大社充氏を「観光まちづくり戦略アドバイザー」に任命
~自然とアートを軸に、観光で「稼げる町」へ~
大社氏は、着地型観光コンテンツ開発に、25年以上関わると同時に、DMO(Destination Marketing/Management Organizationの略で、地域全体の観光マネジメントを一本化する、着地型観光のプラットフォーム組織のことを指す)の普及啓発に取り組まれ、多くの実績を持っています。さらに、地方自治体の現場に対する深い理解を踏まえ、国の「まち・ひと・しごと創生会議」有識者委員として、地方創生における観光政策の立案を主導されました。まさに「観光まちづくり戦略アドバイザー」の最適任者として就任を要請したところ、ご快諾いただいたものです。
今後、氏の協力の下、町内での人材育成を進め、奈義町ならではの観光地経営の確立と、自然とアートを軸に、観光で「稼げる」まちづくりを推進してまいります。 具体的には、まずは「一般社団法人ビジット奈義」(平成28年4月観光庁により中四国初の「地域DMO」に登録)の「マーケティング委員会」アドバイザーとして、5月12日より活動を開始していただいております。 同委員会は、若い世代を中心とした町民(約20人)で構成し、観光客に対するアンケート調査などのマーケティング・データの分析に取り組むなど、実戦的な研修を通じて、奈義町の観光まちづくりについて考えていきます。
中山間地域の小さな町の地方創生の大きな挑戦に、どうぞご注目ください。
【大社充氏経歴】
NPO法人グローバルキャンパス理事長/事業構想大学院大学客員教授/DMO推進機構代表理事
1961年兵庫県宝塚市生まれ。1985年京都大学卒。1987年よりエルダーホステル協会の創設に参画。町おこしや地域資源を活用した集客コンテンツの開発に取り組む。2004年NPO法人グローバルキャンパスを設立。各地で観光まちづくりや観光人材育成に取組む。「観光まちづくりプラットフォーム(DMO)事業運営人材育成研修」を全国80地域以上で実施。2011年「DMO(観光地域づくりプラットフォーム)推進機構」設立。2013年、日本観光振興協会に「DMO研究会」を立ち上げDMO研究及び概念普及・地域への導入支援に取組む。2014年「まち・ひと・しごと創生会議」有識者委員。事業構想大学院大学・客員教授として観光まちづくり(DMO)プロジェクト研究を担当。【大社充氏コメント】
地元のみなさんが誇りをもって楽しく生き生きと暮らすまちをつくること。それが結果として人びとが訪れたいと思う魅力的なまちづくりになるでしょう。そんなお手伝いが少しでもできればと思います。
<奈義町の見どころ>
那岐山
氷ノ山後山那岐山国定公園にも指定されている中国山地の秀峰で、四季折々の豊かな美しい自然に恵まれています。 頂上からの眺めは、何も遮るもののない360度の大パノラマで、天気の良い日には西には大山、東に氷ノ山、北には日本海、そして南には遠く四国の山々まで見渡すことができます。
那岐山麓山の駅
アルプスの民家をイメージした館内には特産品ショップや、地場の食材を活かした料理を楽しめるレストラン、地元のコシヒカリ100%で手作りする米粉パン工房などがあります。 標高400メートルの那岐山麓にたち、奈義町の恵まれた自然や、眼下に広がるパノラマを楽しむことができます。
菩提寺のイチョウ
国定公園那岐山の古刹菩提寺境内の中にそびえ、樹齢推定900年、高さ約40m、目通り幹囲約13mの西日本一の大樹です。 浄土宗開祖である法然上人が学問成就を祈願して挿した杖が芽吹いたといわれ、国の天然記念物にも指定されています。
奈義町現代美術館
奈義町現代美術館は、通称Nagi MOCA(ナギ・モカ)と呼ばれ、わが国を代表する世界的な建築家である磯崎新氏によって設計され、世界初のサイトスペシフィック美術館として、開館しました。 国際的に活躍している4人の芸術家に、一般の美術館では収集不可能とされる巨大作品をあらかじめ制作依頼し、4人の芸術家と建築家・磯崎新の対話を通じて、作品と建物とが一体化するように設計された、体験型の美術館です。
<岡山県奈義町とは>
岡山県東北部に位置し、東は美作市、西は津山市、南は勝央町、北に国定公園那岐山(標高1,255m)、滝山(標高1,197m)の連山の分水嶺を境として鳥取県智頭町と接している人口6000人の町です。
「このまちは、自然とアートでできている。」をキャッチフレーズに観光施策に力を入れるとともに、平成24年に「子育て応援宣言」を掲げ、乳幼児・児童・生徒の医療費無料化、法定外ワクチン接種補助、チャイルドホームや放課後児童クラブなど子育て支援の充実を図ってまいりました。 その成果が実り、平成26年合計特殊出生率2.81と全国トップに並び、NHKスペシャルに取り上げられるなど、話題となりました。 奈義町では、引き続き、安心して産み育てられるまちづくり、観光によるまちづくりを目指してまいります。
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