【茨城】地域企業のブランディングを支援するサービス「BANSO」を本格始動。対話を通じて経営課題を深掘りし、コンセプトとデザインを一貫で提供

笠間市のデザイン事務所トランクが、ヒアリングから課題の深掘り、コンセプト・デザイン作成〜ブランド公開までをサポート。11月に移転する新社屋では、本サービス専用のワークショップルームを設置

株式会社トランク

2024年10月29日 10時00分

茨城県のデザイン事務所、株式会社トランク（本社：茨城県笠間市笠間1605、代表：笹目亮太郎）は、11月から新社屋に移転します。ここで、クライアントが自社に向き合うための時間を提供するワークショップルームを設け、経営の目的や課題を深く掘り下げ、コンセプトとして言語化するブランディングサービス「BANSO」を本格始動します。BANSOは、トップヒアリングやワークショップを通じて、コンセプト（あり方）とデザイン（やり方）を一貫して提供することを目指しています。2022年のサービス開始からすでに12社の県内の企業様に活用いただいており、新規事業立ち上げや商品開発などの成果を上げています。
ご利用に関するお問い合わせ先：https://trunk-inc.jp/contact/

●コンセプトとデザインを一貫して提供できる県内唯一のブランディングサービス

・「自社の価値や理念が伝わっていない」

・「自社の強みや価値をどう表現すれば良いのかわからない」

・「短期的な目標に追われ、中長期的なブランディングの方向性が定まっていない」

・「社内でもビジョンやミッションが共有されておらず、従業員がどの方向に向かっているのか分からない」

こういった悩みに、思い当たる節はありませんか？

「BANSO」は、このような課題に対してコンセプト（あり方）とデザイン（やり方）を一貫して提供するブランディングサービスです。（下記図参照）

※BANSOが県内唯一のブランディングサービスであることは自社調べによるものです。

　調査年月：2024年10月

　調査方法：検索エンジンによるリサーチ

●本サービス提供開始の背景

弊社が本サービスを開始するに至った背景には、私達自身のデザインに対する試行錯誤の積み重ねがありました。
デザイン制作に専念していた私達は、ご依頼いただいた制作物を通してお客様のご要望にお答えしてきました。しかしデザインするだけでは、お客様が抱える「本質的な課題解決」には、答えられないのではないか？というもどかしさも常に感じていました。
では、どうすれば企業の本質的な課題に私達のデザインを役立たることができるのか？　という問いについて試行錯誤を繰り返す中で、デザインをする前に企業の理念や経営の目的、歴史、価値、強みなど、その企業にしかない文化についてじっくり掘り下げながら、ただただ深くお客様を理解する、というアプローチにたどりついたのです。
こうして出来上がったのが『BANSO』でした。お客様とともにワークショップをする中で見出したその会社にしかない「文化」をブランドコンセプトという一つの言葉に変換し、それを軸にしてデザイン（アウトプット）していく。
こうして出来上がったデザインはその企業そのものであり、まさに唯一無二の表現となります。これが私達TRUNKが提供したいデザインであり、ブランディングなのです。

BANSO誕生の経緯について詳しく知りたい方は、弊社のnoteをご覧ください。

TRUNKバタアシ戦記第4話：https://note.com/trunk_inc/n/n4cf9ef300d1e?magazine_key=md08f249493dd

TRUNKバタアシ戦記第５話：https://note.com/trunk_inc/n/n8aadb118e26e

●あり方（コンセプト）のフェーズ

(1)トップヒアリング

ブランディングにおいて一番大切な「トップの熱い思い」を伺います。ブランディングをして何を達成したいか、期待することなども伺っていきます。

※この場合の「トップ」とは経営者のみならず、プロジェクトの責任者や担当者、意思決定者なども含みます。

(2)ワークショップ

TRUNKのファシリテーションにより、プロジェクトメンバー全員で重要度の高い課題、改善点をみつけます。メンバー自身に気づきが得られ、会社の現状をより深く理解し、ブランディング戦略の基礎固めをします。

※ワークショップは通常3回程度行います。

(3)ブランドコンセプトを作る

ワークショップによって導き出した数々の気づきを、「ブランドコンセプト」にまとめます。「ブランドコンセプト」にはブランドの判断基準となるもの、そしてその後生み出される様々なデザインのスタート地点の役割があります。

●やり方（デザイン）のフェーズ

(4)デザイン提案

ブランドコンセプトをビジュアルに具現化するデザイン制作に移っていきます。最適なデザインツールは、ワークショップで得た情報を基に検討し、当社から提案いたします。

ブランドの公開後も、改善をし続けることが大切です。精度を上げるために、トランクはクライアント企業とともにトライアンドエラーを繰り返し、ブランドを育てていきます。

●ワークショップルームについて

株式会社トランクは、11月から新社屋に移転いたします。 そこには、弊社クライアントである企業の経営者さまや社員さまが本質的な課題に向き合える特別な空間、BANSOのワークショップルームがあります。この空間は単なる打ち合わせのためのスペースではなく、BANSOのワークショップのために作られた空間です。これまでのBANSOサービスは、私たちがクライアントのオフィスに出向いてワークショップを提供してきましたが、ワークショップ中に来客や電話対応を優先しなければいけない場面が多く、会社のことを集中してじっくり考える時間を作ることが、経営者・社員の方にとって難しいことに気づきました。

