DEI担当者へ推進の武器を。新サービス「DE&I College」を開始し、石倉 秀明氏がアドバイザーに就任。学術エビデンスと実践知を結集し、企業の多様性推進を加速します

学術研究と実践的なノウハウを活用し、企業のDE&I推進担当者の組織づくりを力強くサポートするサービス「DE&I College」をリリースしました。

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「​多様性で未来をつなげ、可能性を広げる」をミッションに、企業の多様性を推進を支援する株式会社ソルビス(所在地:東京都世田谷区、代表取締役社長:玉村優佳、以下当社)は、2025年3月6日、新サービス「DE&I College」を正式にリリースしました。本サービスのアドバイザーとして、現在 公益社団法人 山田 進太郎D&I財団の常務理事COOを務める石倉秀明氏が新たに参画。また、ユトレヒト大学・社会・健康心理学研究修士プログラム在籍し、ジェンダー学や組織心理学を専門に持つ出石琴美氏も参画します。学術研究と実践的なノウハウを組み合わせることで、企業のDE&I推進担当者が最新のエビデンスをもとに社内外の理解を得やすくし、多様性を活かした組織づくりを力強くサポートしてまいります。

多様性の需要が高まる中、正解のないDEI推進活動に担当者は苦戦

日本は少子高齢化と労働人口の減少が進み、厚生労働省が毎月公表する「一般職業紹介状況」においても有効求人倍率が近年1倍を上回る状態が続いています。人手不足感が長期化する中、経営の維持・成長を目指す多くの企業は、いままで十分活躍できなかった人材を含む、多様な人々の力を引き出すための施策を急務と捉えています。その代表的な取り組みとして、女性の労働市場へのさらなる参加が挙げられますが、出産・育児・介護などのライフイベントに伴う離職や時短勤務やその後の管理職昇進率の低さが依然として大きな課題となり、社会全体で取り組むべき課題です。

こうした環境下で、DEI(多様性・公平性・包括性)を推進する担当者は「どのレベルまで施策を進めれば十分なのか」「自社に適した具体的な打ち手はどうすればいいのか」「経営層や社内メンバーを説得しきれない」といった課題を抱えがちです。さらに、研究論文や海外事例の形で蓄積されているDEIに関する学術的エビデンスは決して少なくないにもかかわらず、それらを企業が積極的に活用できる形に落とし込む仕組みはまだ十分に整っていません。DEIに関わる現場担当者が自力で情報を探し、社内説得の材料を集めるには多大な工数を要し、「エビデンスがないと進まない」と嘆く声が多く聞かれるのが現状です。

DE&I推進担当者さまがかかえる課題

DEI推進担当者の方を強くサポートする、DE&I Collegeのサービス内容

こうした課題感に応えるべく、当社は「DE&I College」を新たにリリースいたします。同サービスでは、国内外で蓄積されている学術的知見やDE&Iに関する最新ニュース、先行事例を実務に転用しやすい形で編集・提供することに加え、DEI推進担当者同士が情報交換や悩みの共有を行うコミュニティを提供します。

経営層をはじめとする社内の関係者に施策の重要性を伝える際に、統計データや研究結果を活用できるようサポートすることで、担当者の負荷を軽減するとともに、企業の多様性推進を実効性のある形で進められるよう支援してまいります。さらに、希望するユーザー様にはコンサルティング形式の支援を用意し、自社の状況に即した具体的プランを策定する支援も行います。

DE&I Collegeのサービス内容 

石倉秀明氏の参画と強み

新たにアドバイザーとして参画する石倉秀明氏は、2016年より800名以上のほぼ全従業員がリモートワークで働く会社、株式会社キャスターの取締役として東京証券取引所グロース市場に貢献。2024年2月より公益財団法人山田進太郎D&I財団のCOOに就任。また、慶應義塾大学院政策・メディア研究科修士課程にてリモートワーク研究をしながら、2023年12月より(株)キャスター内に研究室「Alternative Work Lab(オルタナティブ ワーク ラボ)」を設立し所長を務めています。理論と実践の両面に通じる石倉氏が参画することにより、「DE&I College」は企業の現場ニーズと学術研究の結節点として、より専門性の高いサポートを展開してまいります。

