Kornit Digital、日本初のサステナブルなファッションショーを開催　「FASHION WITHOUT LIMITS」を11月4日（木）にオンライン配信

～「脱大量生産」を掲げ、独自のサステナブルなプリント技術を披露～

　ファッション業界のパーソナライズサービスを可能にし、サステナブルで洗練されたプリントソリューションで市場をリードし続けているKornit Digital（コーニット・デジタル、NASDAQ：KRNT、本社:イスラエル、最高経営責任者 Ronen Samuel）の日本法人であるKornit Digital Japan（所在地：東京都港区、ゼネラルマネージャー多田 比佐史、以下「Kornit Digital」）は、2021年10月13日（水）に“サステナブルオンデマンドファッション“をコンセプトとしたファッションショー「FASHION WITHOUT LIMITS」を日本で初めて開催しました。過剰生産に伴う無駄を最小限に抑えながら、受注から出荷までにかかる時間を短縮した、サステナブルで効率的なプリントソリューションを披露する本ファッションショーは、11月4日（木）にオンラインにて配信します。
　ファッションショー「FASHION WITHOUT LIMITS」では、“サステナブルオンデマンドファッション“をコンセプトに、Kornit DigitalよりCEOのRonen Samuel（ロネン サミュエル）、Asia PacificのIlan Elad（イラン エラッド）、Kornit Digital Japanよりゼネラルマネージャーの多田 比佐史のほか、株式会社OpenFactoryの代表取締役 社長  堀江 賢司氏、およびデビス株式会社 代表取締役社長 Hani Debs（ハニ デビス）氏が登壇。Kornit DigitalがEコマース時代でサステナブルプリントの最前線を走り続けている理由と戦略、アパレル業界におけるオンデマンドプリントソリューションやテキスタイル業界におけるトレンドに関して発表しました。
　また会場ではミニランウェイを設け、モデルたちがKornit Digitalのソリューションを使ったサステナブルなアイテムを身にまとい、イスラエルのデザイナーや日本のデザイナーYukiko The Witch氏によるファッションコレクションを披露しました。

　Kornit Digital Asia-Pacific 社長 Ilan Elad（イラン エラッド）は、次のように述べています。
「新型コロナウィルス感染症の蔓延以降、市場はEコマースに牽引され、消費者の価値観に寄り添うサービスのニーズが高まっています。サプライヤーやブランドが従来のサプライチェーンでは対応しきれなくなっている中、Kornitは、このようなトレンドに対応すると同時に、生産者がより無駄なく、コストパフォーマンスの良いプロセスを実現し、新たな収益チャネルを生み出す機会を得ることができるソリューションを提供しています。」

　Kornit Digitalのサステナブルなファッションショー「FASHION WITHOUT LIMITS」は、11月4日（木）15:00~16:00（JST）にオンラインでご覧いただけます。

〈「FASHION WITHOUT LIMITS」 のコンテンツ詳細〉
■Kornitが掲げる環境保全目標について
Kornit DigitalのCEO Ronen Samuel（ロネン サミュエル）、およびAsia-Pacific 社長 Ilan Elad（イラン エラッド）によるウェルカムスピーチにて、Kornit Digitalが掲げる環境保全目標について発表しました。
アパレル業界は、年間数十億枚が過剰生産され、生産工程において水質汚染や大量の温室効果ガス排出が問題視されています。Kornit Digitalはオンデマンドプリントを通じて、2026年までに11億着の余剰製品を削減、水の使用量を4兆3千億リットル削減、172億キログラムの温室効果ガス削減を目指します。

■衣類へのプリント技術に関するイノベーションおよびトレンドについて
Kornit Digital Chief Marketing OfficerのOmer Kulka（オマー・クルカ）より、現在世界でトレンドになっているオンデマンド・サステナブル・プリントをサポート「Kornit X」と、わずか24時間でゼロからランウェイ用ドレスを作ることができる新しいプリントソリューション「Presto」について発表しました。

■イスラエルデザイナーによる“日本スタイル”コレクション
会場のランウェイにて、イスラエル人デザイナーが「着物」にインスパイアをうけ、デビス社のテキスタイルとKornit Digitalソリューションを使用してプリントしたファッショナブルなアイテムを初披露しました。

