「空間に新しいストーリーを」― アート×オフィスの融合が生み出す未来 ―「_ing Exhibition Vol.1 岩井美佳」5月12日〜開催
5月9日は戸田建設株式会社 小林彩子氏とのオープニングトークを実施

小松ウォールアイティ株式会社(本社:石川県金沢市、代表:鍛治渉)は、経営理念「空間に新しいストーリーを」を体現するプロジェクト「アートオフィス『_ing』」を始動します。
プロジェクト初回の取り組みとして、2025年5月9日(金)には、ゲストを迎えたオープニングイベントを開催、その後、オフィス空間での展覧会を2025年5月12日(月)から開催します。
本プロジェクトでは、アートとオフィスデザインが融合することで生まれる新たな価値に焦点を当て、企業文化や働く環境の変革を実体験することを目指します。
展覧会「_ing Exhibition Vol.1 岩井美佳」(会期:2025年5月12日(月)−7月18日(金)平日のみ)では、染色家の岩井美佳氏が作品とともに新たなオフィス空間を創出します。アートが空間にもたらす変化や、社員の創造性・企業活動への影響などが実際に反映された空間をご覧いただけます。来場者には、オフィス空間の未来を考えるヒントとインスピレーションを得る機会を提供します。企業の経営者、建築・デザイン関係者、総務・人事担当者など、働く空間に関心を持つ方のご参加をお待ちしています。
【特設ページ】ing.wall-it.com
「空間に新しいストーリーを」― _ingが目指す未来
無機質な空間から、物語を生み出す場へ
近年、企業のオフィスは単なる作業スペースではなく、創造性を育み、企業文化を表現する場としての役割が重視されています。
小松ウォールアイティでは、2021年のオフィスリニューアルを契機にアートを導入し、空間のあり方そのものを見直しました。その結果、年間来訪者数は50名から500名へと約10倍に増加。採用活動の強化や社員同士のコミュニケーション活性化など、働く環境の改善が人の行動変容を生み、企業活動に具体的な効果をもたらしています。

本プロジェクトでは、アートと空間デザインの融合がもたらす企業の働き方・組織文化への影響、そしてその価値について、小松ウォールアイティの取り組みを通じてご紹介します。
【開催概要】
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展覧会名 :_ing Exhibition Vol.1 岩井美佳
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開催期間 :2025年5月12日(月)−7月18日(金) 10:00−17:00(平日のみ)
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アーティスト在廊(15:00からギャラリーツアー):5月12日(月)、6月12日(木)、7月11日(金)
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開催場所 :小松ウォールアイティ株式会社本社3F特設スペース(石川県金沢市新保本2丁目607番地)
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特設ページ :ing.wall-it.com
オープニングイベントは戸田建設の小林 彩子氏とトークセッションを実施!
オープニングイベントでは、戸田建設株式会社 の 小林彩子氏 をゲストに迎え、「アート×オフィス×地方創生 ~空間が企業文化に与える影響~」 をテーマにトークセッションを開催します。建築とアートが交差することで生まれる新たな空間の価値、そして企業が「働く環境」をどのように進化させていくべきかについて、実例を交えながら深掘りしていきます。
【_ing オープニングイベント】
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開催期間 :2025年5月9日(金)17:30−20:00(受付開始 17:00)
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開催場所 :小松ウォールアイティ株式会社 本社 3F特設スペース
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オープニング :アートオフィス「_ing」プロジェクトの目的とこれまでの成果
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トークテーマ :アート×オフィス×地方創生 ~空間が企業文化に与える影響~
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トークゲスト :戸田建設株式会社 戦略事業本部 国内投資開発統轄部 統轄部次長 小林 彩子 氏
登壇ゲスト :小林 彩子氏(戸田建設株式会社)
戸田建設は、本社ビルの低層部に芸術文化施設を併設した超高層オフィスビルへと建て替える大規模開発プロジェクト「TODA BUILDING計画」を実施しました。「まちに開かれたアートのあるオフィスビル」を開発コンセプトに、戸田建設自らもアート事業「ART POWER KYOBASHI」を構想し、ビル共用部のパブリックアートを始めとした様々なアートの試みを実践しています。2024年11月に東京都中央区京橋にオープンしたTODA BUILDINGの取り組みをご紹介します。

