【グローバルプレゼンテーション─コミュニティのチカラ、事業のチカラ。】未来を紡ぐ、共感と共創のステージ。女性経営者8名による珠玉のプレゼンテーションとトークセッションが満員御礼で開催
平和への祈りから、福祉、子育て、日本のこころ、職業体験、食育、海外支援、雑穀米まで、コミュニティの未来について多岐にわたり発信

2025年7月9日(水)、大阪・関西万博ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier 「WA」スペースにて、一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構主催のもと、株式会社ママそら(本社所在地:東京都港区、代表:奥田 絵美)の共催にて開催された【グローバルプレゼンテーション】は、活況を呈し、満員御礼となりました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマに呼応し、本イベントは「コミュニティのチカラ、事業のチカラ。」をテーマに、各界で社会課題と真正面から向き合い、行動し続ける8名の女性起業家・事業家が登壇。世代も分野も超えて交差する想いや経験が、多くの共感と希望を生み出す時間となりました。
本プレスリリースでは、当日の模様をダイジェストにてお届けいたします。
【開会の挨拶】
株式会社ママそら 代表取締役CEO 奥田絵美

冒頭、共催パートナーである、株式会社ママそら代表取締役CEO奥田より、開催に際しご協力いただいたたくさんの関係者へのお礼と、ご参加いただいたすべての方々に感謝の意を表し、イベントはスタートしました。自身の創業の原点である「孤独な育児」と「女性のキャリア継続の壁」の経験を語りながら、「コミュニティが希望を生み、社会を動かす」という信念が、大阪・関西万博の理念と重なることに深いご縁を感じたと語りました。「共感でつながり、共創で広がるコミュニティ」は、今やウェルビーイング・レジリエンス・経済・社会変革を同時に動かすインフラであると力強く発信しました。


【プレゼンテーション】
プレゼンテーションパートでは、祈り・福祉・子育て・日本文化・職業体験・食育・国際支援・食と健康という多岐にわたるテーマを通して、登壇者たちがそれぞれのフィールドで築いてきた「コミュニティの力」を語りました。プレゼンは知見の共有に留まらず、時に涙を誘い、時に心を奮わせ、聴衆の感情を大きく揺さぶるものとなりました。

PRAY(祈り)─ アーティスト/神職 涼恵さん
自分とは「自然」の「分身」、稲は「命の根」。神職という役割だからこそ感じるコミュニティの力を、やさしく丁寧な語り口調で、演奏とプレゼンテーション、そして歌声で祈りを表現していただきました。
INCLUSIVE(包む)─ 37Company合同会社 代表 ARICAさん
持参した色彩豊かなふろしきを手配し、考案したFLOWSHIKIヨガを、会場にいるたくさんの参加者に体験させてくれたARICAさん。福祉領域や、アメリカ、インド、モロッコ、ミャンマーといった世界各地での取り組みをプレゼンいただきました。


SHARE(シェア)─ 株式会社AsMama 代表取締役CEO 甲田 恵子さん
事業のチカラ、特に「シェアリングエコノミー」の力を駆使して、日本の子育て環境を地域に根ざす自治体や、各省庁と連携し、仕組みで解決してきた甲田さん。「イベントが終わったら、小さくてもいい。何か一つ、実際に動いてみてほしい」と、行動する大事さを発信してくれました。
MIND(日本のこころ)─株式会社鮒忠 代表取締役副社長 安孫子 由実さん
事業継承過程での悩みを、師事する先生の言葉や祖父母との生活から教わった「明るく、丸く、仲良く。清々しく生きる。=日本のこころの芯棒」を大切にすることで乗り越えた安孫子さん。難問溢れる時代に必要なあり方で、私たちはもっと誇りと自信を持っていいと強く伝えてくれました。


