日本発!世界4カ国出版社共催 第二回「ゴールデン・エレファント賞」二次選考結果発表
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日本発!世界4カ国出版社共催
第二回「ゴールデン・エレファント賞」二次選考結果発表
http://geaward.jp/
■1次選考通過全17作品の中から更に5作品が選出
■時代の空気を投影した人間ドラマほか、海外での訴求が期待される作品が通過
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ゴールデン・エレファント賞運営事務局は、第二回「ゴールデン・エレファント賞」の二次選考結果について、本日発表させていただきます。
「ゴールデン・エレファント賞」は、日本のコンテンツクリエーターの中から優れたオリジナル作品を発掘し、各国言語で世界へリリースすることを目指す国際的エンタテイメント小説アワードで、2009年に設立されて以来、今回で2回目の開催となります。
6月10日に公表された一次選考では、白熱した議論の末、150にも及ぶ応募作品の中からエンタテイメント性と個性を兼ね備えた17作品が選ばれました。
今回の二次選考では、時代の空気感からか、普遍性の高い「成長」や「仲間」そして「生」が主題の人間ドラマのほか、海外市場への訴求力の期待値、映像化など二次使用に耐えるであろう強いキャラクター性が売りの、エッジが効いたファンタジーやミステリー作品が選出されました。
今後の選考については、2011年10月頃に大賞受賞作品の発表を予定しており、受賞作品は日本のほか、世界各国での発売が予定されています。
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第二回「ゴールデン・エレファント賞」実施概要
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●応募期間 : 2010年10月18日(月)~2011年4月15日(金)
●応募総数 : 147作品
●1時通過作品数 : 全17作品
●2次通過作品数 : 全5作品 ※順不同
1. 『サンクス・ナイト』 根本起男(ねもとたつお)
<選評>※一部抜粋
アメリカのサスペンスTVドラマのような作品。舞台設定が秀逸で、デパートのシークレット・イベントとして、いかにもありそうと思わせる説得力がある。会場を密室化する仕掛けも納得できるもので、この設定を考えた時点で「勝ち」とも言える。
2. 『gray to men』 石川智健(いしかわともたけ)
<選評>※一部抜粋
多少強引な展開や全体的に判で押したようなありきたりな恨み、都合良く出てくる悪人等が目立つが、復讐劇から自殺者救済、性的犯罪の解決、そして富の再分配の計画まで、物語のスケールが大きく読み応えがある。
3. 『梟の棲む喫茶店で』 知念実希人(ちねんみきと)
<選評>※一部抜粋
いわゆる「スーパー・ナチュラル系」のライトなストーリー。だが、コメディ寄りに振っているのが斬新。誰にでも受け入れられる普遍的なモチーフ、キャラクターの描写力、ストーリーの構成力は高く評価できる。
4. 『柿崎トオルの出会った数奇なる自殺請負人』 大木磐(おおきばん)
<選評>※一部抜粋
作中から“死を見つめることで生きることを考える”というメッセージを発信するというテーマ選びは素晴らしい。一見、自殺についての哲学を持たない風に作られた「自殺請負人・津雲」を、傍観者である主人公の視点から少しずつ明るみに出してゆく面白さもある。
5. 『夢みるチカラ』 会津泰成(あいずやすなり)
<選評>※一部抜粋
若者のポートレートとして秀逸。新宿歌舞伎町のシミュラクルのなかで、格闘技というリアリズムに引き込まれてゆく主人公の心象風景が共感を誘うだろう。内容も主人公の経験と心理を丁寧に描いていて、普遍的な成長物語として読める。
※各作品の詳しい選評は、公式HP内でご確認いただけます。
http://geaward.jp/11step/
●最終審査結果発表 : 2011年10月予定
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「ゴールデン・エレファント賞」について
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「ゴールデン・エレファント賞」は、日本を中心に優れたエンタテインメントストーリーを世界に向けて発信するための国際的エンタテインメント小説アワードを目指して、2009年に創設されました。日本のエイ出版社を中心に、米国、中国、韓国の出版社の共催で運営委員会を組織し、主催・運営・推進を担っています。世界に通用する日本の作家を発掘・育成すると共に、日本の作品を各国語版で世界へ流通させるシステムを構築することで、日本人作家に世界での活躍のチャンスを提供することを狙いとしています。
運営委員会 : 株式会社エイ出版社/Vertical,lnc./上海訳文出版社/Sodam&Tae-il Publishing House Co.,Ltd.
