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株式会社インアウトバウンド東北
会社概要

【世界が訪れる東北へ】訪日旅客視点の広域連携で東北のインバウンド受入を加速させる!国立公園の活用やガストロノミーを軸としたツーリズムで更なる商品展開をスタート

(株)インアウトバウンド仙台・松島は、東北全域におけるインバウンド向け旅行商品造成・販売及び持続可能な観光地域づくりに取り組むべく、2024年4月1日に社名を「インアウトバウンド東北」に変更します。

株式会社インアウトバウンド東北

東北の地図を見ると「荒地(三本線)」の記号が目立ちます。訪日旅客がまだあまり訪れていない東北はインバウンドにおける荒野。これらの三本線を観光編集力で”編み”、「世界が訪れる東北」へと魅力を高めていくイメージでロゴをデザインしました。

社名変更の経緯

 株式会社インアウトバウンド仙台・松島(本社:宮城県仙台市、代表取締役:西谷雷佐)は、2018年1月の創業から約6年間、仙台・松島エリアを中心にDMO法人(観光庁登録DMO法人第20065号)としてDMO圏域6市3町(仙台市/塩竈市/名取市/多賀城市/岩沼市/東松島市/松島町/七ヶ浜町/利府町)におけるインバウンドを軸とした観光地域づくりに取り組んで参りました。東日本大震災から復興に向けて、更にはコロナ禍においても観光地域づくりに向けて共に歩んできた地域の皆様のお力添えがあって今日の私たちがあります。改めまして深く感謝申し上げます。

 

 会社設立当初よりDMO圏域に限定したインバウンド誘客は困難と捉え、DMO圏域を中核としながら東北全域への旅行商品造成と販売を視野に入れておりましたが、コロナ禍等の影響によりここ数年は公共事業を中心とした事業運営を行なってまいりました。観光の活力が戻ってきた今、これまで地域で培った経験や想いを継承しつつ、変化の著しい時代の中さらなる観光地域づくりへ取り組むべく、社名を「株式会社インアウトバウンド東北」に変更することといたしました。仙台・松島エリアを中心にDMO法人である強みを活かし、東北全域におけるインバウンド向け旅行商品造成・販売・各種手配及びガイド育成等の「DMC機能(旅行手配や体験の提供=ランドオペレーション)」により注力して参ります。


訪日旅行客視点の広域連携とは?

 つい先日も「東北を3週間程巡りたい」「テーマは震災復興と伝統文化と食」というNYからのお客様の旅行手配とガイド対応をさせて頂きました。このように訪日旅客の多くにとって「宮城県だけ」「松島町だけ」という自治体の境界線はなく、お客様が求める「テーマ」や「物語」に最適化した周遊ルート提案と、顧客満足度の高い手配を実践できるかが重要となります。

東北各地のDMO/DMC/観光協会/宿泊施設等の協力を頂き弊社が総合手配。旅行中も定期的にゲストと連絡を取り合い、細やかなフォローをしながら3週間の旅をサポート(弊社ガイド同行は3日間のみ)。東北にて約200万円の経済効果となりました。

 一方で日本国内DMO/観光協会の多くは「自分の地域だけ」に特化した商品造成等に取り組んでおり、周辺地域と連動した3週間以上に及ぶ行程の作成・手配が難しいケースや、多言語での問い合わせに対応できない団体もまだ多いです。インバウンドに対して地域の強みを活かすには、地域単体での成長に加えて、広域における地域プレイヤーの力を掛け合わせて相乗効果にする指揮者=ランドオペレーターの存在が重要です。しかしこの「訪日旅客視点に寄り添ったランドオペレーションを実践できる団体が少ない」のが東北の現状です。

 そこで株式会社インアウトバウンド東北では、東北各地のDMO/DMC/観光協会/宿泊施設等との連携を深め、それぞれの地域へのクオリティコントロールを行いながら業務発注を行い、ストーリー性のある旅行商品を造成する”ランドオペレーターの役割”を高め、訪日旅客の個別ニーズに最適化した東北全域の旅行商品造成と販売・各種手配及びガイド育成等を展開して参ります。


