株式会社伊藤商店、京都舞鶴港から世界へ鉄スクラップ3,000トンをバルク船で輸出
創業70年の京都企業が、挑戦を続ける京都舞鶴港と共に新たな一歩を踏み出します。
金属スクラップのリサイクル事業を手掛ける、株式会社伊藤商店(本社:京都市南区、代表取締役:伊藤 博永、以下「伊藤商店」)は2025年8月25日(月)付で、京都舞鶴港より鉄スクラップ約3,000トンの輸出を開始することをお知らせいたします。

バルク船を利用した鉄3,000トンの一括出荷体制を確立
伊藤商店ではこれまで、ステンレスやアルミ、銅などの非鉄金属スクラップを主にコンテナ船で輸出してきた実績があります。しかし、大量の鉄スクラップをバルク船で輸出するのは当社として初めての試みです。
大量の鉄を保管できる自社工場と合わせて「ばら積み船」とも呼ばれるバルク船を利用することで、一度に数千トン規模のスクラップを輸送・出荷できるように。コンテナ船を使った従来の輸送方式と比較して、物流効率の向上と輸送コストの削減が期待できます。
伊藤商店では今回の事例を先駆けとして、国内外からの需要に対してより柔軟に応えられるようになることを期待しています。
舞鶴港と共に発展していくために

京都府北部に位置する京都舞鶴港は、日本海側に開かれた国際貿易港としてのポテンシャルを有しています。伊藤商店ではこの港を本格活用し、大型船でのスクラップ輸出を行うことといたしました。京都舞鶴港における同様の事例はほとんどみられず、新たな挑戦になると言っても過言ではありません。
長年にわたり京都で金属リサイクル事業を展開してきた当社にとって、京都・舞鶴の港湾インフラを積極的に活用することは、地域経済への貢献と共生の一環でもあります。今後も京都の企業として、港湾整備が進む京都舞鶴港の活性化や、北近畿地域における物流拠点機能の強化に寄与していく所存です。
専務コメント
バルク船を使った、京都舞鶴港からの鉄スクラップ3,000トンの輸出は、当社としても初となる挑戦的な取り組みです。従来のコンテナ輸送と比較して、一度に大量輸出を可能にすることで物流効率を飛躍的に高めるとともに、地域経済の活性化にも寄与できると期待しています。
これは、舞鶴が有する地域インフラを最大限に活用し、新たな価値を生み出す契機でもあると考えています。今後も舞鶴港との強固なパートナーシップを築きながら、地域社会とともに成長を目指してまいります。
株式会社伊藤商店
専務取締役 伊藤 真悟
伊藤商店について
京都の地で創業して以来、70年以上にわたって金属リサイクルに携わってきた老舗企業。関西一円での廃棄金属のリサイクル・輸出入事業を通じて、地域経済と共生しながら事業を展開しています。
【会社概要】
会社名: 株式会社伊藤商店
本社所在地: 京都府京都市南区吉祥院石原上川原町6
代表者: 代表取締役社長 伊藤 博永
設立: 1952年(昭和27年)創業
事業内容: 金属スクラップの回収・加工・リサイクルおよび輸出入事業、解体工事業者紹介サービス「JOBJIN」の運営 ほか
コーポレートサイト: https://www.iron-ito.co.jp/
解体工事業者紹介サービス「JOBJIN」:https://lp.jobjin.jp/
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