山田 進太郎D&I財団の常務理事COO:石倉秀明氏

石倉秀明氏のコメント:

誰もが公平に働けるためにDE&Iや女性活躍推進に奮闘している方に多くお会いしてきました。

そしてその方たちが社内でなかなか理解を得られず、

推進に苦労したり、時には心が折れてしまう場面が少なくないことも見てきました。

特別なことを言っているわけじゃない、

ただ、構造的に不利な評価を受けてしまうのをやめたいだけ

誰もがいきいきと自分の力を発揮し、それがそのまま認められる会社にしたいだけ、

そう思って日々奮闘しているDE&Iや女性活躍推進担当の方の力になれたら嬉しく思います。

出石琴美氏の参画と強み

DE&I College内で学術エビデンスに基づいたコンテンツを提供すべく、監修者として、ユトレヒト大学 社会・健康心理学研究修士プログラム在籍の出石琴美氏が参画します。ジェンダー学や組織心理学に強みを持つ彼女に参画いただくことにより、エビデンスに基づいた情報だけではなく、最新の学術研究や、ジェンダーギャップ研究が進んでいるヨーロッパの最新知見も合わせてお届けいたします。

ユトレヒト大学 社会・健康心理学研究博士プログラム在籍:出石琴美氏

出石琴美氏のコメント:

近年、構造的差別に関する注目は高まっています。

一方で、組織内におけるその心理的メカニズムや、制度としての差別の複雑な側面については、依然として十分な理解が進んでいないのが現状です。個々の認知や感情、行動パターンの違いを探究する社会心理学の国内外の理論や実証研究を活用し、組織心理学やジェンダー学分野の知見と統合することで、誰もが公正な環境で能力を発揮できる組織の実現を目指す取り組みをお手伝いできれば幸いです。

DE&I College リリースへの想い

DEIは、組織の中に多様性があるとパフォーマンスが上がること、イノベーション創出に寄与し人材確保にも繋がるなど、中長期にメリットがある取り組みにも関わらず、短期的な成果を求められがちです。その短期的な成果を出すための取り組みも、あらゆるエビデンスを用いながら運用・改善を経て得られるものではないでしょうか。

また、DEI選任の担当者がアサインされている企業も少数で、多くの担当者の方が人事業務等と掛け持ちしながら取り組んでおり、リソースの確保が難しい企業様の事例を見てまいりました。

私たちは、そのようなDEI推進担当者様の強力なサポーターになるべく、「DE&I College」をリリースいたしました。

社内で求められるエビデンスや資料をご提供し、具体的な事例や施策設計の際の細かな注意ポイントなど、DEIの重要性やマイノリティの現状などを語って終わりではない、DEIの実現を”推し進めるための”サービスとして提供させていただく所存です。

また、今回アドバイザーとして参画した石倉氏を迎え、ダイバーシティを前進させるために考えるべきことをテーマに、ウェビナーを4月中旬に開催予定です。ぜひ続報をお待ちください。

▼ サービスページはこちら

https://www.sorubis.co.jp/deicollege


会社概要

会社名: 株式会社ソルビス
所在地:東京都世田谷区太子堂2-17-5 佐藤ビル3階
代表者: 代表取締役社長 玉村優佳
設立: 2024年8月
事業内容: DEI推進支援、コンサルティング、コミュニティ運営など
URL: https://www.sorubis.co.jp


お問い合わせ先

株式会社ソルビス 広報担当
Email:info@sorubis.co.jp

※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。


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会社概要

株式会社ソルビス

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URL
https://www.sorubis.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都世田谷区太子堂2-17-5 佐藤ビル3階
電話番号
-
代表者名
玉村優佳
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2024年08月