1月31日【こどもを守る保育防災の日】そなエリア東京にて「保育士による保育士のためのイベント」を開催
乳幼児の命を守る行動指針「き・み・と・か・に」を保育現場から全国へ広げる体験型防災イベント
災害の記憶がよみがえる季節に、“乳幼児の命を守る防災”を問い直す。
一般社団法人保育の寺子屋(神奈川県横浜市鶴見区、代表理事:藤實智子)は、2026年1月31日の「こどもを守る保育防災の日」と制定し、保育士および子どもに関わる仕事をしている方を対象とした体験型イベント 「きみとかにプロジェクト 保育防災フェス」 を開催します。
1月は能登半島地震から2年、阪神・淡路大震災から31年。
そして3月には東日本大震災から15年という節目を迎えます。
災害への関心が高まる一方で、いま保育の現場では、
子どもを守るために奮闘する保育士たちの負担と孤立が深刻な課題となっています。
「きみとかにプロジェクト」とは
本プロジェクトは、「子どもを守る力を、保育の現場から育てたい」という保育士たちの声から生まれました。

災害時に大切な行動としてまとめた合言葉が、
「聞く・見る・止まる・考える・逃げる(きみとかに)」です。
これは“おかしも”のように禁止を伝える言葉ではなく、
子ども自身がどう動けば命を守れるのかを主体的に学べる行動指針として考案しました。
まだ自らの命を守る力が弱い乳幼児にとって、この5つの行動はとても重要です。
この理念に共感し、防災士資格を持つなど防災への関心が高い保育士たちが全国から集まり、チームとしてプロジェクトを推進しています。
イベント開催の背景
近年、不適切保育の報道が続き、保育士に向けられる世間の目は厳しさを増しています。
しかしその陰で、多くの保育士たちは子どもたちを守るために、膨大な業務に向き合いながら最善を尽くしているのが現状です。
どれほど過酷な環境であっても、保育士たちに共通してあるのは、
「子どもたちを守りたい」という揺るがない想いです。
きみとかにプロジェクトは、そんな保育士たちの純粋な想いから生まれました。
「きみとかに」という新たな防災の合言葉を軸に、紙芝居や歌、ゲームなど子どもに伝えるためのツールを保育士自身が考え、つくり上げていくことができれば、「日本の保育」を変える力になると信じています。
そして、防災意識が高まるこの時期に、改めて乳幼児を守ることを社会全体で考える日として、1月31日を「こどもを守る保育防災の日」と制定し、イベントの開催を決めました。

より多くの人に知ってもらいたいと思い、クラウドファンディングにも挑戦しました。
その想いに共感した多くの支援者により11月22日に目標金額100万円を達成し、今回のイベント開催が実現しました。
当日は“体験して身につく”プログラムを展開
開催日時:1月31日(土)13:00~15:00
開催場所:東京臨海広域防災公園
(そなエリア東京) レクチャールーム
参加費用:無料
◆幼児向け 「防災カードゲーム」
◆避難行動を身体で覚える 「きみとかに体操」
◆プロジェクト制作の紙芝居 「読み聞かせ」
◆現役保育士による 「防災あそび」
◆保育現場に特化した 防災グッズ紹介
参加者には、「きみとかに紙芝居」 と 「防災カードゲーム」など を特典として配布します。
楽しく防災を学ぶ一日として、イベント後は希望者向けに 「そなエリア東京」体験施設の見学ツアーも実施予定。

目指すのは、共助のネットワークづくり
そして私たちが目指すのは、イベントの開催だけではありません。
全国の保育士たちがつながり、災害時に助け合える“共助のネットワーク”を育てていくことです。
その積み重ねが、保育の現場そのものをより安全で前向きなものへと変えていく力になると考えています。
保育士たちの想いと行動から、保育の未来を変えていく。
その第一歩として、このイベントを開催します。

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