FUTURE(未来)─ 株式会社ママそら 取締役副社長COO 見谷 麗さん
「すべてのこどものみらいに、ワクワクを。」体験型CSRと称し、おしごと体験イベントの重要性と、共感するコミュニティのチカラを力説した見谷さん。「何が私を突き動かすのか」では、父とのエピソードを発信。会場が涙に包まれる場面もありました。
EAT(食育)─ 株式会社MIRAIE 代表取締役 Co-Founder 大宮 千絵さん
世界中が「おにぎり」をつくり、食べることを楽しむことで、貧困地域の食に関する課題を解決してきた大宮さん。忙しい日本の子育て世代や、乏しくなりがちな子供達の食体験を、楽しみながら解決する重要性を、手作りミールキットの提供を通じて解決したい想いをプレゼンいただきました。


GLOBAL(グローバル)─ NGO団体GIFT OF BANANA 代表 津田 久美子さん
これまでルワンダにて精力的に活動されてきた津田さんは、冒頭バナナペーパープロジェクトのドキュメンタリー映像を共有。同プロジェクトで培った「地域が自ら行動し、課題を解決する」大事さを発信してくれました。その知見は、現在同地域で起きている生理の貧困問題の解決に役立てられています。
MASTICATION(咀嚼)─ ベストアメニティ株式会社 取締役副社長 菰方 順子さん
雑穀米を中心に、高齢者、こども、ペットなど、噛む力(咀嚼)の重要性を説かれた菰方さん。同社のプロジェクト紹介と、「日本の食を取り戻す、その一膳から。」と題し、食料自給率向上についての熱い想いもプレゼンいただきました。

【トークセッション】
二部構成で行われたトークセッションでは、「社会貢献とコミュニティ」「ジェンダーとアイデンティティからみる“食”」をテーマに、多様な価値観と知見が交差。
“共感する力”の大切さ、家庭と社会の境界を超える視点、ジェンダーと自己肯定感の関係性など、多層的な対話が展開されました。まさに、違いを力に変える「WA(輪)」の体現となるひとときでした。
テーマ1「社会貢献とコミュニティ」

イベント企画の中でも大事なテーマの一つとなった「コミュニティ」。定義は様々、としながらも、大切にしている価値観や想いは「共感する力」という話題に。
テーマ2 「ジェンダーとアイデンティティからみる“食”」

ジェンダー問題や、食に携わるみなさんとは、自己肯定感・効力感といった「アイデンティティと食」についての対話が盛り上がり、家庭での役割や、海外の食事事情の話など、多様な立場での視点を交換しあいました。
【参加者と“対話型セッション”】
最後に3名の参加者がマイクを握り、登壇者と観客が一体となって感想と次のアクションを語り合いました。
「言霊って本当にあるんだなと強く思いました。相手のことを考える、想像力を膨らませて対話することの大事さを学ばせていただきました。」


「(イベントを通じて)”女は強し、母も強し”時代の到来を感じ、これからの日本は大丈夫だと強く思った。和をもって尊しとなす、を私自身はこれからも意識していきたい。」
「すごく勉強になった。大学2年の今、社会が身近になってきて、みなさんの話を聞いて、助けてくれるコミュニティやプラットフォームがたくさん日本にあることを知った。(今は拠点が海外だが)日本に戻って子育てしたいなと思った。」

【閉会と未来への願い】
すべての垣根を超えて、登壇者・参加者・運営者が一体となった今回のイベント。
“次世代へ手渡す愛と希望”を胸に、未来を彩る第一歩を皆で踏み出しました。


ママそらは、本プレゼンテーションで生まれたネットワークを基盤に、自治体・企業・NPOとの連携を一層拡大し、「コミュニティ × 事業」で社会課題を解決するモデルを全国へ展開します。
【イベント概要】
「グローバルプレゼンテーション ─ コミュニティのチカラ、事業のチカラ。」
日時 2025年7月9日(水)14:30〜18:00
会場 大阪・関西万博会場
ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier 「WA」スペース
予約 80名(満席)
主催 一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構
共催 株式会社ママそら
【映像アーカイブス】
当日の模様や、登壇者のラジオ出演の模様を動画で配信しています。こちらも合わせてご覧ください。
グローバルプレゼンテーション(ママそら YouTube)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLBxwLSlwADyDhsMIDgVQOUnJllQm5OgKS
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