創業111周年の白水社が贈る、国内にも海外にも目配りのきいた人文書の新書シリーズ「人文知への扉」、2026年1月創刊!
株式会社白水社は、人文書の新書シリーズ「人文知への扉」を創刊いたします。



株式会社白水社は、人文書の新書シリーズ「人文知への扉」を創刊いたします。
2026年に創業111周年を迎える白水社は、長年、海外の翻訳書を含め多くの人文書を刊行・紹介してまいりましたが、この度それらの人文書を読みやすい形で残し、長く読み継いでいただきたい、という思いから、「人文知への扉」を創刊することといたしました。
第1弾は、2026年1月29日配本の
・笠井亮平著『インド独立の志士「朝子」』
・谷口功一、スナック研究会編著『日本の夜の公共圏 スナック研究序説』
・ドナルド・キーン、河路由佳著『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』
の3点となります。
第2回配本は2月下旬、以後順次刊行してまいります。どうぞご期待ください。
■「人文知への扉」特設ページ
https://www.hakusuisha.co.jp/news/jinbunchi/
【シリーズの特長】
●人文学の定評ある作品を収録
収録されるのは、元本刊行時に評価を受けた実績と定評ある作品の数々。長く読み継いでいただきたい人文学の名著を揃えました。
●日本・海外問わず幅広いラインナップ
人文学の優れた書き手の著作を刊行、長年海外の出版物の翻訳書も手がけてきた白水社ならではの、国内にも海外にも目配りのきいた充実のラインナップ。
●手に取りやすいサイズと洗練された装丁
新書判で手に取りやすく、持ち運びやすいサイズ。シリーズの統一感ある洗練されたデザインの装丁でお届けします。
■第1回配本■
2026年1月29日配本
*シリーズ記号「Uh」のhは「humanities(人文学)」の頭文字です。

Uh001
『インド独立の志士「朝子」』
笠井亮平 著
インド独立運動に身を投じた神戸生まれのアシャ(朝子)の数奇な運命を通して日印関係史に新たな視角をもたらしたノンフィクション。

Uh002
『日本の夜の公共圏 スナック研究序説』
谷口功一、スナック研究会 編著
人はなぜ歌うのか? そしてスナックに通うのか? 日本の夜に初めて社会科学のメスが入る! Uブックス版あとがきを付す。

Uh003
『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』
ドナルド・キーン、河路由佳 著
日本文学の泰斗はいかに日本語を学び、それを生涯の仕事とするに至ったのか。思い出の詰まった教科書を前に、自身の原点を語る。
■第2回配本■
2026年2月下旬刊
Uh004
『台湾海峡一九四九』
龍應台 著 天野健太郎 訳
時代に翻弄され、痛みを抱えながらこの小さな島に暮らしてきた「外省人」と台湾人。“敗北者たち”の声に真摯に耳を傾け、彼らの原点である1949年を見つめ直す歴史ノンフィクション。
Uh005
『帝都東京を中国革命で歩く』
譚璐美 著
〈明治維新〉と〈中国革命〉が交錯した早稲田、本郷、そして神田……街歩きで見つけた帝都東京の新たな相貌。
*以後続刊
■「人文知への扉」刊行に寄せて
みなさんは「人文書」ということばから何を思い浮かべるでしょうか? 哲学・思想から歴史・社会、政治・経済まで、ひとによっていろんな本を思い浮かべると思います。一見なんでもあり、という印象を持ちますが、一般書ではなく、また学術書でもないというくくりになるのではないでしょうか?
白水社が創業して110年が経ちます。創業は大正教養主義の時代と重なり、青年たちは読書を通じて〈いかに生きるか〉を真剣に問いました。そうした潮流はその後も続き、戦後民主主義の揺籃になりました。こうした読書を支えたのが、一般書でも学術書でもない、人文書でした。
しかし、昭和から平成と時代の移り変わりのなかで〈いかに生きるか〉はいつしか問われなくなりました。人文書をめぐる状況も激変しています。大学や学問の世界は制度化され、専門化されていきました。そんなことを問うても研究の実績にはなりません。
他方、この10年で社会が大きく変化し、「希望」や「幸福」をもう一度、考え直したいというひとが増えています。そうしたなかで人文書にもふたたび光が当たっています。
白水Uブックスではこのほど「人文知への扉」をはじめます。110年を記念した「思想の地平線」に続く試みです。2020年代の人文書はいかなる形を取るのか。読者のみなさんと考えていきたいと思います。
白水社〈人文知への扉〉編集部
■会社概要
株式会社白水社
創立:1915年(大正4年)11月3日
電話番号:03-3291-7811
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