 
■[ruinuno]のスカーフコレクション
ストールブランド「ruinuno」のテキスタイルデザイナー大類 尚子氏がデビス社とコラボしてデザインしたスカーフを会場で披露しました。また、株式会社OpenFactory 代表取締役 社長の堀江 賢司氏が登壇しました。OpenFactory社が運営サービス「HappyFabric」は、１ｍから発注が可能で、個人からビジネス利用まで幅広い層にテキスタイルプリントサービスを提供しています。会場では大類氏と共にKornitのオンデマンド技術で実現した水彩画を元にした繊細なデザインなどについて説明しました。

■数日でデザインから納品まで！デビス社の新サービス「TexPod」
デビス株式会社 代表取締役社長 Hani Debs（ハニ デビス）氏が登壇し、デビス社の105年に渡る歴史に沿って、テキスタイル業界の変遷について触れ、さらにKornit Digitalを使用して、短納期・小ロット・ローコストかつエコな商品開発に取り組むことが可能となった。オンデマンドで注文し、数日で納品までできる新サービス「TexPod」 について説明しました。デビス社は、テキスタイル業界において環境配慮は必須と捉え、2017年より「イノベーション」・「デジタル」・「サステナビリティ」をビジョンに掲げ、2025年までに50%以上の商品をエコ化することを目指します。

 
■サステナブルなオンデマンド生産を実現する「DTFシステムPresto」について
Kornit Digital Customer Success Vice PresidentのDaniel Gazit（ダニエル カゼット）より、最先端の高速プリントシステム「Presto」に関する動画とともに、アパレル業界の課題である過剰生産に対して、Kornit Digitalのサステナブルな取り組みについて解説しました。
「Presto」は、印刷時に一切水を必要とせず、水質汚染もないシステムで、エコパスポートおよびGOTS認証を取得している独自のインクを使用しています。Kornit Digitalは、必要な量だけを生産するマイクロファクトリーを推進しており、Kornitのプロダクトを活用し在庫を半分以上削減した企業の事例も紹介されました。

■ファッションデザイナーYukiko The Witch氏によるファッションショー＆プレゼンテーション
ファッションデザイナー/ヨガインストラクター/イラストレーターという3つの肩書を持つYukiko The Witch氏がデザインした最新作は、会場に設置したランウェイにて５名のモデルたちによって披露されました。
 “トキメキ“を探求した本最新作は、Kornit Digitalのプリント技術を使用しており、Yukiko The Witch氏は「いままでで一番忠実にイメージを再現できた」と自信を持って発表されました。

＜「FASHION WITHOUT LIMITS」概要＞

開催日時：2021年11月4日（木）15:00~16:00(JST)
参加方法：「FASHION WITHOUT LIMITS」イベントページよりご覧ください。
URL：https://kornit.com/lp/ap/sustainable-fashion-event-virtual-jp/


Kornit Digitalについて
Kornit Digitalは、衣料品、アパレル、繊維産業向けの産業用デジタル印刷技術の開発、製造、販売を行っており、デジタル印刷システム、インク、消耗品、ソフトウェア、アフターセールスサポートを含む完全なソリューションを提供しています。
環境に優しい独自の印刷プロセスであるNeoPigmentを通じて、デザイナーから製造業者に渡る全工程におけるプリントバリューチェーンのニーズに直接応え、衣料品のデジタルプリント市場をリードしています。
Kornitの迅速かつ環境に優しいジャストインタイムのカスタムファブリック技術は、Web-to-printやオンデマンド、マス・カスタマイゼーションのコンセプトに基づいた革新的なビジネスモデルを可能にします。YouTubeで400万回近く再生されているMissy Elliottのミュージックビデオにも使われるなど、Kornitは、ロール・ツー・ロール方式のテキスタイルプリント業界に革新的なアプローチを提供しています。
2003年に設立されたKornit Digitalは、イスラエルに本社を置き、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域にオフィスを構え、世界100カ国以上の顧客にサービスを提供しているグローバル企業です。
詳細については、Kornit Digital社のウェブサイト（www.kornit.com）をご覧ください。