株式会社3inとメタ観光推進機構がコラボレーション。山口県の高校生がこれまでなかったプランを創り、観光地の魅力化をめざします。《2025.8.2にキックオフイベントを開催》
山口県観光連盟による「若者活躍による観光力パワーアップ事業」として、県内全域の高校から、地域活性化や観光振興を志す高校生が結集。地域の魅力を活かした新しい観光資源を掘り起こし実装をめざします。
株式会社3in(代表取締役CEO 岩本隆行)がサポートしている山口県の5つの高校の生徒の方々と地域の皆様が連携して観光資源の掘り起こしを行います。若者が観光振興に意欲と関心を持つためのきっかけとするとともに、若者目線による新たな地域の魅力創出をめざします。メンタリングは一般社団法人メタ観光推進機構(代表理事 牧野友衛)。観光のプロフェッショナルのサポートや地元観光事業者の協力を受けて、これまでなかった旅行商品やプロモーションツールの造成等を実現します。
キックオフセミナー・ワークショップの開催
日時
令和7年8月2日(土) 9時15分から16時30分まで
会場
サンフレッシュ山口(山口市湯田温泉5丁目5番22号 ☎︎083-933-0001)
対象高校
山口県立岩国総合高等学校、山口県立新南陽高等学校、山口県立山口高等学校、長門高等学校、
下関商業高等学校 他 計約30名
内容
①高校生が「わたしの名所」を紹介し、観光マップを試作する
②高校生が専門家と共に街歩きをし、観光資源発掘のレクチャーを受ける
③オリジナルの「メタ観光マップ」の作成に取り掛かり、自分のプロジェクトを作り込む
特記事項
本イベントには山口県内の観光事業者や大学生も視察参加し、高校生の活動に寄り添うことで、若者目線の観光事業の実現の可能性を高めます。



山口県の新しい観光キャッチコピーに乗せて
山口県では、観光を力強くリードする新しい観光キャッチフレーズ「おいでませ ふくの国 山口」を2023年9月に発表しました。幸福感あふれる旅を満喫していただけるよう、産学官民が一体となったオール山口の取組を推進しています。

2024年1月にはニューヨークタイムズ紙の「行くべき52ヶ所」に山口市が選ばれました。これを契機に山口県内の観光の機運は盛り上がりを見せ、観光事業者をはじめ各自治体も観光客の誘致に力を注いでいます。

学生の動きも活発になっています。山口市の山口高校では、山口市にインバウンド観光客を取り組むプロジェクトが発足。YAMAGUCHIの知名度を世界に広げ、「西の京都」とも称される街の奥深さを味わっていただくために、地元はもちろん福岡空港にまで足を運び、独自のリサーチを実施。特に欧米からの観光客は、街に住む人々との何気ない対話に惹かれるという仮説を導き出し、県内の高校生を山口市に集めて観光客と対話する企画を実施しました。

観光の専門家からなるメタ観光推進機構のコラボレーション
今回、高校生のメンタリングを行うのは、一般社団法人メタ観光推進機構と専門家の方々。きっかけは、2024年7月に株式会社3inが地元の高校と共催した「夏会〜なつかひ〜」でした。過疎が進む山口県長門市で毎年行っているイベント「ナガトレトロ」の関わりで、観光のシンポジウムにゲスト登壇したのが、代表理事の牧野友衛氏でした。観光分野に造詣の深い牧野氏の主張に、多くの参加者が感銘を受けました。
メタ観光とは
これまでの「観光」にとらわれず、多様化する人々のニーズに対応し、「アニメ聖地」「写真映え」「地形」等、地域に潜在する多様な魅力を観光資源として多層レイヤーのオンライン地図「メタ観光マップ」に可視化することで、地域観光の活性化に寄与する新しい概念です。
「一般社団法人メタ観光推進機構」について
「メタ観光」を推進するために、2021年1月に活動を開始しました。調査研究、助成事業、シンポジウムによるメタ観光の考え方の普及活動のほか、地域でのメタ観光の実践事業を行っています。
8月2日のセミナー・ワークショップには、機構から理事と専門家が参加し、高校生の挑戦を後押しします。
講師
メタ観光推進機構
牧野友衛氏(代表理事)
真鍋陸太郎氏(理事)
菊池映輝氏(理事)
玉置泰紀氏(理事)
伏谷博之氏(理事)
齋藤貴弘氏(理事)
※玉置氏、伏谷氏、齋藤氏は、9月15日プログラム(後述)のみ参加
「メタ観光スタディーズ」専門家
吉村生氏・高山英男氏(暗渠マニアックス)
石山蓮華氏(電線愛好家・文筆家・俳優)
齋藤佳氏(ドンツキ協会会長)
講師のプロフィールと実績例
(公式HP)
(江東区の新たな魅力発見! メタ観光ガイドツアー)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000072303.html
12月25日にはプレゼンテーションフォーラムを開催
「若者活躍による観光力パワーアップ事業」の2025年の関連イベントは、以下の通りとなっています。
8月2日(土)
キックオフセミナー・ワークショップ(わたしの名所の提案、街歩きワークショップ)
9月15日(祝・月)
メタ観光マップとモデルコース発表、観光事業化プロジェクト発表
12月25日(木)
プレゼンテーション、若者による観光フォーラム
プレゼンテーションでは、若者たちが考案した独自の旅行商品やプロモーションツールを、山口県知事や観光事業者等に対して企画提案します。また、これらのイベントを受け、地域に戻った高校生たちが、地元大学生や観光事業者と連携しながら、事業やプロジェクトの本格的な社会実装をめざします。
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