福島県二本松市安達太良・吾妻 自然センター内に「インアウトバウンド東北 福島支店」を設置

 弊社はここ数年「アドベンチャートラベル」及び「サステナブルツーリズム」に注力してきました。特にアドベンチャートラベルについては2022年ルガーノ(スイス)、2023年北海道で開催されたATWS(Adventure Travel World Summit)への参加を通して東北を周遊する旅行商品の造成を行い、販路形成に繋げています。

ルガーノ(スイス)では本場のアドベンチャートラベルを体験して世界水準への理解を深め、商談会では世界のエージェントとビジネスネットワーキングを通して販路を開拓しました。

 2023年北海道で開催されたATWSで世界的に注目されたのが東北4県にまたがり1,000キロを超えるロングトレイル「みちのく潮風トレイル」です。世界的にハイキングは人気のアクティビティですが、土地勘のない訪日旅客がロングトレイルを歩くことは困難です。そこで地域事業者と連携し、ローカル鉄道を活用してセクションハイク(見どころだけを巡るハイキング)を楽しむ「トレイル&トレイン」の開発を行い、ハイカーの利便性向上や宿の手配、更には荷物配送やガイド対応などに取り組んでいます。

トレイル&トレインのHP。英語ページもあります。荷物配送には海外からの問い合わせが多く、現在は限られたエリアで展開していますが、今後対応エリアを拡大していく予定です。

 みちのく潮風トレイルを歩くゲストにとって「今、八戸市にいる」「ここから階上町だ」という感覚はそれほど強くなく「みちのく潮風トレイルを歩く」という明確なテーマがあり、その構成要素として市町村が形成されています。弊社はこのような「東北のテーマ」に対してシームレスなランドオペレーティングを行なって参ります。

 アドベンチャートラベルに関わるほどにその重要性を再認識するのが「環境保全」です。弊社は東北におけるアドベンチャートラベルの推進と同時に、国立公園等における「環境に配慮した旅」への取り組みを強化すべく、磐梯朝日国立公園の一部である安達太良山エリアに4月1日よりインアウトバウンド東北 福島支店安達太良・吾妻 自然センター(代表:一瀬圭介氏)内】を設置します。支店長にはみちのく潮風トレイルを踏破しLeave No Trace

Level2インストラクター、登山ガイドステージI等の資格を有する後藤光正(ごとう みつまさ)が就任します。国立公園内に支店を設置することを通して、日本ならではの自然体験や環境保全と接続された旅を世界水準にて訪日旅客へ提供して参ります。

安達太良・吾妻 自然センターでは登山関連グッズの販売やレンタル、簡易宿泊等の対応をしております。代表の一瀬圭介氏と連携し、国立公園を軸とした日本らしい山旅の提案や環境保全のランドオペレーティングに積極的に取り組んで参ります。

ニッチなテーマで東北を再編集する

 昨年度実施して手応えを感じたツアーテーマのひとつが「盆栽」です。五葉松の産地である福島市と連携し、安達太良・吾妻 自然センター及び盆栽作家の協力のもと「盆栽作家の視点で山をめぐる」というツアーを実施しました。盆栽はヨーロッパ等世界各国でも人気が高く、ツアー当日はオーストラリアから参加した方もいました。このような「興味のない人には全く刺さらず、興味のある人にはとても刺さる」というニッチなツアーテーマを今後さらに掘り下げて東北全域で展開して参ります。

盆栽作家が、自然の中にある五葉松にインスパイアされて盆栽を作成する着眼点や思考を体感する事ができるツアー。

東北の”食の魅力”をペアリングで再編集する

 訪日目的において必ず上位に入る項目が「日本食を楽しむ」です。日本食は純和食に限らず焼肉やラーメンなどその幅は広いです。弊社では今後「東北の食材×東北の酒」のペアリングに注力し、地域内消費額及び滞在時間の向上に繋げて参ります。

 弊社にて既に展開している訪日旅客向け旅行商品「Tohoku Local Secret Tours」の中でも人気の高い、仙台市内の居酒屋をはしご酒する「Back-alley Bar Hopping in Sendai」では、ペアリングを軸とした上位概念のツアーを間も無くローンチ致します。又、東北各地と連携し「ペアリング×生産者との交流」というストーリー性の高い食関連ツアー商品造成にも精力的に取り組んで参ります。

