵母研究会のご協力のもと、その実からビールの醸造に使う酵母を採取して頂きました。「和紙は生き物のよう」と言われる事もありますが、酵母はまさに生き物。微生物の一種である酵母に対して科学的に取り組む世界は、別次元の職人技です。

                             シソ科 ムラサキシキブの実


ビールの醸造を依頼したのが、大阪市のMARCA BREWING。

MARCA BREWINGとの出会いは、越前市で毎年開催されるイベント「千年未来工藝祭」でした。この出会いから、和紙とクラフトビールは業界は違いますが、地域に根付いたものづくりの姿勢や職人の感性が重要な職人世界であるなど、お互いのモノづくりの共通点の多さに気づかされました。MARCA BREWINGの多種多様なビール造りへのチャレンジ精神と技は、まさに越前和紙の職人のよう。これまで誰もやった事がない紫式部の花酵母のビール造りに一緒に挑戦して頂き、苦みを抑えた・ほんのりと紫蘇が香る・すっきりとした味のゴールデンエールが完成致しました。

                             < 千年未来工藝祭 会場 >                 



ラベルのイラストは、越前市在住のデザイナー・イラストレーターのaiMIKI 氏。

酵母に使用した紫式部の実をはじめ、和紙の原料や水、越前市にゆかりのあるコウノトリや菊の花などの自然が描かれ、越前市の美しい風景と人々が繋がり支え合うことに願いを込めて、デザインして頂きました。


そして、このデザインを印刷したラベルは、もちろん山伝製紙で製造した和紙です。日本国内の様々な日本酒・焼酎・ウイスキーのラベルにご使用頂いている実績と経験から、色鮮やかなデザインの色彩が表現できるように、また、瓶を握ったときに指先で触れる和紙の良さを感じて頂けるように、工夫した和紙となっております。


                 < 山伝製紙株式会社の抄紙風景 >



これまでも発売以降、全国放送NHK「あさイチ」をはじめ、福井県内のニュース番組・新聞雑誌、ネットニュースなど多くのメディアに取り上げて頂き、越前市内の道の駅や酒販業者、福井県内の百貨店で販売致しております。


また、全国のクラフトビールファン、大河ドラマファンにも楽しんで頂けるように、山伝製紙株式会社のホームページで通信販売 ( https://yamadenstore.base.shop )も始まりましたので、ぜひ福井県越前市や越前和紙を知って頂く楽しみの一つとして、一度お手に取ってみて下さい。



【山伝製紙株式会社】

明治初年度より手漉きチリ紙製造を営み、昭和38年に機械抄紙に転向。越前和紙の技、精神を守りつつ、新しい技術や素材も使用し、伝統的な越前美術紙や機能紙を製造しています。

社名:山伝製紙株式会社

代表:山口 和弘

創業:明治初年度

設立:1964年 9月 1日

所在地:福井県越前市南小山町13-23

WEBサイト:https://www.yamaden-seishi.com/



※上記のサイトからお問い合わせフォームにて、ご連絡ください。

( 担当:山口真史 )

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会社概要

URL
https://www.yamaden-seishi.com/
業種
製造業
本社所在地
福井県越前市岩本町1-18
電話番号
0778-27-1556
代表者名
山口和弘
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1964年08月