訪日タイ人の人気観光地ランキング発表! 都道府県別では北海道、スポット別では富士山が1位に タイ人の訪日旅行に関する意向調査
日本政府観光局の発表によると2017年日本を訪れたタイ人は98万人を越え(国・地域別訪日者数6位)、2011年から6年で6.9倍に順調に増加。これに伴い訪日タイ人を知り、正しく対応することがますます重要になってきています。タイ人がどこに行き何をしたいのか?タイ人の気持ちはどうすれば掴めるのか?その詳細を明確にするために、本調査を実施しました。
【タイ人の訪日旅行に関する意向調査 結果サマリー】
●人気スポット 1位富士山 2位白川郷 3位ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
●人気の街(市町村・地名)1位富士山地域 2位京都 3位白川村 4位大阪
●人気の都道府県 1位北海道 2位山梨県 3位東京都 4位大阪府
■全47都道府県、229の街、364スポットが得票。タイ人は日本の観光情報にますます詳しくなっている
「塔のへつり」「小原」「貴志駅」「富田林寺内町」「岡崎ブルーベリーファーム」「禅定寺」「畑谷川」
「バラス島」「樽前ガロー」など知る人ぞ知るスポットもランクイン
■行きたい理由は「四季・自然を楽しみたい」「日本らしいから」「写真を撮りたい」がTOP3
「雪」「きれいな水」「寺社・城」「温泉」「動物」「花・桜・紅葉」「アニメ」「大都会」「ショッピング」
「鉄道」「グルメ」「田舎」「和装」「アート」「サイクリング」など期待することはさまざま
■グルメでは寿司、ラーメン、刺身、焼肉に期待 1つだけ選ぶなら刺身が1位
・人気観光スポットランキング(行きたいスポット)
第1位は「富士山」 自然、日本らしさ、動物等さまざまな動機で364か所がランクイン
1位は「富士山」が獲得。続いて「白川郷」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」と世界遺産とテーマパー
クがトップスリーとなった。 8位「GALA湯沢」11位「立山黒部アルペンルート」のように雪も含めて自然
と景観を楽しむスポットが多数ランクイン。日本の素晴らしい自然景観と気候に対する期待が感じられる。
6位「大阪城」8位「浅草寺」10位「清水寺」13位「姫路城」など寺社、お城も人気。また白川郷をはじめと
して、日本の伝統や生活に対する関心も高い。 16位「宮城蔵王キツネ村」27位「猫の島」など動物と触れ
あえる場所、20位「国立ひたち海浜公園」27位「河内藤園」など花を楽しめる場所、22位「ジブリ美術館」
50位「青山剛昌ふるさと館」などアニメに縁のある場所、「渋谷のスクランブル交差点」のような都会的な
場所や「ドン・キホーテ」のようなショッピング自体が楽しみな場所、温泉も人気で多数ランクイン、鉄道
関連のスポットなど、多様な動機で幅広いスポットが挙げられている。
・人気の街(市町村・地名)ランキング(行きたい市町村・地名)
様々な魅力を持つ「京都」が2位に。 リピーターには地方が人気
全体では229か所が挙がり非常にバラエティーに富んでいる。上位は知名度の高い街がランクイン
「京都」は20か所以上のスポットが具体的に挙がり、寺社・古い町並・鉄道・竹林・着物やお茶の体験
など様々な魅力がある街として人気のようだ。
リピーターは地方都市への投票率が高く、リピーターが増える今後は地方への人気が高まると思われる。
・人気都道府県ランキング(行きたい都道府県)
第1位は「北海道」 全都道府県が得票を獲得
都道府県では数多くのスポット、市町村の名前が挙がるケースと特定の場所の名前が挙がるケースと
分かれた。北海道は多くの名前が挙がり合わせて約16%の得票をうけた。
・投票した観光地に行きたい理由
四季・自然、日本らしさ、写真撮影がTOP3
投票した観光地に行きたい理由を選択してもらったところ、「四季自然を楽しみたい」「日本らしいから」
「写真を撮りに行きたい」がTOP3と50%前後が選択した。 日本の自然や気候が好き、日本らしさを味わい
たいというフリーコメントも多く一致している。一方で、他の項目についてもフリーコメントで様々な理由が
