「緑でも涼しい!」眩しさを抑えて、遮熱も両立。
白一択だった常識を覆す、新発想の「昇温抑制」遮光ネットが登場!
日本マタイ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:中西孝夫)は、太陽光に含まれる「近赤外線」を反射し、ネット自体の温度上昇を抑える、緑色の「昇温抑制」遮光ネットを開発しました。
これにより、夏の暑さをやわらげ、屋外でも快適な空間づくりをサポートします。昨年、展示会「ガーデックス」での初披露を経て、今年いよいよ本格展開がスタート。

「農業用ネットはちょっと…」という方へ
見た目も使いやすさもちょうどいい、新しい選択肢
遮光ネットといえば、これまでは農業用の黒や、反射重視の白が主流。でも、黒は無骨、白は眩しすぎる…と感じていた方も多いのではないでしょうか。
日本マタイの昇温抑制遮光ネットは、やわらかなグリーン。オーニングほどおしゃれではないかもしれませんが、庭先やベランダ、子どものスポーツ観戦や高齢の方の休憩スペースなど、見た目にこだわりすぎず、それでいて「使いやすくて快適」な空間づくりにぴったりです。

白だけじゃない。眩しさを抑えて、しっかり遮熱!
従来の白い遮光ネットは、近赤外線の反射には優れる一方で、眩しさや光害が課題でした。
この製品は、当社のフィルム技術を応用し、「赤外線反射」と「眩しさ軽減」のバランスを追求。
屋外のさまざまなシーンで使いやすい仕上がりになっています。
表面反射率〈試験結果〉

一般的な白い遮光ネットは、眩しさの一因となる可視光を強く反射します。一方で本製品は、可視光の反射を抑えながら、熱の主な要因である近赤外線をしっかり反射します。
表面温度の上昇を抑え、輻射熱も軽減
人工太陽光を用いた比較試験では、シルバーや黒いネットより10℃以上も温度上昇を抑制。
白いネットと同等以上の昇温抑制性能を確認しています。

夏の熱中症対策に「風が通る」という快適さも
本製品は、風通しの良い「ラッセル編み構造」を採用。
日差しをしっかりカットしつつ、風はスムーズに通るため、熱がこもりにくくなっています。
群馬県館林市の住宅での実証試験では、ネットの下が外気温より10℃以上も涼しいという結果に。
気流による「体感温度の違い」も、しっかり感じられました。
昇温抑制遮光ネット フィールドテスト


※遮光率85%の当社品で検証を実施。設置・未設置部の温度を経時的に測定。
遮光率が高く織り密度があるにもかかわらず、床面での採光も確認されました。
暑さ指数(WBGT)を用いた快適性の検証

7月上旬の晴天日、日向ではWBGT(暑さ指数)が33.2~35.2℃と「運動原則中止」レベルに達する中、昇温抑制遮光ネット下では29.4℃を記録。「厳重警戒」レベルに抑制される結果となりました。
※本評価は暑さ指数によるものであり、熱中症を完全に防止するものではありません。気温・湿度・風・放射熱のほか、衣服や運動量なども影響するため、猛暑下での運動を推奨するものではありません。

農業用途でも実績あり!
農業用ハウスでの実証試験では、ミニトマトの健やかな育成に貢献。
高温による葉焼けや土壌乾燥が抑えられ、きれいに色づいた実が収穫されました。


製品情報
製品名: 昇温抑制遮光ネット
価 格: オープン価格
色 : モスグリーン
JANコード一覧

遮光率:約50% |
遮光率:約65% |
遮光率:約85% |
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2m×2m |
4989156001641 |
─ |
4989156001702 |
2m×4m |
4989156001658 |
─ |
4989156001719 |
2m×6m |
4989156001665 |
─ |
4989156001726 |
2m×50m |
4989156001733 |
4989156001740 |
4989156001757 |
取扱店情報
イオン九州株式会社(ホームワイド)
ホームワイドは、九州・山口エリアに展開するホームセンター
株式会社サンデー
サンデーは、東北6県に展開するホームセンター


今後の展開

本製品は、農業用途にとどまらず、保育園の園庭や遊具の日よけ、畜舎の暑さ対策など、多方面での活用が広がっています。
地球温暖化による過酷な暑さは、もはや一過性の問題ではありません。
日本マタイは、誰もが安全かつ快適に過ごせる環境づくりに貢献する製品開発を、今後も続けてまいります。
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