「緑でも涼しい!」眩しさを抑えて、遮熱も両立。

白一択だった常識を覆す、新発想の「昇温抑制」遮光ネットが登場!

日本マタイ株式会社

日本マタイ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:中西孝夫)は、太陽光に含まれる「近赤外線」を反射し、ネット自体の温度上昇を抑える、緑色の「昇温抑制」遮光ネットを開発しました。

これにより、夏の暑さをやわらげ、屋外でも快適な空間づくりをサポートします。昨年、展示会「ガーデックス」での初披露を経て、今年いよいよ本格展開がスタート。

「農業用ネットはちょっと…」という方へ

見た目も使いやすさもちょうどいい、新しい選択肢

遮光ネットといえば、これまでは農業用の黒や、反射重視の白が主流。でも、黒は無骨、白は眩しすぎる…と感じていた方も多いのではないでしょうか。

日本マタイの昇温抑制遮光ネットは、やわらかなグリーン。オーニングほどおしゃれではないかもしれませんが、庭先やベランダ、子どものスポーツ観戦や高齢の方の休憩スペースなど、見た目にこだわりすぎず、それでいて「使いやすくて快適」な空間づくりにぴったりです。

白だけじゃない。眩しさを抑えて、しっかり遮熱!

従来の白い遮光ネットは、近赤外線の反射には優れる一方で、眩しさや光害が課題でした。

この製品は、当社のフィルム技術を応用し、「赤外線反射」と「眩しさ軽減」のバランスを追求。

屋外のさまざまなシーンで使いやすい仕上がりになっています。

表面反射率〈試験結果〉

□島津製作所製 自記分光光度計 UV-3150 □測定方法:反射法 □校正用標準板:硫酸バリウム □測定波長範囲:300nm~2500nm

一般的な白い遮光ネットは、眩しさの一因となる可視光を強く反射します。一方で本製品は、可視光の反射を抑えながら熱の主な要因である近赤外線をしっかり反射します。

表面温度の上昇を抑え、輻射熱も軽減

人工太陽光を用いた比較試験では、シルバーや黒いネットより10℃以上も温度上昇を抑制。

白いネットと同等以上の昇温抑制性能を確認しています。

□シート表面に人工太陽灯を照射し、5分後の表面温度をサーモグラフィカメラにて測定。□人工太陽照明灯 SOLAX 500Wシリーズ □照射強度 =:500W/m2 □室内温度:22℃ □試験体までの距離:約20cm

夏の熱中症対策に「風が通る」という快適さも

本製品は、風通しの良い「ラッセル編み構造」を採用。

日差しをしっかりカットしつつ、風はスムーズに通るため、熱がこもりにくくなっています。

群馬県館林市の住宅での実証試験では、ネットの下が外気温より10℃以上も涼しいという結果に。

気流による「体感温度の違い」も、しっかり感じられました。

昇温抑制遮光ネット フィールドテスト

※遮光率85%の当社品で検証を実施。設置・未設置部の温度を経時的に測定。

 遮光率が高く織り密度があるにもかかわらず、床面での採光も確認されました。

暑さ指数(WBGT)を用いた快適性の検証

7月上旬の晴天日、日向ではWBGT(暑さ指数)が33.2~35.2℃と「運動原則中止」レベルに達する中、昇温抑制遮光ネット下では29.4℃を記録。「厳重警戒」レベルに抑制される結果となりました。

※本評価は暑さ指数によるものであり、熱中症を完全に防止するものではありません。気温・湿度・風・放射熱のほか、衣服や運動量なども影響するため、猛暑下での運動を推奨するものではありません。

【試験概要】計測日時:2025年7月4日(金) 11:00〜11:20 測定場所:日本マタイ株式会社 岡山工場 南側敷地(周囲に遮蔽物なし)使用機器:携帯型暑さ指数計(JIS B 7922 精度区分クラス2準拠)AND製 AD-5695DLB 測定高さ:地上から約1mの位置で計測

農業用途でも実績あり!

農業用ハウスでの実証試験では、ミニトマトの健やかな育成に貢献。

高温による葉焼けや土壌乾燥が抑えられ、きれいに色づいた実が収穫されました。


製品情報

製品名: 昇温抑制遮光ネット

価 格: オープン価格

 色 : モスグリーン

JANコード一覧

遮光率:約50%

遮光率:約65%

遮光率:約85%

2m×2m

4989156001641

4989156001702

2m×4m

4989156001658

4989156001719

2m×6m

4989156001665

4989156001726

2m×50m

4989156001733

4989156001740

4989156001757

取扱店情報

イオン九州株式会社(ホームワイド)

ホームワイドは、九州・山口エリアに展開するホームセンター

株式会社サンデー

サンデーは、東北6県に展開するホームセンター

店頭イメージ:イオングループ ホームワイド
店頭イメージ:ホームセンターサンデー

今後の展開

本製品は、農業用途にとどまらず、保育園の園庭や遊具の日よけ、畜舎の暑さ対策など、多方面での活用が広がっています。

地球温暖化による過酷な暑さは、もはや一過性の問題ではありません。

日本マタイは、誰もが安全かつ快適に過ごせる環境づくりに貢献する製品開発を、今後も続けてまいります。

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会社概要

日本マタイ株式会社

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URL
https://www.matai.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都台東区元浅草二丁目6番7号
電話番号
03-3843-2111
代表者名
中西 孝夫
上場
未上場
資本金
-
設立
1947年03月