挙がっていることから、タイ人の期待するものも多様化していることがわかる。
【タイ人人気観光地ランキング まとめ】
予想以上に幅広いタイ人の人気観光地
全47都道府県、約230市町村・地名、364か所のスポット名が挙がり、タイ人が詳しく日本を知っており、人気
観光地が予想以上に幅広く選ばれた。
期待することも自然・四季、世界遺産、伝統的な日本、テーマパークなどだが、日本らしさとタイに無いものを
キーに雪、きれいな水、温泉、動物、花、アニメ、グルメ、アクティビティ、果物、写真撮影等、多様な期待が
挙げられている。フリーコメントでは日本でやりたいことに上記以外に「和装体験」「サイクリング」「登山・
トレッキング」「ドライブ」「クルージング」「鉄道」「田舎体験」「地方」「アート」なども多数のタイ人が
挙げている
・行きたい観光地が不便な場合
不便な場所でも、自分たちで何とか行こうと考えている。
74%は「自分たちでなんとか行く」と回答。 時間も3時間掛けても行く人は過半数いる。
行きたいと思えば何とか行こうとする姿勢が見て取れる。
・タイ人が日本で食べたいもの
寿司、ラーメン、刺身、焼肉、焼肉に期待。 1つだけ選ぶなら刺身が1位
フリーコメントでは「日本でしか味わえない」「本格・本場・本物の日本料理」「和牛・高級な和牛」「有名な
料理・料理店」「おいしい料理探し」「魚市場」というコメントが多数寄せられた」
タイでも日本料理は「すし」「ラーメン」など一般化して食べることができる。日本ならではの料理を食べたい
その代表が「新鮮な刺身」という結果になった。
「和菓子・日本料理作りをしたい」と作る事を希望したコメントも多数寄せられている。
・タイ人が日本で買いたいもの
医薬品、サプリメント、ブランド靴、アニメ関連にも期待
期待する買物は複数回答でも最も期待するものでも「菓子」「食料品」「スキンケア化粧品」がTOP3と
なった。「ガチャポン」が期待されフリーコメントでも多数期待の声が挙がった。所得別に人気の商品を比較し
ても有意な差異は見られなかった。ブランドと安い物を分けた質問では、安い物の人気が高いが最も期待してい
る物では、ブランド靴が支持されている。これはブランドのスニーカーの人気が影響していると思われる。
◆アンケート調査概要
有効回答数:2810名
調査方法:「Chill Chill Japan(チルチル・ジャパン)」WEB上でアンケート調査
調査対象:訪日旅行に関心のあるタイ人
調査特徴:40の設問、選択式、記述式フリーアンサー等
調査期間:2017年11月10日~12月10日
調査主体:(株)アジア・インタラクション・サポート
◆「Chill Chill Japan(チルチル・ジャパン)」とは
訪日タイ人向けNO1インバウンドメディア
日本全国各地の旅行情報を発信するタイ向けWEBメディア。
月間110万PV、40万UUを突破。
日本旅行に関するGoogle検索ワード300以上で上位表示。
バンコクにある編集部がタイ人目線でユーザーファーストのコンテンツ制作
バス発生力の高いSNS SEO対策においても強みを持つサイトです。
Chill Chill Japan(チルチル・ジャパン) https://chillchilljapan.com/
◆アジア・インタラクション・サポートについて
訪日外国人向けメディア運営・ツアー企画実施・宿泊施設運営の3事業を展開
2012年よりタイ市場に取り組みワンストップでサービスを提供。
タイのEN FETE社と「Chill Chill Japan」を共同運営。
サイト開設2年未満で月間110万PV、40万UU突破しNO1サイトへ成長。
Webプロモーション、メディア招請、クーポン配布など各種サービスにより各観光地
商業施設等に対しインバウンドに関するサポートで実績を上げている。
2016年に京都に開業した旅館「京町家 楽遊 堀川五条」は
Tripadvisor「外国人に人気の日本の旅館ランキング2017」で第1位に選ばれた。
◆プレスリリースはこちら
https://exptours.net/news/thailand-ranking/
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