山形県西川町の伝統工芸「山葡萄つる細工」職人、伊東 広とグラフィックデザイナー栗原あずさ・𦚰田あすかのユニットpinkpepperによるコラボレーションアイテムPOPUP「Like Vine」を開催
西川町山村活性化地域協議会(本拠地:山形県西村山郡西川町大字海味510、会長:内藤翔吾)は、山形県西川町(にしかわまち)の伝統工芸である「山葡萄つる細工」の職人KOGUMA(伊東 広)と、グラフィックデザイナー栗原あずさ・𦚰田あすかのユニットpinkpepperによるコラボレーションアイテムのローンチポップアップ「Like Vine(ライクバイン) 」を、2月5日(木)~10日(火)の6日間にわたり、THINK OF THINGS(東京都渋谷区千駄ヶ谷3-62-1)にて開催します。

「Like Vine」は、山形県西川町で山仕事の道具として暮らしの中で使われ、伝統工芸品と
しても愛されている「山葡萄つる細工」をより多くの方に知っていただき、新しい形で次世代に継承していくことを目指して立ち上がったプロジェクト「Like Vine Project(西川町山村活性化地域協議会)」のプロダクトブランドです。
今回のポップアップでは、プロジェクトを通して約半年をかけ制作してきた、従来の山葡萄籠にはなかった新しいフォルムの籠と、それに合わせて制作したインナーバッグや、pinkpepperの2人が西川町を訪れてインスピレーションを受け、それぞれデザインした大判スカーフと、それを留めるつる細工のスカーフリングという、2つのコラボレーションアイテムをお披露目します。
伝統の技術や工芸品としてのデザインと、グラフィカルなデザインアイテムとのコラボレーションを、ぜひお楽しみください。
ポップアップ開催概要
POPUP「Like Vine(ライクバイン) 」
日程:2026年2月5日(木)~ 2月10日(火)
時間:11:00~19:30
会場:THINK OF THINGS 1F CASE(東京都渋谷区千駄ヶ谷3-62-1)
主催:西川町山村活性化地域協議会
支援:日建設計コンストラクション・マネジメント株式会社
コラボレーションアイテムについて
●KOGUMA 山葡萄つる細工 横長籠/持ち手長め
長めのハンドルに横長のフォルム。大井沢のシグネチャーとなる技法を活かした、コンパクトでさりげなく、モードな佇まいの横長籠です。
●pinkpepper インナーバッグ(mingle/sunlight)
山葡萄の籠をモダンに彩るインナーバッグ。持ち手を垂らしてやわらかな表情をのぞかせて。単体でも活躍します。




●KOGUMA 山葡萄つる細工 スカーフリング
自然のままの表情が美しい、プリミティブなスカーフリング。存在感ある太めの仕上がりに。
●pinkpepper 大判スカーフ(mingle/sunlight)
頭に巻いたり、肩掛けしたり。穏やかに光を通す、軽やかで透け感のある大判スカーフです。




【 山葡萄のつるを使用した、「山葡萄つる細工 横長籠/持ち手長め 」と「山葡萄つる細工 スカーフリング」は、今回のプロジェクトの課題でもある、省材料での制作を実現しています。】
〈 グラフィックデザインコンセプト 〉

mingle
山形県西川町に咲く野の花、森、光のイメージを重ね合わせました。“mingle”とは“一緒になること”。つる細工の籠とpinkpepperのスカーフがあわさって、辺りをやわらかに包み込みます。
design:𦚰田あすか

sunlight
山形県西川町の森に差し込む光“sunlight”をイメージしました。山葡萄を育む森の木漏れ日、山の実りを、楕円の連なりと鮮やかな色彩で表現しています。
design:栗原あずさ
コラボレーターについて

