『生きづらさを解消する方法を100通り試してみた。』総合法令出版より6/10(火)発売!【著者:生きづらさ解消家 だいだい・監修者:精神科医 樺沢紫苑】
生きづらさが消えた未来は今より「楽しい」が増えている 統合失調症歴15年の著者が紹介する「生きづらさ」を「生きやすさ」に変える100の方法

6/10(火)に統合失調症を患い、生きづらさを感じて生きてきた「生きづらさ解消家 だいだい」の初めての著作となる『生きづらさを解消する方法を100通り試してみた。』が発売されます。
今現在感じている「生きているのがつらい」状況を「楽しい」に変える方法を100個紹介しています。この本には統合失調症を患い15年間過ごしてきた著者が実際に試して「効果がある」と感じた方法を厳選して載せてあります。
どの方法も簡単かつお金もかからない、とっつきやすいものばかりです。
「深呼吸」や「入浴」といった定番のものから「アリストーカー」「布団内空想」など著者が独自に生み出したものや「AI相談」や「デジタルデトックス」など今どきの方法など多種多様な解消法を載せてあります。
精神科医であり、作家の樺沢紫苑先生に監修していただいているのでその効果は折り紙付きです。
「つらさ」を感じたときに適当に開いたページの解消法を試すだけで「つらさ」を楽しさに変えることができるそんな書籍になります。
【目次】
第1章 想像
第2章 没頭
第3章 創作
第4章 運動
第5章 癒し
第6章 社会
【はじめにを全文転載】
はじめに
“ 生 き づ らさ ”は 誰 に で も 訪 れ る
本書で紹介する「生きづらさ解消法」は、今抱えているつらさを解消する方法以外、何ひとつ書かれていません。つらさや苦しみの根本的な問題を解決する前に、「いかにつらさを軽くするか」を一緒に考えてみましょう。
人とうまく話せなかったとき。
社会に馴染めていないと感じたとき。
やる気はあるのに、評価されなかったとき。
やること、なすこと全てがうまくいかないとき。
家族や友人との付き合い方に悩んでいるとき。
過去のトラウマを思い出してしまったとき。
大切な人を失ったとき。
自分に“価値”を見いだせないとき。
「つらい」ことを誰にも言えないとき。
変化の多い世の中を生きる限り、生きづらさから逃れることはで
きないでしょう。
しかし、直面した生きづらさをうまく対処することで、つらさを解消できる。そうすれば、たとえストレスや困難の多い人生であっても、生き抜くことができるようになるはずです。
特にわたしを含めた精神疾患患者やその予備軍の方にとって、「生きづらさを解消する」スキルは病状を安定させるために必須です。
実のところ、精神疾患は一度発症すると完全に症状がなくなることはまずあり得ません。
「寛解」――病気の症状が一時的または永続的に軽快したり、消失したりした状態――であっても、またいつ再発するかわからないものなのです。
それならば、病気を抱えたまま生きていくためのコツや仕組みを作り出すことで「このままでは病状が悪化する。だから対処しよう」と上手に付き合っていく以外、選択肢はありません。
この話を読んで、絶望的な気分になった人もいるでしょう。
しかし、そんなあなただからこそ、この本に書かれた解消法が役に立つのです。
絶望する必要は決してありません。
わたしは中学生で統合失調症を発症しました。
闘病していた 10 年間は「一生治らない」「一生苦しむんだ」と絶望的な気分になって、「死にたい」と思ってしまうこともよくありました。
しかし、散々苦しんで、もうダメと思ったとき、
「もうこの病から逃げられることはない」
「この病と上手に付き合っていくほかに、生きていくことはできない」
と思い、病気を受け入れることを決めたのです。
それからは、自分の病気からくるつらい症状をうまく解消する方法を探す日々が始まりました。
さまざまな解消法を試すうちに、わたしの病状も安定し、ある程度のストレスや困難な状況は乗り越えられるようになっていきました。
これまでに生み出した解消法は、300個以上。その中でも効果が高かったのが、この本に載っている 100 個の解消法です。
あ な た の“ 生 き づ らさ ”に もきっと 役 立 つ
