日本初の「日本食の海外輸出スクール」が、仙台で始動
「駐日大使館と外資系企業が選ぶベスト日本食セレクション2018」出場権も
受講生は「駐日大使館と外資系企業が選ぶベスト日本食セレクション2018」にエントリーする権利が得られ、自社の商品について、大使館や在日外国商工会議所、外資系企業から海外目線でのフィードバックを得ることができます。震災で大きな被害を受けた東北からこの事業を始動することで、復興と地域経済の強化を担う、海外展開に強い企業を生み出していくことが目的です。
人口減少による地域の消費減退、担い手不足など、地方の食産業は厳しい環境に置かれ、課題が山積しています。海外展開にかかる早急な対応を迫られている一方で、地方企業にはそもそもの基本的な海外展開への知識や経験がなく、戦略も戦術もない中での戦いを強いられています。
東日本大震災後、東北の食品の販路を海外に拡大する復興支援を続けてきた株式会社桜波(仙台市)は、海外展開を「何から初めてよいのか分からない」という地方企業の声を多く聞いてきました。そこで今回、「日本文化を世界へ発信する」をコンセプトにインド、シンガポール、日本、欧州などでグローバルに事業を展開する株式会社LA DITTAの小里博栄氏を学長に迎え、海外展開に必要な知識を“ゼロ”から学ぶことができるスクールを、仙台で始動することにしました。
■海外輸出の専門家が9ヶ月間、あなたの会社の顧問にー手厚いコンサルティング
スクールでは、海外展開計画の制作、社内体制構築、物流、市場調査など、食品の海外輸出に必要な知識と技術を、官民学の第一線で活躍する専門家から習得することができます。受講者は受講期間中に、自社の海外輸出の事業計画を作り上げることが目標。受講者は今年度いっぱいの3月まで、専門家による個別のきめ細やかなビジネスコンサルティングを受けることができ、計画書の内容や自社の海外展開に関する具体的な課題を、御社の専門家として相談することができます。
「日本食の海外輸出スクール」開催説明会 日時:2017年7月7日(金)13時30分~ 場所:NAViSビル(〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡5丁目12-55) 「日本食の海外輸出スクール」受講にご興味のある方への内容説明会です(※無料)。 プレスの方々の席もご用意しております。ぜひ、取材にお越し下さい。 説明会へのお申込み:http://www.sakurawave.jp |
■「駐日大使館と外資系企業が選ぶベスト日本食セレクション2018」(予定)
(Best Japanese Foods Selected by Embassies and Foreign Companies in Japan 2018)
さらに、受講者は「各国大使館が選ぶベスト日本食セレクション2018」に無条件でエントリーする権利が得られます。各国駐日大使館や在日外国商工会議所、外資系企業が参加企業から出品された日本食を評価し「ベスト日本食オブザイヤー」を決定するコンペティション。自社商品について、各国大使館や海外企業から「海外目線」でのフィードバックを得る絶好の機会となります。
【開催】2018年1月~3月開催予定、詳細は2017年9月頃発表 【場所】都内 【参加予定者】各大使館大使(準ずる者)、商社、メディア関係者など 【審査員】各大使館関係者、在日外国商工会議所、外資系企業 【大賞】各大使館賞 |
■「日本食の海外輸出スクール」カリキュラム(全9回)と詳細
①7/28 | オリエンテーション | 海外展開ビジネス概論 |
②8/10 | 海外展開事業について | ・自社事業の現状把握・分析 ・海外展開を目指す動機・数字目標設定 (海外売上高) |
③8/25 | 海外展開体制の構築 ゲスト |
・社内的な位置づけ ・チームビルディング ・社内体制(仕入・製造・取引・ 工場規格等) ・社外協力・連携体制 金融機関(資金活用など)※調整中 |
④9/8 | 市場調査について ゲスト |
・主要輸出各国の現状把握(広域) ・絞り込み(3か国程度) ・想定輸出国の現状把握・市場規模(個別国) ・ターゲッティング・ポジショニング JETRO地域統括センター長・ 仙台貿易情報センター所長 長谷部雅也様 |
⑤9/29 | 商品ブラッシュアップ | ・想定輸出国の輸入検疫・規制 ・商品開発・選定 |