「ワークショップ中に経営者・社員のみなさまがより集中でき、本質的な意見を引き出すためには何が必要だろうか？」と考えた末に、新社屋にBANSOのための空間を作ることに決めました。BANSOのワークショップルームは、普段は向き合いたくても時間の取れない経営課題やビジョンについてじっくりと話し合えるように設計されています。電話や業務による中断がなく、経営者と社員のみなさまが自社の「さまざまな課題」について話し合い、新たな方向性を見出すために重要な場となります。日々の業務から一旦離れて、自社のためだけに向き合うことのできる時間を提供いたします。

ワークショップルームの写真。BANSOのために、特注の丸いテーブルを制作しました。

●BANSOから誕生したプロジェクトのご紹介

hikiZAN (株式会社今橋製作所さま(日立)初のBtoCプロジェクト)

弊社の最新note記事にhikiZANでの取り組みを掲載しております！

バタアシTRUNK戦記 7話：https://note.com/trunk_inc/n/n989a7ac6b0d6

日立市の金属切削加工に強みを持つ株式会社今橋製作所さまが手がける初のBtoCプロジェクト「hikiZAN」のブランディング事例。

プロジェクトサイト：https://www.hikizan-titan.jp/project/project/

弊社サイト内の紹介ページ：https://trunk-inc.jp/projects/p1917/

ブランドコンセプト

“「未知」を切りだす”

デザイン内容

・ブランドネームとタグラインの提案

・ロゴデザイン

・プロダクトプロデュース

・プロジェクトサイト作成

・パンフレット、包装紙、ショッパー、パッケージのデザイン

・ブランドサイトと展示会ブースのデザイン

成島建設株式会社(つくばみらい市)

茨城県つくばみらい市で約60年に渡り地域との絆を築いてきた建設会社成島建設さまとのプロジェクトです。

コーポレートサイト：https://narushima-mirai.co.jp/

弊社サイト内の紹介ページ：https://trunk-inc.jp/projects/p1513/

ブランドコンセプト

“優しいほうの建設会社”

デザイン内容

・ロゴデザイン

・webサイト

・名刺、封筒、御見積書、卓上カレンダーの他

・ヘルメット

・オリジナルタオル

choice! (カーレポ株式会社さま(水戸)初のBtoCサービス)

車整備事業をしているカーレポ株式会社さまとのプロジェクトです。ワークショップを経ていく中で、新規事業のアイデアが参加者から出てきました。それを元に生まれたのが、初のBtoCサービス「choice!」です。

プロジェクトサイト：https://choice.carepo.co.jp/

弊社サイト内の事例紹介ページ：https://trunk-inc.jp/projects/p127/

ブランドコンセプト

“挑む人の、味方”（企業のブランドコンセプト）

“For GOOD”（サービスのブランドコンセプト）

デザイン内容

・新サービスのネームとタグラインの提案

・ロゴデザイン

・webサイト

・営業ツール

●BANSOで得られる効果

改めて自社のことを深く理解する機会となる
自社の価値を改めて言語化する機会となるので、なんとなく感じていたり、気づいていなかった価値に気付く
自社の課題や解決すべき問題が明確化する。
自ら関わることで、深い納得感がある。
社員（参加メンバー）が考えていることや思いが共有できる。
グループで参加することで、社内への理解浸透のスピードも早くなる。（理解が得やすくなる）
納得と理解があるので、その後の制作物（デザイン）への移行がスムーズになる
伝えるべきこととその伝え方が明確になっているので、ブランドの確立がしやすい。
ブランド戦略そのものと言える、「ブランドコンセプト」が設定できる。

●トランクからのメッセージ

弊社の理念は「純度を高める」です。

企業の「純度を高める」ためには、経営の本質的な課題にアプローチする必要があります。
それは、従来のデザインワークのような単なるアウトプットのためのアプローチでは到達できません。
なぜなら経営や商品の本質的な課題は、時にもやもやとして実態がつかみづらく、経営者や社員も正確に認識できていない、言語化できていないというケースが珍しくないからです。

だからこそ、BANSOではトップヒアリングやワークショップを通じて、企業の理念と課題を深く掘り下げ、コンセプトとデザインを一貫して提供します。

茨城には、優れた技術、商品、サービスを持ちながら、まだ十分に認知されていない多くの中小企業が存在します。ブランディングを通して、そんな素晴らしい会社を1社でも多く、世の中に伝えていくことが私たちの使命です。

ブランディングや、経営のお悩みなど、まずはお気軽にお問い合わせください。

https://trunk-inc.jp/contact/

代表：笹目亮太郎