01Booster Capital、「ゼロワンブースター2号投資事業有限責任組合」組成のお知らせ
1号ファンドからの継続出資者と新たな出資者が参画〜スタートアップと事業会社の共創の深化、事業会社からのスピンオフ支援を通じて次の産業創造へ〜
株式会社ゼロワンブースターキャピタル(東京都千代田区/代表取締役 鈴木 規文、以下「当社」といいます。)は、2025年5月1日付でシード期のスタートアップを投資対象とする「ゼロワンブースター2号投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」といいます。)を組成(ファーストクローズ)いたしましたので、お知らせいたします。
本ファンドは、当社にとって2号目となるベンチャーファンドであり、志ある起業家との共創をさらに推し進めるとともに、次世代の挑戦者たちが社会に変革を起こすための強固な支援基盤となることを目指しています。
本ファンドでは、ゼロワンブースター1号投資事業有限責任組合(以下「1号ファンド」といいます。)の複数のLP出資者の継続出資に加えて、本ファンドから新たに参画して頂いたLP出資者など幅広い方々からの出資を受けて組成いたしました。

【LP出資者からのコメント(一部/50音順)】

瀧澤 泰盛 様
株式会社オズ・インターナショナル 代表取締役
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この度、01Booster Capitalの2号ファンドへLP出資させていただく運びとなりましたこと、深く感謝申し上げます。オズ・インターナショナルは創業以来、既存の枠組みに捉われず特に医療領域において選択肢を広げ、新たな価値創造を追求してまいりました。本ファンドへの出資は当社にとって、既存のルールに挑みながら社会に変革をもたらすという、当社に通底する理念を、スタートアップ支援を通じて実現する機会と捉えております。革新的な投資先企業の成長から、当社自身も新たな刺激と学びを得て、共に未来を切り拓くことを大いに期待しております。

新田 洋太朗 様
日本海ガス絆ホールディングス株式会社 代表取締役社長
株式会社日本海ラボ 代表取締役社長
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わが国の社会課題解決と国民のウェルビーイングの実現に向けては、これまでにない発想からソリューションを生み出すスタートアップの活躍が欠かせません。自分たちの投資先への支援にとどまらず、スピンオフ(第3の起業)発掘のプログラム等を通してスタートアップ市場の活性化に取り組む01Booster Capitalは日本経済再興の切り札になると信じています。北陸地域においてエネルギー事業者からの脱皮を目指す当社グループとしては、この出資を通して様々な知見を勉強させていただきながら、投資先企業の成長と国内スタートアップシーンの活性化に微力ながら尽力できればと考えております。

渡辺 圭祐 様
渡辺パイプ株式会社 代表取締役社長
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渡辺パイプが目指す「ゆたかな暮らしをつなぐ」というビジョンと、ゼロワンブースターが掲げる「事業創造を通じて世界を変える」という理念は深く共鳴しており、本ファンドの主旨に賛同いたしました。また、ファーストクローズから参加させて頂けること、大変光栄に思います。
渡辺パイプは、「水と住まい」および「農業」の分野において社会の基盤を支える事業を展開しており、今回の出資を通じて、次世代を担うスタートアップ企業の成長を支援し、より広範な社会課題の解決に寄与できるものと期待しております。
今後は、資金提供にとどまらず、ファンドの投資先企業との事業連携をはじめとしたさまざまな形で、より価値ある事業創造の機会につなげてまいります。
【1号ファンドの投資状況】
2022年6月に組成した1号ファンドからは合計23社に出資致しました。1号ファンドでは「事業会社・研究機関からのスピンオフ・カーブアウト」「成長戦略としてのM&Aへの取り組み」などを重点戦略として位置付けており、一般的なスタートアップ投資に加え、近年では事業会社内で育まれた新規事業のスピンオフ(独立起業)を強力に後押しする体制を構築し、これまでに7社のスピンオフ企業への出資を行ってきました。
また、スピンオフという第3の起業(*)の選択肢を支える挑戦を強力に後押しする取り組みとして、事業会社に眠る才能を発掘するプログラム「SPINX(スピンエックス)」を2024年1月から実施しています。3ヶ月を1バッチとして運営を行い、これまでに100名以上の方にご参加頂いています。
(*)「第3の起業」とは、ゼロからの起業を意味する「第1の起業」、スタートアップ業界の成熟に伴って登場した連続起業家による「第2の起業」に続く、事業会社で培った知見・経験・ネットワークを活かしたスピンオフ型の起業を指します。

SPINX LPサイト:https://spinx10.01booster.co.jp/#about
「SPINX」は“事業会社の中に眠る才能を発掘”というコンセプトのもと始動した、事業会社発スピンオフに特化した支援プログラムです。当社はファンドからの資金提供にとどまらず、スピンオフ企業の創業から伴走型で支援します。
【パートナー紹介】

鈴木 規文(Norifumi Suzuki)
1999年カルチュア・コンビニエンス・クラブ⼊社、管理部門を統括するコーポレート管理室⻑。東証マザース上場、東証1部指定替えプロジェクトメンバー。2006年エムアウトにおいてアフタースクール事業「キッズベースキャンプ」を創業するとともに、兼務で新規事業開発シニアディレクターを歴任。同事業を東急電鉄に売却、3年間のPMIを経て、同社取締役退任後、2011年に事業創造アクセラレーター01Boosterを創業。
浜宮 真輔(Shinsuke Hamamiya)
ベンチャー企業を経てIBM入社。金融系プロジェクトにてエンジニアやプロジェクト・マネージャーを経て、スタートアップ支援のIBM BlueHubを担当。スタートアップのアクセラレーションやオープンイノベーションの推進。2018年よりAWS にてベンチャーキャピタル事業開発を担当し、2021年より01Boosterにてスタートアップ投資を推進し、2022年より01Booster Capitalを立ち上げ、ファンド運営を実施。


立山 冬樹(Fuyuki Tachiyama)
国内金融機関に入社後、企業再生、プロジェクトファイナンス、シンジケートローン、コンサルティング業務に従事。その後、金融系ベンチャーキャピタルにて投資グループ長を務め、スタートアップ投資業務全般に従事。M&A大手であるストライクにおいては、スタートアップに特化したM&A仲介・アドバイザリー業務を推進し、複数の成約案件を支援。2023年より01Booster Capitalに参画し、ファンド運営全般を実施。
【会社概要】
会社名:株式会社ゼロワンブースターキャピタル(01Booster Capital Inc.)
住 所:東京都千代田区丸の内三丁目3番1号
設 立:2022年3月22日
会社HP:https://www.01bc.vc/
株式会社ゼロワンブースターキャピタル(01Booster Capital Inc.)はシード期のスタートアップや事業会社からのスピンオフ企業に投資する独立系ベンチャーキャピタルです。事業会社との共創機会を提供し、資金支援に加えて実証・連携を通じた事業成長を一貫して支援しています。
スタートアップと事業会社、そして社会全体を繋ぎ、日本の事業創造の新たな起点となることを目指しています。

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