BlueWX(ブルーウェザー)の代表取締役社長に渡辺和成が就任
~ANAの松本紋子が社外取締役に加わり、新たな成長フェーズを加速する新体制へ~
AIを活用した高精度な気象予測により航空輸送の安全性、経済性、カーボンニュートラルの実現を目指すBlueWX株式会社(本社:東京都港区)は、2月1日より渡辺和成が代表取締役社長に就任し、共同代表取締役ファウンダー&チーフテクノロジーオフィサー(CTO)となる宮本佳明と共に当社の事業拡大を牽引します。同時にこれまで共同開発を進めて来たANAホールディングス株式会社の松本紋子氏が社外取締役となりました。
ANAと慶應義塾大学の産学連携から2023年7月に創業したBlueWXは、航空業界の安全運航、燃料消費・CO2排出削減、コスト削減等の実現に向け、日本空域は勿論、グローバル空域における高精度な気象予測モデルの展開を目指しています。この度の役員人事は、2025年1月27日付で発表した外部投資家からのシリーズA資金調達を受け、当社の次の成長フェーズを加速するものです。
渡辺は、東京大学で航空工学を学んだ後、丸紅にて民間航空業界での販売や投資業務に従事。更にその後多様な業界でのコンサルティングと、航空、小売、製造業などでの経営ポジションを歴任。直近はボストンコンサルティンググループ(BCG)のマネージングディレクター&パートナーとして企業変革の実行分野を担当しておりました。航空分野での幅広い知識や、企業変革実行の実務経験を活かし、BlueWXの更なる成長に貢献してまいります。
松本氏は、2008年に全日本空輸株式会社(ANA)に入社し地上のパイロットとも言われる運航支援を担当し、運航管理者資格を取得し国内外の航空局と調整を行うほか、燃料削減のための新しい航法の検討などに従事。内閣府主催の宇宙ビジネスアイデアコンテスト「S-Booster2017」にて大賞受賞を経て、2018年よりANAホールディングス株式会社にてANAグループにおける宇宙事業の検討を進めるべく共同研究、事業化の推進を手がけてきました。
創業者でありこの度CTOとなる宮本や所属する慶應義塾大学が有する技術理論と実装経験、松本とANAが有する航空オペレーションへの的確な理解と把握、そして渡辺が有する戦略思考と経営・営業経験を組み合わせることにより、世界の航空輸送の安全性、経済性、そしてカーボンニュートラルの実現に大きく貢献して参ります。
BleuWX株式会社 代表取締役社長 渡辺和成 コメント
今後2050年までの四半世紀で現在の2.5倍以上になるとされる航空輸送業界ですが、更なる安全安心、低コスト、そして脱酸素化が益々重要な課題となっています。更に、ドローンや空飛ぶ自動車などの新たな航空モビリティも出現しています。
これら全てに共通するのは周囲の空気の動き・流れである「気象」に大きく影響を受ける事です。そして気象を人間がコントロール出来ない中、どのように正確に予測し、安全で燃料効率の良い飛び方をするか、そこが益々重要になっています。
この度、ANAと慶應義塾の産学連携で生まれた気象予測技術は、最新のAI手法を駆使した画期的なものであり、日本だけでなくグローバルな航空輸送事業の安全、経済性、環境性に貢献するポテンシャルを秘めています。我々はチームとしてこのポテンシャルを「アンロック(最大限発揮)」して参りたいと思います。
BlueWX株式会社について
概要:気象解析・予報およびその提供、解析・予報を活用した対応策のコンテンツ企画、制作、販売
設立:2023年7月
所在地:東京都港区
代表者:代表取締役社長 宮本佳明
本件に関するお問い合わせ先:
BlueWX株式会社 広報担当(mail: contact@bluewx.co.jp)
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- 自然・天気環境・エコ・リサイクル
- キーワード
- 航空乱気流予測風予測カーボンニュートラル