パートナーズ : NECビッグローブ株式会社/メモリーテック株式会社/株式会社 千 修/株式会社ディーツー コミュニケーションズ/日本紙パルプ商事株式会社
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第一回(2010年度)受賞作品について
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記念すべき第一回目の大賞は、150を超える全応募作品の中から、中村ふみさんの『裏閻魔(うらえんま)』(応募時点での題名は「裏閻魔浮世曼荼羅」)と荒井曜さんの『慈しむ男』の2作品にダブル授与されることとなりました。
■『裏閻魔(うらえんま)』/著者:中村ふみ (2011年3月4日 日中韓米4カ国同時出版)
URL: http://www.ei-publishing.co.jp/uraenma/
■『慈しむ男』/著者:荒井曜 (2011年7月1日 日米2カ国同時出版)
URL: http://www.ei-publishing.co.jp/itsukushimuotoko/
※エイ出版社の“エイ”の漢字表記は「木」へんに「世」と書きます。
日本発!世界4カ国出版社共催
第二回「ゴールデン・エレファント賞」二次選考結果発表
http://geaward.jp/
■1次選考通過全17作品の中から更に5作品が選出
■時代の空気を投影した人間ドラマほか、海外での訴求が期待される作品が通過
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ゴールデン・エレファント賞運営事務局は、第二回「ゴールデン・エレファント賞」の二次選考結果について、本日発表させていただきます。
「ゴールデン・エレファント賞」は、日本のコンテンツクリエーターの中から優れたオリジナル作品を発掘し、各国言語で世界へリリースすることを目指す国際的エンタテイメント小説アワードで、2009年に設立されて以来、今回で2回目の開催となります。
6月10日に公表された一次選考では、白熱した議論の末、150にも及ぶ応募作品の中からエンタテイメント性と個性を兼ね備えた17作品が選ばれました。
今回の二次選考では、時代の空気感からか、普遍性の高い「成長」や「仲間」そして「生」が主題の人間ドラマのほか、海外市場への訴求力の期待値、映像化など二次使用に耐えるであろう強いキャラクター性が売りの、エッジが効いたファンタジーやミステリー作品が選出されました。
今後の選考については、2011年10月頃に大賞受賞作品の発表を予定しており、受賞作品は日本のほか、世界各国での発売が予定されています。
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第二回「ゴールデン・エレファント賞」実施概要
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●応募期間 : 2010年10月18日(月)~2011年4月15日(金)
●応募総数 : 147作品
●1時通過作品数 : 全17作品
●2次通過作品数 : 全5作品 ※順不同
1. 『サンクス・ナイト』 根本起男(ねもとたつお)
<選評>※一部抜粋
アメリカのサスペンスTVドラマのような作品。舞台設定が秀逸で、デパートのシークレット・イベントとして、いかにもありそうと思わせる説得力がある。会場を密室化する仕掛けも納得できるもので、この設定を考えた時点で「勝ち」とも言える。
2. 『gray to men』 石川智健(いしかわともたけ)
<選評>※一部抜粋
多少強引な展開や全体的に判で押したようなありきたりな恨み、都合良く出てくる悪人等が目立つが、復讐劇から自殺者救済、性的犯罪の解決、そして富の再分配の計画まで、物語のスケールが大きく読み応えがある。
3. 『梟の棲む喫茶店で』 知念実希人(ちねんみきと)
<選評>※一部抜粋
いわゆる「スーパー・ナチュラル系」のライトなストーリー。だが、コメディ寄りに振っているのが斬新。誰にでも受け入れられる普遍的なモチーフ、キャラクターの描写力、ストーリーの構成力は高く評価できる。
4. 『柿崎トオルの出会った数奇なる自殺請負人』 大木磐(おおきばん)
<選評>※一部抜粋
作中から“死を見つめることで生きることを考える”というメッセージを発信するというテーマ選びは素晴らしい。一見、自殺についての哲学を持たない風に作られた「自殺請負人・津雲」を、傍観者である主人公の視点から少しずつ明るみに出してゆく面白さもある。
5. 『夢みるチカラ』 会津泰成(あいずやすなり)
<選評>※一部抜粋
若者のポートレートとして秀逸。新宿歌舞伎町のシミュラクルのなかで、格闘技というリアリズムに引き込まれてゆく主人公の心象風景が共感を誘うだろう。内容も主人公の経験と心理を丁寧に描いていて、普遍的な成長物語として読める。
※各作品の詳しい選評は、公式HP内でご確認いただけます。
http://geaward.jp/11step/
●最終審査結果発表 : 2011年10月予定
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「ゴールデン・エレファント賞」について
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「ゴールデン・エレファント賞」は、日本を中心に優れたエンタテインメントストーリーを世界に向けて発信するための国際的エンタテインメント小説アワードを目指して、2009年に創設されました。日本のエイ出版社を中心に、米国、中国、韓国の出版社の共催で運営委員会を組織し、主催・運営・推進を担っています。世界に通用する日本の作家を発掘・育成すると共に、日本の作品を各国語版で世界へ流通させるシステムを構築することで、日本人作家に世界での活躍のチャンスを提供することを狙いとしています。
運営委員会 : 株式会社エイ出版社/Vertical,lnc./上海訳文出版社/Sodam&Tae-il Publishing House Co.,Ltd.
パートナーズ : NECビッグローブ株式会社/メモリーテック株式会社/株式会社 千 修/株式会社ディーツー コミュニケーションズ/日本紙パルプ商事株式会社
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第一回(2010年度)受賞作品について
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記念すべき第一回目の大賞は、150を超える全応募作品の中から、中村ふみさんの『裏閻魔(うらえんま)』(応募時点での題名は「裏閻魔浮世曼荼羅」)と荒井曜さんの『慈しむ男』の2作品にダブル授与されることとなりました。
■『裏閻魔(うらえんま)』/著者:中村ふみ (2011年3月4日 日中韓米4カ国同時出版)
URL: http://www.ei-publishing.co.jp/uraenma/
■『慈しむ男』/著者:荒井曜 (2011年7月1日 日米2カ国同時出版)
URL: http://www.ei-publishing.co.jp/itsukushimuotoko/
※エイ出版社の“エイ”の漢字表記は「木」へんに「世」と書きます。
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