“令和の米騒動”が静かに日本酒にも――             来春に迫る「日本酒ショック」。酒米高騰の中で誕生した、田町発の新店「WA酒WA食」が挑む、“消費から支える日本酒文化”。

酒米高騰の影響が広がる中、“日本酒の消費を通じて業界を支えたい”という想いから誕生。唎酒師が提案する多様な飲用スタイルと創作和食のペアリングで、日本酒文化の新しい入口をつくる飲食店舗。

合同会社ADWORK

2025年9月、東京・田町に「WA酒WA食(わしゅわしょく)」がオープンしました。
“日本酒が苦手な人にこそ来てほしい”という想いを掲げる同店は、
日本酒業界を取り巻く現状に真正面から向き合う、新しいスタイルの創作和食店です。

店内画像

■ “令和の米騒動”が静かに波及。酒米高騰が日本酒を揺らす

今年春、ニュースでも話題となった“令和の米騒動”。
食用米の価格高騰が落ち着きを見せる一方で、いま酒造好適米(日本酒専用米)の価格上昇が全国の酒蔵を直撃しています。
来春以降、出荷予定の新酒では“値上げ”や“製造縮小”の懸念が広がり、日本酒業界全体が大きな転換点を迎えています。

そんな中で、「WA酒WA食」は“消費の現場から日本酒を支える”ことを目的に誕生しました。
飲む人が増えることで、造る人を支える。

――そんな循環を生み出す場所を目指しています。

日本酒画像

■ 唎酒師が創る、“日本酒の新しい楽しみ方”

店内には唎酒師が在籍し、お客様の嗜好や料理に合わせて最適な一杯を提案。
従来の“冷・常温・燗”という枠にとらわれず、
炭酸割り・ロック・ミクソロジースタイルなど、より自由なスタイルで日本酒を提供しています。

また、圧縮充填技術を使った「KEG DRAFT」による“生酒のフレッシュ体験”や、
複数の日本酒をブレンドして創る「オリジナルブレンド日本酒」など、
味わいと体験の両面で“日本酒の入口”を広げる試みも行っています。

日本酒ロックスタイル
日本酒フローズンスタイル
KEG DRAFT
KEG DRAFT

■ 日本酒に寄り添う、創作和食の数々

料理はすべて、“日本酒を美味しくするための一皿”をテーマに構成。
和食と洋食の技術を融合し、素材の旨味・香り・温度を繊細に設計しています。

(グランドメニューから抜粋)

生湯葉といくらとウニの土佐醤油ジュレ:WA酒WA食看板メニュー

創作お造り五種盛り合わせ:素材ごとに最も引き立つ味わい方でご提供

マリネサーモンのレアカツ:外はサクッ、中はレア、2種のソースで

ポテトサラダカルボナーラ風:目の前でチーズを削って仕上げます

合鴨と季節の根菜の炊き立て土釜ご飯:鴨とシャキシャキのレンコンがベストマッチ

サバと旬野菜の出汁しゃぶ:生でも食べられるほど新鮮なサバをしゃぶしゃぶで

生湯葉といくらとウニの土佐醤油ジュレ
創作お造り五種盛り合わせ
マリネサーモンのレアカツ
ポテトサラダカルボナーラ風
合鴨と季節の根菜の炊き立て土釜ご飯
サバと旬野菜の出汁しゃぶ

■ 厳選した日本酒ラインナップ

「WA酒WA食」で扱う日本酒は、唎酒師が各地の蔵を巡り、
造り手の想いや酒造りへの姿勢に触れながら選び抜いたものです。
それぞれの蔵で感じた“人と土地の個性”を、店の一杯一杯に込めています。

(以下、グランドメニューから取扱い日本酒を抜粋)

天寿酒造(秋田県由利本荘市)

【WA酒WA食 取り扱い銘柄】

 純米大吟醸「鳥海山」

酒造りには、名峰・鳥海山の万年雪が育んだ伏流水を使用。この清らかな水が、雑味のないすっきりとした酒質を支えているとお伺いしました。

現地で特に印象に残ったのは、蔵人と地元農家が協力する「天寿酒米研究会」。契約栽培の酒米を使い、原料から理想のお酒を追求している姿勢に深く感銘を受けました。

天寿酒造(秋田県由利本荘市)