画像右側のウニとイチゴは、宮城県気仙沼市で提供されているペアリングの様子。

北海道・北関東・沖縄等にて"テーマ"を軸とした更なる広域連携

 広域連携は隣接する地域だけに留まりません。訪日旅客にとってそもそも「日本旅行」である本質を捉える時、関心のあるテーマという軸があれば飛地となるエリアでの旅行商品造成も可能性があると考えています。そのひとつが昨年度モニターツアーとして実施した「黒潮をテーマに東北と沖縄を結ぶ旅」です。

仙台と沖縄は直行便で繋がっている。Local to Localの航空路線活用はインバウンドの鍵になるのではないか。

 東北と沖縄どちらにも黒潮の恵みがあり、その魅力を東北ではハイキング、沖縄ではシュノーケリングで楽しみ、黒潮がもたらす”同じだけど違う”縦長な日本の魅力を提供します。

 他にも例えば「ハイキング」を目的とする訪日旅客には「みちのく潮風トレイル」「熊野古道」「四国お遍路」などを結ぶ、テーマを軸とした広域ツアー造成の可能性があります。これまで弊社が育んできた全国とのネットワークを軸に、テーマを軸とした広域ツアーを造成・販売する事を通して、東北を含めた日本を長期周遊観光する選択肢を増やしていきたいと考えています。


人事体制

4月1日からの人事は以下の体制となります。

専務取締役の西舘は3月にて退任となりました。在籍中は大変お世話になりました。

新役員として、株式会社ライフブリッジの櫻井亮太郎氏が社外取締役として就任します。

<取締役>

代表取締役 西谷雷佐

社外取締役 三島達也(株式会社ジェイアール東日本企画 仙台支社)

社外取締役 櫻井亮太郎(株式会社ライフブリッジ)※新任

専務取締役 西舘保宗 ※退任

<業務執行役員>

福島支店長・DMC事業業務執行役員 後藤光正

DMO事業業務執行役員 工藤雅教

今後も皆様のご期待に沿えるよう役員・スタッフ一同全力にて社業に務める所存でございます。「株式会社インアウトバウンド東北」を引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。


●会社概要

株式会社インアウトバウンド東北

代表取締役:西谷雷佐(にしや らいすけ)

住所:〒983-0044 宮城県仙台市宮城野区宮千代2-1-2 アイランドビル3階(4/16に移転)

電話:022-302-7390

 ※4/15までは旧住所「宮城県仙台市青葉区国分町3-11-5 日宝勾当台西ビル7階」

株式会社インアウトバウンド東北 福島支店

支店長:後藤光正(ごとう みつまさ)

住所:〒964-0074 福島県二本松市岳温泉1-104(安達太良・吾妻 自然センター内)

電話:※現在設置中。当面は上記本社へご連絡ください。


●代表取締役プロフィール

ガイド対応時は全身黄色

西谷雷佐(にしや らいすけ)

2012年着地型観光に特化した「たびすけ」を創業。「短命県体験ツアー⻘森県がお前をKILL」等、地域の暮らしぶりに注目したツアーを多数実施。2018年「インアウトバウンド仙台・松島」を創業(2024年4月社名をインアウトバウンド東北に変更)。ガイドとして訪日旅客のアテンドを行う。

たびすけ合同会社⻄谷 代表  

東北インアウトバウンド連合 理事⻑  

合同会社歩く東北研究所 副代表

一般社団法人 JARTA 理事

一般社団法人宮城創生 DMO 理事
宮城ワーケーション協議会 幹事
国立大学法人弘前大学 非常勤講師

東北芸術工科大学 非常勤講師
Wilderness First Responder 資格取得
Leave No Trace Level 1インストラクター 資格取得
Adventure Travel EDU 修了

サステナビリティ・コーディネーター 修了

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種類
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位置情報
宮城県宮城野区本社・支社
関連リンク
https://biz.jibtv.com/programs/trailblazers/20231117.html
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会社概要

株式会社インアウトバウンド東北

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URL
https://www.inoutbound.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
宮城県仙台市宮城野区宮千代2-1-2 アイランドビル3階
電話番号
022-302-7390
代表者名
西谷雷佐
上場
未上場
資本金
1850万円
設立
2018年01月
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