ワークショップとWEBコンテンツ制作で中小企業の人材採用を支援

～関西電力発の社内ベンチャー「ソコナラ」が10/3より福岡でサービスを開始～

株式会社ソコナラ

2024年10月3日 14時00分

関西電力グループの株式会社ソコナラ（代表取締役：三宅庸介、以下「ソコナラ」）は、採用・転職支援事業およびWEB求人広告事業を１０月３日より開始します。

ウェブサイト：https://sokonara.co.jp

■ 課題認識と創業の想い

日本の企業数の99.7%、地方圏では雇用の8割を占め、経済・社会の基盤を支える中小企業。近年は人材不足が深刻化しており、地域経済やコミュニティの持続可能な発展に大きな影響を及ぼしています。特に、少子高齢化が進む中で、地元産業を支える現役世代の減少は地域経済における活力の低下を招いており、多くの地域において喫緊の課題となっています。

代表の三宅庸介は、九州大学大学院卒業後、2006年より関西電力の技術営業として法人向けコンサルティング業務に従事。エネルギーに関わるコンサルティングや、部署内での報奨制度・研修・インターン設計に関わることで「人事領域」に関するソリューションや知識の重要性を感じていました。その後、国家資格キャリアコンサルタントの取得や、関西電力の人事ソリューション整理を通じ、より経営層に寄り添ったコンサルティングメニューの充実を図る中で、現場では経営課題としてエネルギーよりも人材の方がペインが強いと痛感し、事業の立ち上げを決意しました。

■ 株式会社ソコナラについて

ソコナラは、「そこなら　はじまる　地域での第一歩。」というコンセプトのもと、求人企業と転職希望者が対面で一堂に会するワークショップの機会「ソコナラMEET」、企業の魅力を採用コンテンツとしてWEB上に掲載するサービス「ソコナラWEB」を通じ、人・企業・地域にとって新たな転機を創造するサービスを提供します。

■ サービスの特徴

①転職希望者と企業が共に将来を描く仮想転職プロセス

「この会社で働いたら何ができるか」という前提のもと、転職希望者は自己分析を深め、経営層や他の参加者とともにその会社での働くイメージを具体的に共有します。また、他の参加者や経営層の視点から前向きなフィードバックを受けることで、転職希望者は自分に合ったキャリアの活躍の場について、より深く考える機会を得るとともに自己肯定感も高まります。このプロセスにより、通常の採用イベントと比べて、参加企業への志望度が高まる効果があります。

②ワークショップによるWEBコンテンツの生成

ワークショップに参加することで、経営層のこれまでのキャリアや将来への思いなど、通常の企業WEBページでは伝えきれない、経営層の内面的な魅力を共有します。さらに、ワークショップでの内容はそのまま採用コンテンツとしてWEBページに反映されるため、ワークショップに参加するだけで、経営層の人柄やビジョンを伝える特徴的なWEBページが完成します。これにより、経営層自体が地域企業の魅力となり、転職希望者にとってやりがいのある職場として広く認知される効果があります。

③交流会による人材への深い理解

交流会では、参加者が自然体で振る舞うため、面接ではわからない人柄や適性を肌感覚で見極めることができます。特に、企業にフィットするかどうかを交流の中で直接感じ取ることが可能です。さらに、ワークショップを通じて深い話をした後、興味を持った参加者と対話を重ねることで、マッチングの精度を高めることができます。

私たちソコナラは、経営層と転職希望者との直接の出会いによって、地域企業の魅力を引き出すことで採用力を高め、住みたい地域で充実した自分らしいキャリアを歩む選択肢を個人に提供して参ります。また、U・Iターン転職先の候補として地域企業での自分らしい働き方を選択する人材が地域に還流することで、持続可能な地域経済の発展を実現したいと考えています。

なお、今後のサービス展開を見据え、有料職業紹介事業については、10月1日付にて許可証を取得※1しています。

当面は福岡エリアにてサービスを提供し、今後は全国各地への展開を予定しています。