10月19日は「イクメンの日」建設業の男性育休取得率の低さに挑む邁進エンジニアリングの取り組み

建設業の男性育休取得率は、全業種平均を下回る

株式会社邁進ホールディングス

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 主にプラントエンジニア事業を行う株式会社邁進エンジニアリング(代表取締役:真鍋豪輝)(以下:邁進エンジニアリング)で、初の男性育児休業(以下:男性育休)取得者が誕生しました。2024年問題や人手不足など、人材に関する課題を解決するため、邁進エンジニアリングは今後ダイバーシティ企業を目指し、働きやすい職場づくりを行うことが重要だと考えます。そのための第一歩として、「男性社会」である建設業でも、気軽に男性育休が取得できる環境づくりを進めています。

 10月19日は「とう(10)さん」「い(1)く(9)じ」と読む語呂合わせから、男性の育児休暇推進運動など啓発活動を行う「イクメンオブザイヤー実行委員会」によって「イクメンの日」に制定されています。産業別、愛媛県内の男性育休に関する統計データをご紹介するとともに、実際に取得した社員の声をお届けします。


男性育休取得率は全業種平均41.2%、建設業34.4%とワースト4位

 令和6年5月17日に厚生労働省が公表した令和5年度厚生労働省委託事業「女性の活躍推進及び両立支援に関する総合的情報提供事業」の一環として行われた「女性活躍に関する調査」(調査実施者:東京海上ディーアール株式会社)によると、令和4年1月1日から12月31日の期間における育休の利用率は全国平均で41.2%。ワースト1位は生活関連サービス業・娯楽業(30.4%)で、次いで、宿泊業・飲食サービス業(31.9%)、運輸業・郵便業(32.5%)と続き、その次に建設業(34.4%)という結果が出ています。この数字から、建設業において男性の育児休業取得が他の主要産業に比べて低いことが分かります。

出典:「女性活躍に関する調査」(厚生労働省)P128(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40278.html

■2023年愛媛県の男性育休取得率は過去最高を記録

 愛媛県によると、2023年度の愛媛県における男性育休取得率は、過去最高の28.5%に達しました。
愛媛県内の産業別データは確認できませんでしたが、人手が重要である建設業界では、課題が多く取得が難しい現状があります。

出典:愛媛県庁「仕事と家庭の両立支援に関する雇用環境調査」結果について プレスリリース

https://www.pref.ehime.jp/uploaded/attachment/108137.pdf

■邁進エンジニアリングの取り組み

 男性育休の実施のきっかけは社員からの要望でした。男性社会であり、これまで取得せずに過ごすのが当たり前の社員にも、男性育休の大切さを理解してもらえるよう現場管理者から説明し、会社全体の取得ムードを醸成しました。期間を産後の1か月と設定し、その間の仕事の引継ぎや、戻ってくるときの仕事量や現場についても話し合いの場を設け、できる限り本人もフォローする社員たちも取得後のギャップが少ないように念入りに話し合いました。

■男性育休取得期間

取得期間:2024年8月22日~9月22日(産後1か月間)

■男性育休を取得した社員からのコメント

 きっかけは妻からの要望でしたが、職場の皆さんも前向きに後押ししてくれ、自分が抜けた穴もチームでしっかりフォローしてもらえました。男性育休を取得したことで、子どもと向き合う時間を持つことができ、家族全員のために料理や掃除、子どものケアなどを行うことができました。将来的にまた子どもが欲しいと思った時には再度育休を取得して家族の時間を大切にしたいです。また、部下や後輩が育休を取得したい時には、今回自分が経験したように、後押しし、彼らが安心して休めるようアドバイスやフォローをしたいと思います。妻も『取得してもらわなければ絶対に辛かった』と言っており、改めて男性育休の重要性を感じています。(以下:男性育休中の写真)

子どもを抱っこし寝かせる様子
男性社員が子どもにミルクをあげる様子

■社長メッセージ

 建設業で男性が多い職場であるからこそ、家族を持って働く喜びを社員に感じてもらうことが重要だと考えています。男性社員が育児休業を取得することは、社員の人生を充実させる大切な一歩です。仕事とプライベートの両方を充実させられるより魅力的な企業を目指し、社員が誇りを持って働ける環境を築いていきたいと思っています。


■邁進エンジニアリングの挑戦

 弊社は、創業当初から「売上高100億円企業」を目標に掲げており、以下の事業展開や施策を進行中です。


【海外展開と外国人人材の採用】
2024年問題や日本人の労働人口の減少など、様々な業界の課題への対策として、働きやすい環境づくりを進めるとともに、日本人の採用だけでなく「外国人人材の採用・育成」を強化しています。そして、日本国内でより”頼りにされる会社”を目指すことはもちろん、「邁進の技術」をもって世界に事業を展開させていきます。現在、ベトナムに新事務所を設立し、ベトナムのインフラ事業に参入するよう手続きを進めています。以下「外国人人材の採用・育成」強化の具体的な取り組みを挙げています。

●ベトナムの大学との契約締結
海外からの学生インターンや大学新卒を受け入れ採用していきます。
今年の1月29日には、ベトナムのホーチミン市工科大学とMOU調印式を行い、インターンシップや就職、奨学金制度について取り決めを交わしました。

●ベトナム人の採用
今年4月1日にはベトナム人の新卒を2名採用しました。異国で働くことへの不安や孤独感を少しでも軽くできるよう、精神面でのフォローができる研修やコミュニケーションの場を設けるなどを行っています。少しずつではありますが、愛媛県新居浜市ではまだまだ珍しい、人種・性別などを問わない”ダイバーシティ化”を進めていきます。

固定観念にとらわれず、日本人だけでなく外国人人材も働きやすく、社員が安心できる会社づくりを引き続き、徹底してまいります。

【会社概要】
社名:株式会社邁進エンジニアリング
代表:真鍋 豪輝(まなべ ごうき)
本社所在地:愛媛県新居浜市上原3-1-22
設立年:2015年      資本金:3,500万円
従業員数:合計60名
事業内容:プラントエンジニア・人材事業

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会社概要

URL
-
業種
製造業
本社所在地
愛媛県新居浜市中村三丁目7番46号
電話番号
-
代表者名
松本悠希
上場
未上場
資本金
900万円
設立
2024年01月