学校と社会をつなぎ、教育現場の課題解決を目指すエデュポルテが、ふるさと納税forGoodでの応援受付を開始しました。
学校×社会(企業・大学・地域など)の教育カリキュラムを開発し、こどもと先生の笑顔をつくります!
この制度では、ふるさと納税制度を活用し、地域や社会の課題解決に取り組むソーシャルスタートアップの経営基盤強化等の支援が行われます。
エデュポルテは、この支援事業により、子どもたちと先生を笑顔にする、学校と社会の共働・教育カリキュラムの開発や、学校と社会がつながるためのコミュニティ・プラットフォームを構築します。
ぜひ皆様のご支援・応援をお願いいたします!
■応援&プロジェクトページはこちら
https://furusato-forgood.jp/projects/000073
1.学校現場の状況について
あなたにとって「学校」ってどんな存在ですか?
勉強した、友達と遊んだ、ケンカした、体育会にクラブ活動と、一人ひとりかけがえのない記憶があると思います。
そんな、学校が、今、崩壊寸前の危機にあります。
いじめ認知件数は約68万人、不登校者数も約30万人と年々悪化の一途。
日本の将来が「よくなる」と思うこどもはたった13%と、こどもたちが未来に希望をもてなくなっています。
こどもたちと日々触れあう先生たちも悲鳴を上げています。
朝は7時に出勤し、生徒が下校する16時まで、子どもたちにつきっきりでトイレに行く暇もありません。
そこから、職員会議、授業の振り返りに明日の準備、保護者対応、不登校児童サポートやトラブル対応…と、時間はまったく足りません。
ある調査では、時間外勤務の平均は小学校93時間、中学校113時間。過労死ラインを軽く超えています。
人手も時間もないという状況に加え、学校、特に公立学校は、自由にできる予算が年数万円程度。新しいチャレンジをするにも、使えるお金もほとんどありません。
かたや、学校外からは、「教育」分野は、ある種の聖域(=お金の話がタブー)な風潮もあり、外部のステキなアイデアや技術があっても、学校とのコラボはなかなか実現しません。
そう、中からも外からも動きの取れない状態です。
このまま、「未来をつくる子ども」の学びと育みが、先生の肩にだけ乗っかり続けてしまうと、学校教育は崩壊してしまいます。
「閉鎖気味で、独自文化」なイメージのある学校から「①数百から1000名以上のこどもが毎日あつまり、②広い敷地・グラウンドに、③多目的に充実した施設」と“可能性にあふれたフィールド”へ、学校の魅力を再定義し、社会をつなげること。そのことこそが学校教育の現場に差し迫った課題を解決し、こどもたちの未来と笑顔を守ることだと信じています。
2.エデュポルテの実現したい未来
私たちは、子どもたちが「明日はもっと楽しい」と思える社会のために、未来のために、学校を孤立させず、社会で子どもたちを育める世界をつくります。
そのために、このプロジェクトを通じて、学校×社会(企業等)が共働してつくる教育カリキュラムの実践&成功事例をつくり、そして、支える人たちが気軽に参加し、つながることのできるコミュニティプラットフォームをつくりたいと思っています。
開発を目指している教育カリキュラムの一部をご紹介します。
○博士×学校:6~12コマ
・大学の専門的な研究者及び研究者の卵との最先端に触れる機会(授業・実験)を創出
・濃密なコミュニケーションから“学びの魅力”を再発見。将来の博士人材へ。
○食×地域×学校:8~10コマ
・過疎地域の農業体験や、遊歩道づくりなど、「地域創成」を体感する
・農産品のロス問題、SDGsの根本原因や、社会問題へのマインド醸成
○書店×まちづくり×学校:5~8コマ
・地域の書店を核とした、街の魅力発見と地元イベントづくりに参加
・地域への愛着、自分ごととしてのまちづくりに参加するこどもが増える
なお、学校と社会をつなげた取組みは、出前授業や社会科見学のような形として、個々のレベルではこれまでも実践されています。が、スポットのものが多く、それではかえって先生や企業など、それぞれの調整負担等は少なくありません。(もちろん、それもこどもたちにとって良い体験ではありますが)
ここに戦略的に大きく切り込み、「教育カリキュラム」として開発段階から関わることこそが、こどもたちにとってもよりおもしろく、同時に学校や関わる人たちの負担感も減らせると確信しています。
私たちが目指す世界のためには、単発で終わらせない持続可能な仕組みづくりが必要不可欠です。
「社会で子供たちの学びと育ちを支える持続可能なモデル」を必ずや実現します。
3.ふるさと納税の使い道
プロジェクトで集まった資金は、下記に活用させていただきたいと思っております。
○学校×社会の教育カリキュラム開発費用
現在、前項に記載した教育カリキュラムを開発中です。
実践したい学校や賛同パートナーもおりますが、継続し続けるための開発・運営費に苦慮しています。本プロジェクトを通じて、5つのカリキュラムの開発と実践を目指しています。
○プラットフォームの開発・運営費用
学校の先生や、保護者、学校とつながりたい人達、教育に関心のある人たちなどが交流できるコミュニティを作っています。
既存のSNS等を活用したものであり、情報が一方通行になりがちであるなどの課題を抱えています。
誰でも気軽にいつでも参加しやすく、また、双方向のコミュニケーションも可能とするハイブリッドコミュニティへと発展させたく、そのためのプラットフォーム構築にかかる開発・運営費に利用したいと思っています。
4.最後に・代表より
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私は小学校教師として15年勤務しました。教師の仕事は大好きでしたが、課題が山積する教育現場をもっと支えたい、そしてこどもたちにもっと笑顔を、とプロジェクトを立ち上げました。社会の力でこどもを育む世界を実現したく、毎日走り回っています。
私たちは、福岡からはじまるこのプロジェクトが、学校のとびらを社会にひらき、学校×企業×地域×・・・のモデルとして、日本の教育の在り方そのものを変えることになると信じています。
このプロジェクトを通じ、「学校」×「民間企業」などが、こどもたちにも、学校(の先生)にも企業にも、と参加する人、全員にとって魅力とメリットがあるという実践事例を重ねていくことで、そのコラボレーションを当たり前にする、そして学校の内外のマインドそのものを変革したいと思っています。
教育は、未来を担う子どもたちの学びと育みを支える土台です。
すべての子供たちが、「明日はもっと楽しい」と思える社会の実現に向けて、みなさまの応援よろしくお願いいたします。
■会社概要
EduPorte株式会社
代表者名:宮崎麻世
所在地:福岡県福岡市東区塩浜
事業内容:
○ 学校と企業のマッチング&プログラム開発
○ 教育関連コミュニティ企画運営
○ セミナー・研修
■公式サイト:https://eduporte.co.jp
■問い合わせ先:info@eduporte.co.jp
すべての画像