阿櫻酒造(秋田県横手市)

【WA酒WA食 取り扱い銘柄】

純米吟醸酒「阿櫻」

この地の冬は厳しく、気温も氷点下が当たり前。その気候を逆手にとったのが、同蔵が行う長期低温発酵による秋田流寒仕込み。じっくりと時間をかけて醸されたお酒は、穏やかな旨味とキレの良さを兼ね備え、*料理を引き立てる“食中酒*として根強い人気を誇っています。

阿櫻酒造(秋田県横手市)

山陽盃酒造(兵庫県宍粟市)

【WA酒WA食 取り扱い銘柄】

純米酒「播州一献」超辛

蔵に足を踏み入れてまず感じたのは、地元を愛する空気。仕込みに使う酒米は、「山田錦」「兵庫北錦」「兵庫夢錦」など、すべて兵庫県産のみ。そのこだわりには、土地への深い敬意がにじんでいました。

蔵の方から伺った話で胸を打たれたのが、2018年に起きた蔵の火災。木造の仕込み蔵が焼失するという試練…大きな試練を経て、蔵の方々は着実に、そして前向きに蔵を立て直していったそうです。

山陽盃酒造(兵庫県宍粟市)

松本酒造(京都府伏見区)

【WA酒WA食 取り扱い銘柄】

純米酒「澤屋まつもと」  

訪問した感じたのは、原料への尋常ならぬこだわり。使用されるお米はすべて自社精米、仕込み水も厳選された伏流水。選び抜かれた素材が、ここではまるで宝物のように扱われていました。

工程の一部には、あえて手作業が残されているというのも印象的でした。すべてを機械に任せるのではなく、「人の目と手」で最後の精度を追い込む。これは品質を守り抜くために欠かせないこだわりだと、蔵の方が教えてくれました。

松本酒造(京都府伏見区)

江井ヶ嶋酒造(兵庫県明石市)

【WA酒WA食 取り扱い銘柄】

純米酒「日本魂 水酛スペシャルⅡ」 

創業はなんと江戸時代。瀬戸内の潮風を感じる穏やかな町で、長きにわたり酒造りを続けてきた老舗蔵です。

印象的だったのは、伝統製法の「水酛(みずもと)仕込み」を復活させていること。手間と時間がかかるこの手法は、自然の力を活かした極めて繊細な造り。蔵の中には、時間がゆっくりと流れているような感覚さえありました。

江井ヶ嶋酒造(兵庫県明石市)

■ 店主コメント

もっと多くのお客様に「日本酒のおいしさ」や「楽しさ」を感じていただきたいという思いから、唎酒師の資格を取得しました。日本酒は単なるお酒ではなく、造り手である酒蔵の方々の想いや土地の風土が詰まった文化そのものです。そうした背景も含めてお客様に届けられる場をつくりたい、というのが私の願いです。

「日本酒っておもしろい!」「また飲んでみたい!」そんな体験を通じて、日本酒がもっと身近な存在になることを目指しています。WA酒WA食は、お客様にとって“日本酒を好きになるきっかけ”となり、同時に酒蔵と消費者をつなぐ小さな発信拠点でありたいと考えています。


■店舗概要

店名:WA酒WA食(わしゅわしょく)
住所:〒108-0014 東京都港区芝5丁目15-2 UB.TASUKI MITA 1階
アクセス:JR田町駅・都営三田駅 徒歩5分
営業時間:ランチ 11:30〜14:00(L.O.13:30)/ディナー 17:00〜23:30(L.O.22:30)
定休日:日曜
席数:カウンター10席・テーブル12席・個室1室(最大8名)

公式HPhttps://washuwashoku.adwork-grp.co.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/washuwashoku/


■お問い合わせ先

合同会社ADWORK(WA酒WA食 PR担当:木原)
E-mail:kihara@adwork-grp.co.jp

電話番号:090-3375-1074

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会社概要

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URL
https://washuwashoku.adwork-grp.co.jp/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
東京都港区芝5-15-2 UB.TASUKI MITA1階
電話番号
-
代表者名
木原朝規
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2023年05月