経産省後援JISSUI「出向起業 認定・助成金」に医療HRテック『メドエックス』が採択
国内ではまだ稀少な “SNS・コミュニティ型医療人材マッチングモデル” 南海電鉄プログラム採択に続く高評価
株式会社メドエックス(本社:東京都中央区、代表取締役:右高稜大)は、一般社団法人社会実装推進センター(略称 JISSUI)の2025年度 出向起業「認定・助成金」の採択企業に選ばれたことをお知らせいたします。

■出向起業「認定・助成金」とは
出向起業「認定・助成金」は大企業の人材や知的資産を新規事業に活かしにくい現状を踏まえ、これまで十分に活用されてこなかった大企業発の経営資源を外部に開放し、新たな事業創出を促すことを目的とした制度です。
従来は経済産業省の「出向起業補助金」として実施されていましたが、事業終了を受け、事務局を務めていたJISSUIが自主制度として 2025年度「出向起業 認定・助成金」 の公募を開始しました。
■メドエックスが取り組む看護師不足の構造課題
日本看護協会「2024年 病院看護実態調査」によれば、2023年度の看護師離職率は 11.3% ※1と依然として高い水準にあります。一方で、現場に復帰していない「潜在看護師」は 約70万人 とされ、離職と復職のギャップが看護人材の慢性的な不足を生み出しているのが現状です。
※1。日本看護協会「2024年 病院看護実態調査(2023年度)」
それに対し、国内の医療採用市場は「求人広告」と「紹介会社」に二極化しており、
・求人広告:掲載するたびに費用が発生し、情報が蓄積されない(都度コスト)
・人材紹介:採用ごとに成功報酬が発生し、高額化しやすい
という構造的課題を抱えています。
■ SNS × コミュニティによる“自走型採用”という新しい価値
メドエックスは、医療機関のSNS情報発信とコミュニティ形成を軸とした“自走型採用”を実現する点が大きな特徴です。医療機関が日常の雰囲気や働くスタッフの声を継続的に発信することで、求職者が自然と集まり、応募が時間とともに蓄積される仕組みを構築できます。
これにより、採用コスト全体を低減し、医療者と病院が直接つながる新しい採用モデルとしてこれまでにない価値を提供しています。
このような SNS・動画・コミュニティを基盤にした医療人材マッチングモデルは国内では極めて稀少 であり、医療採用DXの新たなアプローチとして注目を集めています。
■ これまでの評価と、今回の採択について
メドエックスの取り組みは、南海電気鉄道株式会社の事業創出支援プログラム「beyond the Border」に採択されるなど、すでに外部から高い評価を得てきました。
この度、新たにJISSUI「出向起業 認定・助成金」への採択を受けたことで、看護師と医療機関の双方が納得し、長く働ける採用の仕組みづくりに一層注力してまいります。
【会社概要】
社名:株式会社メドエックス(英文名:MedX, Inc.)
設立日:2025年4月14日
代表取締役:右高 稜大(みぎたか りょうた)
所在地:東京都中央区新川二丁目21番10号 リードシー八丁堀BIZcomfort日本橋新川
URL:https://www.medich.jp/
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