わたしが人生で一番つらかったこと。それは、わたしと同じ統合失調症を抱えていた姉が自殺したことです。あの時、わたしの人生が変わりました。
私と姉は昔から仲が良く、周りからは「顔の似ていない双子」といわれていました。趣味も合って、好きなアニメや漫画、小説のことをよく語り合っていたものです。
お互い病気になったあとも、「病気に負けずに生きていこう」といつも鼓舞し合っていました。
しかし、そんな大切な姉は自ら命を絶ったのです。
姉を失ったわたしはどうしようもない喪失感と悲しみ、そして怒りを覚え、苦しみました。
朝起きると全身に蕁麻疹が出て出勤できない。
それでも無理に出勤して、レジを打ち「お釣りは 970 円になります」とお客さまにお金を渡そうとしたら、急に涙が出て止まらなくなりました。
もう、情緒不安定な状態。とっくに限界を超えていました。
わたしはしばらく休養を取ることになりました。その間は、生きづらくて仕方がなかったです。
大親友に「姉がいなくなって悲しい、苦しい」と話し、紙に今の気持ちを書き殴り、そこから詩を作成して過ごしました。
とにかく胸に込み上げる気持ちや頭に浮かぶ思考を外に吐き出すことに時間をかけたのです。
それから1カ月ほど経ち、ようやく気持ちも落ち着いてきました。
ちょうどそのころ、以前地域のイベントで知り合った方から「地域の起業家が集まるパーティに来ないか」と誘われ、自作のフランスパンを2本持って参加しました。
フランスパンとともに現れたわたしに他の参加者は興味津々。いろいろと話すうちに「君、うちで働かない?」と提案され、仕事を手に入れました。
それからは仕事に没頭する日々。お金が溜まり、温泉旅行に出かけたことで自分を癒す大切さを学びました。
そんなとき、ひとりの精神科医の作家と出会いました。
たまたま読んでいた著書の「言葉」に勇気と希望をもらったのです。
講演会やセミナーに参加し、そこで SNS で情報発信する大切さを知り、今こうして本を書けるまでになりました。
わたしの人生を変えてくれた先生が、本書の監修をしてくださっている樺沢紫苑先生です。
この本を読むことで、
「生きるのがつらい状況を自分で少しずつ変えること」
ができるでしょう。
また、生きづらさを解消することで自分の生きがいが見つかることもあります。
今のあなたが、あなたのままで生きていけるように。
生きづらい状況から抜け出し、自分らしい生き方を実現しましょう。
【著者・監修者プロフィール】
〔著者〕だいだい
生きづらさ解消家
1995年長野県生まれ。母が双極性障害、父や姉が統合失調症を抱える家庭で育つ。中学3年生のときに自身も統合失調症を発症し、閉鎖病棟へ入院。学業もできず、仕事も続かず「自分に生きる価値はあるのか」と問い続け、10年以上“生きづらさ”を抱えて過ごしてきた。2020年、ともに闘病していた姉の死をきっかけに「生きたい」と思うように。それから「生きづらさを解消する方法」の考案と実践を繰り返すうちに、寛解状態まで回復。現在は4つの仕事をこなしながら、充実した毎日を送っている。SNSでは「精神疾患を抱えていても楽しく生きる!」をモットーに、精神疾患やHSPを抱えている人に向けて、日々の生きづらさを楽しく・おもしろく解消する方法を発信中。本書が初の著書となる。
〔監修者〕樺沢紫苑(かばさわ・しおん)
精神科医/作家
1965年札幌市生まれ。札幌医科大学医学部卒。2004年から米国シカゴのイリノイ大学精神科に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。「情報発信によるメンタル疾患の予防」をビジョンとし、YouTube(60万人超)、メールマガジン(12万人)など累計100万フォロワーに情報発信をしている。著書は、シリーズ累計100万部突破の『学びを結果に変えるアウトプット大全』(サンクチュアリ出版)、『精神科医が教える ストレスフリー超大全』(ダイヤモンド社)、『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』(幻冬舎)など多数。累計発行部数260万部突破。
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