山形県遊佐町月光川でモクズガニのすみかづくり「小さな自然再生 会」を令和8年9月13日に開催。鳥海山の湧水を源とする清流で生物調査【環境省 令和8年度良好な水環境保全・活用モデル事業:講師 三橋弘宗氏】
遊びながら、川を感じ、学ぶ。自ら、自然と関わり続けられる地域へ。環境省モデル事業2年目、流域の生物多様性を育む実践。小学生、中学生、高校生、大学生、地域住民、教育者、漁業協同組合、環境の専門家が協働。

一般社団法人遊ばざるもの学ぶべからず(山形県遊佐町、代表理事:藤川かん奈)は、2026年9月13日(日)10:00〜12:00、月光川の新地橋下付近で「第3回 月光川の小さな自然再生会」を開催します。専門家とともに川に入り、水生生物を採集・観察した後、川底を耕して石を積み、モクズガニなどのすみかとなる環境をつくります。
環境省「令和8年度良好な水環境保全・活用モデル事業」の一環として、講師に水生昆虫や水質分析、河川の自然再生を専門とする三橋弘宗氏を迎え、川の生きもののすみかづくりと、自然に主体的に関わる人や地域のつながりを育てる取り組みを進めます。
開催概要
名称:第3回 月光川の小さな自然再生会
日時:2026年9月13日(日)10:00〜12:00
集合場所:月光川河川公園 駐車場(山形県飽海郡遊佐町吉出下タノ川)
活動場所:新地橋下付近の月光川
参加費:無料
対象:子どもから大人まで。小学生以下は保護者同伴
持ち物:濡れてもよい服と靴(アクアシューズなど)、網(あれば)、着替え、タオル、水筒など
講師:三橋弘宗氏(兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員/「小さな自然再生」研究会)
主催:一般社団法人遊ばざるもの学ぶべからず
協力:月光川養漁業協同組合、一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会、地元教員 畠中裕之氏、元・地域おこし協力隊 渡辺力氏
事業支援:環境省 令和8年度良好な水環境保全・活用モデル事業
前回「第二回 月光川の水辺の生き物観察会」2026年 8月7日の活動の様子

調査前のブリーフィング
安全についての指導

川の生き物の調査
指導の下 生き物探し

川の生き物の住処づくり
川中の石を移動し環境整備

川の生き物の解説
魚や水生昆虫の解説
背景|川に触れる経験と、保全の担い手を次世代へ
川の水辺の保全において、月光川養漁業協同組合の組合員の減少や高齢化が一つの課題となっています。一方で、次世代を担う若い世代が川に触れる機会の少なさも、当法人は課題と捉えています。昨年度2025年9月13日に実施した観察会では、参加した中学生から大学生までの半数が、それまで川に入った経験がありませんでした。[ 昨年度報告書:GOODLIFEISLAND合同会社・当法人 2025年度モデル事業報告書(2026年2月、環境省公開)]
当法人は、こうした活動を通じて、自然に触れる機会と、川を守ってきた人の営みを知る接点を増やす必要があると考えています。

主催にあたっての想い
私たちが目指すのは、豊かな自然への主体的な関わりが続き、広がっていく地域です。出発点として大切にしているのは、自然に心を動かされる「面白い」「もっと知りたい」という気持ちです。川に入り、生きものを見つけ、自分の手ですみかをつくる経験を通じて、自らの意思で自然に関わり、行動する力を育みたいと考えています。
自然に関わろうとする意思が次の行動につながるには、参加を支える地域の環境も欠かせません。川を守ってきた人や専門家と出会い、繰り返し活動に参加できる機会をつくること。若者も大人も、関心や得意なことを生かして関われるつながりを育むこと。当法人は、自然に関わる人を育てることと、その人が関わり続けられる仕組みを整えることを、一体で進めていきます。
この考え方は、遊佐高校の魅力化を起点に、行政、学校、地域の事業者や住民をつなぎ、若者の学びと挑戦を支えてきた当法人の活動に通じています。自然が豊かなうちに、それを次世代へ受け継ぐ営みそのものを学びの機会にする。今回の自然再生会も、自分の関わりが地域の未来につながることを実感できる場として開催します。
一般社団法人遊ばざるもの学ぶべからずについて
一般社団法人遊ばざるもの学ぶべからずは、2024年10月に設立され、山形県遊佐町を拠点に「自分たちのまちは自分たちでつくる」を掲げて活動する団体です。遊佐高校の魅力化に携わってきたメンバーが、行政、学校、地域の事業者や住民とのつながりを生かし、若者の学びと挑戦を地域全体で支える環境づくりに取り組んでいます。
「まちのプレイヤー育成事業」では、地域の教育のコーディネート、高校生からU30世代の起業支援、大学生インターンシップ、海外交流などを展開しています。
「みんなの自然再生事業」では、住民が身近な自然の保全・回復・再生に楽しく関われる機会と仕組みをつくっています。自らの意思で地域に関わる人づくりと、豊かな自然を次世代へつなぐ取り組みの両方を進めています。
環境省「令和8年度良好な水環境保全・活用モデル事業」について
水環境の保全と持続可能な活用を、生物多様性の保全や地域の活性化につなげる環境省の事業です。水質・生態系の調査、自然を生かした活用方法の検討、活動を続けるための体制づくりなどが対象となります。選定団体は、事務局との請負契約に基づく事業費の支援に加え、伴走支援や必要に応じた専門家の助言を受けて取り組みます。当法人は2025年度に続き、2026年度も継続実施団体に選定されています。今回の自然再生会は、月光川での調査や保全活動に地域の人が継続して関わる機会をつくる、同事業の一環です。
関連リンク
〇イベント案内:(イベント案内)第3回 月光川の小さな自然再生会(2026年9月13日・山形県遊佐町)水辺の小さな自然再生 Collaborative Nature Restoration
〇2025年度事業報告書「高校生と釣り人によるイワナの資源量調査および 水圏活用と保全のための拠点・コミュニティづくり」(作成:GOODLIFEISLAND合同会社・一般社団法人遊ばざるもの学ぶべからず/2026年2月/環境省ウェブサイト公開)
〇過去のPR TIMESリリース:山形県遊佐町の人づくり・地域づくりを発信「全国約5000校に配布される高校向け進路指導・キャリア教育専門誌『キャリアガイダンス』に掲載」「11月7日開催『山形の暮らしとなりわいカンファレンス』に登壇」
〇一般社団法人遊ばざるもの学ぶべからずHP:https://www.asobamana.com/
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