学生インターンシップグループにおける医療AIの研究開発
医療機関ではさまざまな問題を抱えていますが、その解決策として学生インターンシップグループが生成AIなどを用いた新しい技術開発を行っています。この度、整形外科領域の再生医療であるPRP治療・幹細胞治療を専門におこなっている医療機関の協力を得て、変形性関節症患者における新たな治療手段であるPRP治療の効果予測を行うAIモデルを開発しました。
このモデルは、患者のアンケート調査(KOOSスコア)といくつかの因子を用いてAI解析することで、PRP治療が有効かどうかを予測するモデルであり、85%以上の精度で予測できることが明らかとなりました。将来的には患者の膝関節デジカメ画像でPRP治療が有効かどうかを予測するモデルにつなげる計画で、遠隔地にいる患者は、デジカメ画像を医療機関に送ることで、治療の効果予測が可能となるスキームの確立を目指しています。
この研究開発は、2025年3月20日(木)~22日(土)@パシフィコ横浜ノースで開催される日本再生医療学会で発表予定です。発表タイトルは「生成AIを用いた変形性膝関節症へのPRP治療の効果予測」です。

また、その他の研究開発として、再生医療クリニック専用の診療時間外ボイスチャット、QRコードを用いたデータ基盤の開発などを学生インターンシップグループで行っています。これらの医療AIの研究開発は、医療機関の問題解決に有用であることが示唆されています。
■医療法人財団檜扇会 クリニック名古屋ちくさヒルズについて
【財団名】医療法人財団檜扇会 クリニック名古屋ちくさヒルズ
【所在地】愛知県名古屋市千種区千種2-24-2 千種タワーヒルズ1階
【設立年月日】2012年7月
【理事長】林衆治
【院長】林祐司
【URL】https://www.clinic-chikusahills.com/
【問い合わせ】受付:山口 院長:林祐司
電話:052-753-7935 / 070-4077-7021 メール:info@clinic-chiksuahills.com
すべての画像