ジェイキャスエアウェイズ、ATR72-600型機のリース契約に関する意向表明書を締結
株式会社ジェイキャスエアウェイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役白根清司・梅本 祐紀、以下「当社」)は、シンガポールに本社を置く民間旅客機リース会社Avation PLCと、世界最大手のリージョナル航空機メーカーATRが提供するATR72-600型機について、リース契約に関する意向表明書を2024年7月に締結いたしました。本合意により当社は ATR のターボプロップ機による運航を開始することとなり、2025 年末に機体の受領を予定しています。JCASでは初の路線として、関西国際空港(KIX)―富山空港(TOY)、関西国際空港(KIX)―米子(YGJ)の就航を予定しています。
ATR72-600型機は、ATR社が提供する高い快適性と環境性能(低燃費、低騒音)を兼ね備えた最新鋭ターボプロップ機です。座席数は約70席、巡航速度は500km/hとなり、日本を含む世界中のリージョナル航空で利用されている機体になります。
当社代表取締役 白根清司のコメント
「今回の合意は、業界をリードする航空機リース会社の Avaition とリージョナル航空機メーカーの ATR という、業界の優れたパートナーと共に、当社の運航開始に向けた大きな節目となるものです。国内には、医療から通商、ビジネスから観光まで、あらゆる面で地域航空ネットワークを必要とするコミュニティが数多くあります。当社は日本経済の活性化、文化的体験へのアクセス向上、また重要なライフラインの維持を通して、日本の活性化に貢献してまいります」
当社では、今後も「移動と出会いに自由の翼を。」というミッションを掲げ、地域間の交通格差をなくし、就航地の地域の魅力の開発と現地での体験を提供することによって地域創生への貢献を目指してまいります。
【株式会社ジェイキャスエアウェイズについて】
「日本のローカルが、もっと活きる路を。」
株式会社ジェイキャスエアウェイズは2023年6月に設立された日本の地域航空会社です。現在ジェイキャスエアウェイズでは、白根清司と梅本祐紀の共同代表を始めとする新規事業の立ち上げや運航・整備に精通したプロフェッショナル人材が集まり、関西国際空港(関空)を拠点として、関空と富山、関空と米子を結ぶ2路線の就航に向けて準備をしています。これまでの地域航空会社と違う点として、わたしたちは単に地域と地域を航空機の移動で結ぶだけではなく、就航地の地域の魅力の開発と現地での体験を提供することも事業とし、地域創生への貢献も目指しています。
就航初年度は1機、2路線でスタートし、その後5年間で7機、16路線への拡張を目指しています。
【Avation PLC について】
Avation PLC はシンガポールに本社を置く民間旅客機リース会社です。ワイドボディ、単通路型のジェット機およびターボプロップ機を所有・管理し、世界中の航空会社にリースしています。14 カ国、16 の民間航空会社を含む顧客を有しており、航空機は現在全てリースされ、各社で活用されています。ロンドン証券取引所に上場。
【ATR(Avions De Transport Regional G.I.E)について】
ヨーロッパのエアバスとレオナルドの共同事業体として1981年に設立されたリージョナル航空機メーカーです。生産開始以降、1,500機以上を受注しており、90席以下のリージョナル航空機市場を牽引しています。現在は100カ国近くの200を超える航空会社にて運航されています。継続的な改良への注力とターボプロップ技術の本質的な効率性により、ATR 航空機は市場で最も先進的で汎用性が高く、コスト効率の高いリージョナル航空機です。同サイズのリージョナル・ジェット機との比較では、消費燃費、CO2 排出量とも最大45%減となっています。
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