山形県西川町 つる細工職人
KOGUMA 伊東 広
1990年生まれ。長崎県出身。世界30カ国以上を旅し、帰国後、2020年に訪れた山形県西川町大井沢で雪国の暮らしに触れ、感銘を受ける。なかでも山葡萄のつる細工やわら細工などの手仕事に強く惹かれて、そのまま移住を決断。地元の職人から手ほどきを受け、現在は築113年の古民家で暮らしながら制作、時折ゲストハウスの運営もおこなっている。2023年〜25年、日本民藝館展入選。2024年、「NIPPONの47 2025 CRAFT 47の意志にみるこれからのクラフト」に選出される。
Website:koguma-o.com
Instagram:__ko_gu_ma__

pinkpepper デザイナー
栗原あずさ、𦚰田あすか
pinkpepperは、グラフィックデザイナーの栗原あずさと𦚰田あすかが手掛けるテキスタイルを中心としたプロダクトブランド。着こなしのアクセントになるような、グラフィカルなデザインが特徴。身に纏えるグラフィックとして、毎シーズンごとにスカーフを制作・発表している。ブランド名には、日常にちょっとした遊び心を加えてくれる“小さなスパイス”という意味が込められている。
Instagram:2016pinkpepper
「Like Vine Project」について
「Like Vine Project」は、山形県西川町の伝統ある「山葡萄つる細工」を多くの方に知っていただき、新しい形で次世代に継承していこうと立ち上がったプロジェクトです。
東北の名峰・月山(がっさん)の麓に広がる、自然豊かな山形県西川町大井沢。厳しい自然環境の中にあり、冬には一面が銀世界に変わる大井沢は “山葡萄籠の発祥の地”といわれ、古くから冬場の手仕事として山葡萄のつるを使ったつる細工が継承されてきました。
山仕事の道具として暮らしの中で使われ、工芸品としても愛されている「山葡萄つる細工」ですが、現在は高齢化によって作り手が減少し、原料となるつるの確保も難しくなるなど、希少価値が増しています。山葡萄のつるが他の植物と絡み合って上へ上へと伸び、花を咲かせて実をつけ、景観を彩るように、つる細工の職人と異業種の作り手とがともに手を取り合うことで、ここからまた新たな光景を描いていけることを目指しています。
山形県西川町について
山形県西川町は山形県のほぼ中央に位置し、磐梯(ばんだい)朝日国立公園の朝日連峰やその支脈に囲まれ、東北の名峰・月山の麓に広がる自然豊かな町です。総面積の約95%が山地で占められ、町内には清流日本一と名高い寒河江(さがえ)川が流れるなど、東北の里山ならではの四季の移ろいを感じることができます。冬の積雪量は町の中心地で1m、山間部では5mにも達するほど、県内でも有数の豪雪地帯です。

山形県西川町大井沢の「山葡萄つる細工」について
◯ものづくりの背景
自然豊かな山形県西川町大井沢地区は、夏場は「出羽三山詣で(でわさんざんもうで)」の中継地として多くの人々が行き交い交流を深めてきました。一方で、冬になると何ヶ月も深い雪に閉ざされ、外界との交流も制限されます。そこで、林業や農業、民宿に携わる方を中心に、冬場の手仕事として「山葡萄つる細工」が受け継がれてきました。職人たちは6月中旬~7月上旬に周辺の山々に入っては山葡萄のつるを採取し、皮を剥いで乾燥させ、冬の手仕事に備えてきたのです。
しかし、原料となる山葡萄のつるは、つる細工に使えるほど成長するまでに10年以上を要する貴重な素材です。また、山での採取は重労働で、高齢により引退してしまう作り手も少なくありません。そのような背景もあり、かつては数十人いた大井沢の作り手は、今では数人を残すのみとなりました。また、昔ながらの販売方法によって、品質や手間ひまに見合った適正な価格で取り引きされていないという課題も抱えています。
◯大井沢の山葡萄籠
山葡萄の籠は弾力性に富み、色合いが良く、使い込むほどにツヤと深みが出てくるため、経年変化を楽しみながら長くご愛用いただけます。とくに、大井沢の山葡萄の籠はその丈夫さと美しさから、全国的に高い評価をいただいています。手間ひまかけて丹念に編まれた籠は、使いながら自分色に育てていける一生ものの生活用具です。
プロジェクト公式SNS
Instagram:like_vine__
お問い合わせ先
西川町山村活性化地域協議会
〒990-0792 山形県西村山郡西川町大字海味510
Mail:nishikawasansonktk@gmail.com
西川町山村活性化地域協議会(担当:阿部)
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