⑥10/20 | 中間発表会(対象国決定) ゲスト |
(海外に展開している民間企業)※調整中 |
⑦11/10 | 流通チャネル(商流・物流) | ・流通経路の決定(直接・関節取引等) ・販売チャネル(小売・業務用) ・物流 ・想定輸出国以外への流通チャネル ・卸価格について |
⑧12/15 | メディアミックス論 | 商品の対メディアPRや情報発信の方法 |
⑨1/20 | 卒業発表会 ゲスト・企画発表の総括 |
立命館大学経営管理研究科・鳥山正博教授ほか |
<「日本食の海外輸出スクール」詳細>
【受講料】税込6万円/月(来年3月末までの9ヶ月にわたる専門家の個別の企業コンサルティングと「各国大使館と海外企業によるベスト日本食セレクション2018」への参加費を含む)
【受講期間】スクールおよび専門家によるサポート期間9ヶ月(2017年7月~2018年3月)※セレクションは年度内開催
【制作物】海外展開計画書
【参加定員】限定先着10社
【開催場所】宮城県仙台市。午後2時~午後5時開催
【参加特典】スクール参加企業は「駐日大使館と海外企業が選ぶベスト日本食セレクション2018」に無条件でエントリーでき、各国大使館による選考が受けられる【予定・詳細は9月発表】
■学長・講師紹介
学長 株式会社LA DITTA 代表取締役社長 小里 博栄
神戸生まれ。オックスフォード大学院卒、ヴァージングループ、ダイソンのマーケティングを経て、「日本文化を世界に発信する」をコンセプトに2006年に株式会社LA DITTAを創業。インド、シンガポール、日本、欧州などでグローバルに事業を展開しながら、農水省の和食普及事業やJETROアンテナショップ事業、山形県ASEAN貿易アドバイザーを務めるなど、国内や地方自治体のインバウンド戦略・海外進出の支援も手がける。
【主な実績】今年9月に10周年を迎えるインド法人では2012年から毎年、インド最大の日本イベント「クールジャパン・フェスティバル」を運営。昨年は15万人を動員した。インド初の寿司テイクアウト店「Sushi and More」を6年前より運営し、年間3万食を提供。2017年からは表参道・代々木公園で開かれるアジア最大規模のアイルランドの祭典「アイラブアイルランド・フェスティバル」の企画運営及び総代理店を担当。日本・ニュージーランドで震災支援企画「オイスターフェスティバル」運営、株式会社洸洋のニュージーランド産ムール貝の普及等も展開する。
講師・インキュベーター 株式会社桜波 代表取締役社長 阿部 錬平
宮城県石巻市出身。2007年より株式会社ケイエスピーインベストメントマネージャー。東日本大震災後の2011年10月に故郷の宮城県に戻り、東北イノベーションキャピタルでファンドマネージャーとして活動。2013年7月「株式会社桜波」を立ち上げ、代表取締役社長に。「食のインキュベータ」として、企業・団体・自治体の海外展開ビジネスの設計や、対象地域ごとに対応したオーダーメイド食品輸出プラットフォームの構築を専門としている。
【主な実績】平成26年度~JETRO公認農林⽔産物・⾷品輸出協⼒企業認定。平成27、28年度みやぎ中⼩企業マーケティング活動⽀援事業受託。平成28年度~復興庁販路開拓専門家。
ゲスト講師 立命館大学 経営管理研究科 鳥山正博教授
【専門分野】マーケティング戦略、マーケティングリサーチ、エージェントベースシミュレーション
【主な経歴】国際基督教大学卒(1983)、ノースウェスタン大学ケロッグ校MBA (1988)、東京工業大学大学院修了、工学博士(2009)。1983より2011まで(株)野村総合研究所にて経営コンサルティングに従事。 業種は製薬・自動車・小売・メディア・エンタテインメント・通信・金融等と幅広く、マーケティング戦略・組織を中心にコンサルテーションを行う。とりわけテクノロジーベースのマーケティングイノベーション、脳科学とマーケティング、AIとマーケティングが最近の関心領域。マーケティングリサーチ・メディア・小売領域でビジネスモデル特許出願多数。
<取材のお問い合わせ> 株式会社桜波 TEL:050-3738-5779 info@ouha.jp 宮城県仙台市宮城野区榴岡5丁目12-55NAViSビル |
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