愛媛県産の新かんきつ「紅プリンセス」がいよいよ本格販売スタート。出荷開始に先立ち、愛媛県知事が一足早くお披露目。20年の歳月を経て発表
お披露目会には食べチョク秋元さん、みきゃん、みかん研究所長も登壇
愛媛県産のオリジナルかんきつである「紅まどんな・紅かんぺい・紅プリンセス」の3品種を「紅コレクション」と称し、愛媛県を代表するかんきつブランドとして広めるべく活動する「愛媛 紅コレクションPR事務局」ですが、紅プリンセスの本格販売がいよいよ3月からスタートすることをお知らせいたします。
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20年の歳月を経て実った「紅プリンセス」
かんきつ王国・愛媛県では40種以上の様々なかんきつを栽培しており、中でも高級ラインである紅まどんな、紅かんぺいは多くのファンが毎年その登場を心待ちにしております。その、紅まどんな(母)と紅かんぺい(父)を交配して生まれたのが「紅プリンセス」です。
「紅プリンセス」
■品種名:愛媛果試第48号
■主な使用基準:糖度12度以上、クエン酸1.2%未満
■光センサーによる選果必須
■特徴等
・旬は3月~
・果実は250g程度で形は短卵型をしています。
・果皮は赤みの強い橙色で、薄くて剥きやすい柑橘です。
・種はなく、果肉は柔軟で果汁が多いのが特徴です
・紅まどんなの食感と、甘平の濃い甘味を合わせ持っています。
この紅プリンセスは、愛媛県農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所が育成したもので、品種名は「愛媛果試第48号」。開発過程にある2018年には西日本豪雨災害によって愛媛が被災、多くのみかん畑やビニールハウスなどが土砂被害を受けました。しかし、そんな中で紅プリンセスのおおもととなる原母樹は奇跡的に被害を免れ、今にいたります。長い時間と手間をかけてようやく実った紅プリンセスは、今年から一般市場への本格販売がスタートいたします。
本格販売を記念して、知事が紅プリンセスをお披露目
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2月11日に都内で行われた発表会では、中村知事が登壇し、みかん研究所で栽培された「紅プリンセス」を一足早くお披露目いたしました。昨夏の猛暑や先日の寒波など気候の影響によって育成状態が懸念されていましたが、無事収穫できたた紅プリンセス・紅かんぺいが当日参加いただいたメディア関係者やインフルエンサー等の皆さんに振る舞われました。
お披露目会当日、中村知事からは、「紅プリンセスは、親品種である紅まどんなと紅かんぺいのまさに「いいとこどり」の品種。これら3品種を「紅コレクション」として売り込むことで、名実ともにかんきつ王国としての地位を固めていきたい」「復興で傷ついた産地が活性化するよう、先頭に立って紅プリンセスをPRしていく」といった意気込みが語られました。
また、ゲストとして参加いただいたオンライン直売所「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン代表取締役社長の秋元里奈さんは、紅プリンセスを試食され、「香りが豊かで果汁もたっぷりあり、感動するおいしさ。人に教えたくなるインパクトがある。」とコメント。食のプロからも絶賛いただきました。
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愛媛県みかん研究所の藤原文孝所長による紅プリンセスの誕生秘話では、柑橘新品種の開発の難しさを、様々な実例を挙げながら紹介。年間2千もの交配試験を行う中から奇跡的な確率で生まれてきた品種であることに、参加者の皆さんは一様に驚かれていました。
また会場では、紅プリンセスと紅かんぺいを使った軽食と紅まどんなのジュースが提供され、愛媛の「紅コレクション」それぞれの美味しさに、会場からは多くの感動の声をいただきました。
紅プリンセス誕生までの道のり
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2005年 「紅まどんな」に「甘平」の花粉を交配
2008年 温州ミカンに高接ぎ
2010年 初結実
2015年 二次選抜 系統名「愛媛48号」
2017年 現地適応性試験開始
2019年 種苗法に基づく品種登録申請
2019年 出願(登録名:愛媛果試第48号)
2020年 商標登録
2022年 品種登録
紅まどんな・紅かんぺい・紅プリンセスの3かんきつを「紅コレクション」と命名
“かんきつ王国愛媛”が誇る3品種をより多くの方に知っていただこうと「紅コレクション」を知事が公に発表したのが昨年10月でした。発表を機に、旬を迎える紅まどんなを活用し、「Café comme ca(カフェコムサ)」やJA全農の直営飲食店舗「みのりみのる」にてコラボレーションを実施しました。この取組は紅かんぺいや紅プリンセスにおいても可能な限り継続してまいります。
紅コレクションの特徴
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かんきつ王国愛媛 とは?
愛媛県は、柑橘栽培に適した温暖な気候と豊かな土壌、そして長い歴史と技術力に裏打ちされているとおり、温州みかんをはじめ、40種類以上の多種多様な柑橘が生産されており、生産量も品種数も国内トップクラスを誇ります。おなじみの温州みかんはもちろん、今回ご紹介している「紅まどんな」「紅かんぺい」「紅プリンセス」など、年々進化し続けている愛媛のかんきつは、愛媛県のみかん発祥の地である愛媛県宇和島市吉田町にある「みかん研究所」において開発されました。
こうした品種開発力だけではなく、かんきつの栽培に適した温暖な気候、水はけのよい土壌、そして何よりも、様々な品種を作りこなす生産者のかんきつにかける想いと技術力の高さが「かんきつ王国愛媛」を不動のものとしております。
Kantitsu project https://www.kankitsu.aifood.jp/
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