アカデミック×クリエイティブによって、行動変容を促し、地域の課題解決を行う。「ファンタジスタ・ソリューション・コミュニティ」始動のお知らせ。
まちの人と外部の人が関わり合うことで「行動変容」を起こし、地域の課題解決を行う。これからの地域における新しいコミュニティが始動します。
■FSCについて
2019年11月に発足した、会社や業界の枠組みを超えた様々な専門家を集め、日本、そして社会全体が抱える様々な問題に光を当て、その課題解決を行うエキスパート・コレクティブ「ファンタジスタ」。
そのメンバーの一人である、弘前大学 人文社会科学部 古村健太郎 准教授とボランチ代表 Vision Ligherの松重宏和が中心となり立ち上げた、まち（内部）の人と外部の人が関わり合うことで、「行動変容」を起こし、地域の課題解決を行う、これからの地域における新しいコミュニティ、それが「ファンタジスタ・ソリューション・コミュニティ」です。
アカデミックな領域で蓄積されてきた「応用行動科学」の成果を、より実践的な「クリエイティブ」と掛け合わせることで社会実装し、実際に課題を解決する「行動変容ソリューション」として体系化、地域における様々な課題解決に寄与することを目指します。
■2021年度体制について
弘前大学 人文社会科学部 地域行動コースにおける「社会調査実習」内に本コミュニティを構築。弘大生と外部（弘大他学部生含む）からの参加者によってチームを形成し、「メディア」と「プロモーション」という2つの観点から、弘前における課題解決に取り組みます。
また外部メンターには、エキスパート・コレクティブ「ファンタジスタ」をはじめ、様々な業界からエキスパートたちを招聘。課題解決の精度を上げていくとともに、メンター自身の地域へのコミットを促していきます。
■外部参加者
2021年度においては、3組のZ世代による外部参加者を受け入れ、学生たちとの共創を行います。
zillion
Z世代の感性を生かしたクリエイティビティで、若者向けの映像コンテンツの企画・制作を行う。ミュージックビデオを中心に、企業VP・ショートムービーなどの映像制作や配信業務を行う。
KraftsmaN
「良いモノは社会を良くする」をコンセプトにしたWebを中心としたデジタルコンテンツを制作。Z世代ならではの視点で、ローカルの事業・企業・サービスなどを捉え直し、デジタルコンテンツの立ち上げから運用までを手掛ける。
https://kraftsman.jp/
Innovation team dot
約160名のアクティブな学生たちが試行錯誤しながら作っている、Z世代コミュニティ。商品コラボ開発会議「Z世代会議」、次世代就活イベントなどを企業向けに広く提供している。
https://www.innovation-team-dot.com/
■今後の展開について
・コミュニティの拡大と自走
FSC内で立ち上げたプロジェクトは、最終的には実習から切り離して、学生や外部参加者たちが運用し、プロジェクトごとにPDCAを回していける体制をつくります。また、弘前大学内外から参加者を集め、自走したコミュニティとしての運営を目指してまいります。
・他地域への展開
弘前だけでなく他地域への展開も進めていきます。今回、弘前の課題解決をきっかけに参加した外部参加者が、自分の地元など他の地域で同様の取り組みを行うことで、日本中の様々な地域に「行動変容ソリューション」を実践する人たちが広がっていくことを目指します。
・メンター、外部参加者の募集
FSCでは、これらの想いや活動にご賛同いただき、ご一緒いただけるメンターや外部参加者、また共同で研究を行っていただける企業や自治体、教育機関、研究者を募集しております。ご興味をお持ちいただけました方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問い合わせください。
■発起人プロフィールとコメント
古村 健太郎
弘前大学 人文社会科学部 准教授
博士（心理学）
筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程修了。博士（心理学）。2016年新潟大学教育・学生支援機構特任助教を経て，2017年より弘前大学人文社会科学部に講師として着任。2021年より現職。
恋愛関係や友人関係といった親密な関係性の維持や崩壊について，社会心理学の観点から研究を進めている。また，DVやストーキングなど恋愛関係であるがゆえに引き起こされるネガティブな事象を予防するための心理学的介入方法や授業の開発も行う。
＜弘前大学 人文社会科学部 古村准教授のコメント＞
心理学や行動経済学をはじめとする応用行動科学の研究は，研究室や実験室に留まらず，公共政策や教育，マーケティング，デザインなど多様な領域で実践・展開されています。このような応用行動科学の活用は，地域住民とその地域以外の人，民間企業，行政を結びつけるハブの役割を果たす可能性があります。弘前市を大きな実験・実践の場として，新しい価値を生み出していきたいと思います。
松重 宏和
株式会社ボランチ 代表取締役社長 CEO
Vision Lighter / Creative Director
中央大学 商学部 経営学科卒業後、マイナビ、シフトブレインを経て、2011年12月、ワントゥーテンに入社。2014年6月より株式会社アサツーディ・ケイとのJVの一貫としてクリエイティブチーム『NOIMAN』の立ち上げに参画。ワントゥーテン帰任後、クリエイティブディレクター、執行役員を歴任。2019年4月、株式会社ボランチを設立。代表に就任。
「クリエイティブの価値を上げる」をミッションに、企業や自治体のブランディング/プロモーション支援を行う。また地域創生の観点から、誰もがクリエイティビティを身につけられる新たな教育プログラムの開発や、地域と連動したスポーツビジネスの運営プログラムの開発などにも携わっている。
＜ボランチ代表 松重のコメント＞
AIやテクノロジーが進化した現代において、自らの力で考え、新しい価値を生み出せる力は、最も必要な力の一つです。特に地方においては、その能力が求められることが多くなっていくことと思います。アカデミックとクリエイティブの掛け合わせによって、地域内外の人がそれらの能力を身につける機会を増やし、日本中の様々な課題解決に対してソリューションを提供していければと思います。
■エキスパート・コレクティブ「ファンタジスタ」について
クリエイティブ、スタートアップ、HR、PR、教育、地域創生、フェムテックなど、会社や業界の枠組みを超えた様々な専門家を集め、日本、そして社会全体が抱える様々な問題に光を当て、その課題解決を行うエキスパート・コレクティブ。
総勢20名以上のエキスパートが集まり、繋がることで、業界内だけでは解決できなかった課題を解決し、日本中に新たなイノベーションの風を巻き起こすことを目的に実現。参画メンバーの得意分野をかけ合わせることで、企業や自治体が抱えている様々な課題に対して包括的なソリューションを提供しています。
■株式会社ボランチについて
企業、自治体のブランディング／プロモーション支援、誰もがクリエイティビティを身につけられる新しい教育プログラムの開発、プロスポーツビジネスを拡張する新しい運営システムの構築という三つの事業を中心に、世の中におけるクリエイティブの価値を上げ、誰もがより高いクリエイティビティを発揮できる社会の創造を目指す、Vision Lighting Companyです。
会社名：株式会社ボランチ｜Volante., Inc.
所在地：東京都中央区銀座7-13-6-2F
代表者：代表取締役 松重 宏和
事業内容：ブランドコンサルティング、プロモーション/キャンペーン/イベント企画立案、動画/体験コンテンツ/ウェブサイト企画制作、商品/サービス企画開発、採用ブランディング、PRプランニングなど
URL：https://vlnt.jp
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