「伐採木活用による新たな都市型林業ビジネススキーム」において「ウッドデザイン賞2025」を受賞
フロンティアジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:額賀 泰尾)は、「伐採木活用による新たな都市型林業ビジネススキーム」において「ウッドデザイン賞2025」を受賞しましたのでお知らせいたします。


ウッドデザイン賞は、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰する顕彰制度です。
今回、フロンティアジャパンは木を活かして森林・林業や地域・社会の持続性を向上させているものが対象となる「ソーシャルデザイン部門」において受賞しました。
◆ウッドデザイン賞公式サイト:https://www.wooddesign.jp/
【受賞内容】ソーシャルデザイン部門
「伐採木活用による新たな都市型林業ビジネススキーム」
国産材活用のプロダクトメーカーとして、長年培った技術やエコシステムを活かし、調査・運搬・加工・商品化・納品までワンストップ対応する「伐採木活用による新たな都市型林業ビジネススキーム」を構築。
環境配慮と企業価値向上を両立する都市型林業モデルを目指した。

●背景
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現状の課題と需要の高まりとして、都市部では、街路樹や公園樹の管理・再整備によって発生する伐採木および通行利用の妨げとなる樹木や自然災害時の倒木、老木や衰弱木などの支障木の処理は、量的な増加だけでなく、その有効活用という点で課題となっている。
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このような背景の中、企業、行政、学校などでは、SDGsやサステナビリティ意識の高まりから、伐採木の活用への社会的需要が高まっている。具体的には、地域資源の価値見直し(地産地消)や資源の有効活用(アップサイクル)、そして脱炭素への貢献、さらには環境教育の一環としての活用が注目され、多角的な視点から木材の再利用が求められている。
●成果
1.企業価値の向上とSDGs/ESGへの貢献
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伐採木や支障木などの未活用資源を有効活用することで、環境配慮型企業としてのポジティブなイメージを確立。
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ESG投資評価の向上、マーケティング・ブランディング活動への好影響、そしてSDGs目標達成への具体的な貢献。
2.新たなコミュニケーションツールの創出
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伐採木から作られた製品は、企業の環境への取り組みを伝える強力なコミュニケーションツールとして貢献。
3.伐採木活用の拡大
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ワンストップ体制の確立により、これまで活用が難しかった多種多様な伐採木(計画伐採から緊急災害木まで)を効率的に回収・加工することで、伐採木の活用が大幅に拡大し、地域社会への多角的な貢献に繋がった。
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これにより、安定した資源供給とプロジェクト遂行が可能になった。
4.地域経済と社会への貢献
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伐採木を地域内で循環させることで、廃棄物削減と環境負荷低減に貢献。
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さらに、パートナー企業との連携が、各地の製材業・加工業に新たな収益と雇用を生み出し、地域活性化に繋がった。企業だけにとどまらず、行政、学校法人など、伐採木の有効活用が拡がった。
[ワンストップ体制・流れ]

[製材所・加工メーカーとの多様なパートナーシップ]

◆商品サイト :https://eco-pro.ne.jp/
◆コーポレートサイト:https://www.frontierjapan.co.jp/
◆本件に関する問い合わせ先
フロンティアジャパン株式会社
TEL:03-6453-0650
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