【小林 彩子氏 コメント】
芸術文化事業は未経験だった戸田建設が、本社ビル開発を機にアート事業をスタートさせたことは、多方面から関心を寄せられました。今回トークでは、アートに取り組む企業としての目的、期待、アート実施体制等、現在進行形の試行錯誤をお話ししたいと思います。また、都市開発にありがちな“美しいが画一的なまちづくり”に留めず、芸術文化の魅力でにぎわいや回遊性を生み、街のブランディングに繋げることへの実践でもあります。開業後約半年が経った今、TODA BUILDINGの足元は多くの来街者でにぎわっていますが、これをどう京橋や広域に広げ継続していけるか挑戦だと思っています。
【小林 彩子氏 - プロフィール】
1993年千葉大学工学部建築学科卒業。同年、戸田建設株式会社に入社。建築設計統轄部にて医療福祉施設の意匠設計を担当。大学医学部付属病院建替計画等に従事した後、医療福祉施設営業を経て本社総合企画部へ異動。2010年早稲田大学大学院MOTプログラム終了。2012年より戦略事業本部の前身の不動産事業部にて本社建替プロジェクトを担当。ビル開発、リーシング、アート事業とエリアマネジメントの立上げ、運営管理業務を管轄し2024年11月にビル開業、現在に至る。2019年4月設立の一般社団法人京橋彩区エリアマネジメントの事務局長を兼務。
_ing Exhibition Vol. 1 展示アーティスト: 岩井 美佳氏
本展では、金沢を拠点に活動する染色家・岩井美佳氏が布という素材がもつ可変性を活かした染色作品を発表します。
生命のしなやかさと記憶の表現をテーマに、日々の花や風景など身近なモチーフのスケッチから線を選び取り、糊の特性を活かし染料の色を布上で響き合わせるような制作に取り組んでいます。近年はミシン刺繍による繊細な構造を重ね合わせた作風で知られています。
展覧会初日には植物の細胞壁に着想を得た多角形作品《胞膜》シリーズが約10メートルにわたる壁面を連続して彩ります。その後はオフィス空間に作品が点在することで、空間との関係性を築きながら展示を展開します。さらに、記憶の中に咲く草花に呼び起こされた風景の連想から生まれた新作《Bouquets》シリーズは会期中に広がり、季節の移ろいや自然の賑わいを感じさせるでしょう。

【岩井 美佳氏 コメント】
「今回の展示はアートが日常に寄り添い、働く場そのものを豊かに変容させる可能性を探る実験です。機能と表現の境界を横断するパーティションとのコラボレーションが生む『場』の物語を会場でご体感ください。」
【岩井 美佳氏 - プロフィール】
2022年金沢美術工芸大学大学院工芸領域染織分野博士後期課程修了。2021年「工芸2021」審査員賞受賞、2022年「ぎふ美術展」工芸部門優秀賞受賞。2023年「アートフェア東京2023」、2024年「−みちる花 FLOWER’S JOURNEY−(日本橋髙島屋本店)」などに出品。
小松ウォールアイティについて - 代表取締役社長 鍛治 渉 より
小松ウォールアイティ株式会社は、パーティション・ドアを中心に、販売から設計、施工、メンテナンスまでを一貫して手がける空間創造のトータルソリューション企業です。お客様が抱える空間に関する多様な課題に対し、最適な製品とサービスで応え、空間の価値を最大限に引き出すことを使命としています。
私たちの空間づくりは、人づくりにも通じています。「空間をデザインすることは、人の思考や行動そして関係性をデザインすること」と捉え、機能性だけでなく、創造性や温もりを大切にした空間提案を行っています。
私たち_ingプロジェクトは、成長の途上にあるチャレンジャーです。社員一人ひとりが「働きやすさ」や「働きがい」を追求し、日々試行錯誤を重ねながら前進を続けています。そんな私たちだからこそ、「働く場所に幸せな物語をつくること」を皆様と共に目指していきたいと考えています。
経営理念である「空間に新しいストーリーを」のもと、社員一人ひとりの成長と自己実現を支えながら、企業・地域・社会との関係性を深め、豊かな未来の創造に貢献してまいります。
【会社概要】
社名:小松ウォールアイティ株式会社
本社所在地:石川県金沢市新保本2丁目607番地
代表取締役:鍛治 渉
事業内容: パーティション・ドアの販売、設計、施工、メンテナンス
設立: 1971年10月13日
Instagram:https://www.instagram.com/_ing_project/
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