生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むチューリング社への投資実行に関して
~ヤンマーベンチャーズ2号ファンドを通じて~
ヤンマーベンチャーズ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長/代表パートナー:尾田伸之)は、ヤンマーベンチャーズ2号投資事業有限責任組合(以下、「2号ファンド」)を通じて、生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むTuring株式会社(東京都品川区、代表取締役:山本一成、以下「チューリング社」) に出資したことをお知らせします。本出資は、2号ファンドを通じた最初の出資です。
チューリング社は、’We Overtake Tesla’をミッションに掲げ、生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むスタートアップです。AIの開発において卓越した実績を持つ山本氏と、最先端の自動運転の研究に従事してきた青木氏の両共同創業者が率いるチューリング社は、自社開発のマルチモーダル生成AIを利用することで、従来のアプローチでは到達が困難とされるレベル5の完全自動運転の実現を目指しています。プレシリーズAとなる今回の調達でエンジニアを中心とした人材採用や大規模GPUクラスタを構築し、壮大な目標の実現に向けた開発を加速させていく計画です。
今回ヤンマーベンチャーズは、チューリング社の技術力と、経営陣および事業の魅力に惹かれて優秀な人材が集結する様子にさらなる可能性を感じ、出資させていただきました。米国や中国において競合となり得るスタートアップが続々と生まれる中、チューリング社はそれを超えて、日本の技術でより便利かつ安全な車社会を実現しようとしています。私たちは、今回の出資をきっかけに、将来的な協業の形を模索し、社会にその成果を還元してまいります。
本調達の詳細は、チューリング社のプレスリリースをご覧ください。
■チューリング社の概要:
会社名:Turing株式会社(読み:チューリング、英語表記:Turing Inc.)
代表取締役:山本一成
本社所在地:東京都品川区大崎1丁目11−2 ゲートシティ大崎 イーストタワー4階
事業内容:完全自動運転車両の開発
URL:https://www.turing-motors.com
■2号ファンドの概要:
ヤンマーベンチャーズ株式会社は、2024年2月16日、国内外で革新的な技術を有するスタートアップの成長を支援し、その成果を社会に還元すること、さらに、組合員との協業を促進することを目的として、「ヤンマーベンチャーズ2号投資事業有限責任組合」を設立しました。2号ファンドは、ヤンマーグループのミッションである持続可能な食料生産やエネルギー変換の領域を中心に、革新的な技術を持つスタートアップに投資し、経営支援や業務提携支援などを通じ、投資先の技術の社会実装を図り、未来につながる社会とより豊かな暮らしを実現することを目指します。
■ヤンマーベンチャーズ株式会社について:
ヤンマーベンチャーズ株式会社は、2021年に設立した、コーポレートベンチャーキャピタルです。詳しくは、ヤンマーベンチャーズ株式会社のウェブサイト、および、公式LinkedInご覧ください。
■ヤンマーについて:
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトをご覧ください。
ヤンマーベンチャーズ株式会社
ヤンマーベンチャーズ株式会社は、2021年に設立されたコーポレートベンチャーキャピタルです。
ニュースリリースに記載されている内容は、発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
【本件に関するお問い合わせ先】
ヤンマーベンチャーズ株式会社 経営企画部門
電話番号:06-7526-9930(9:00~17:40 土日祝日は除く)
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