【愛知ヤギ農場】ストレス社会にヤギが効く!ヤギを見ているだけでストレスが70%も解消される調査結果
ヤギが人間に与える良い影響について科学的かつ数値的に立証することに成功
この度、教育会社のMON株式会社(本社:東京都中央区銀座 代表取締役:門田政己)が愛知県知多郡美浜町の愛知ヤギ農場で所有しているヤギ40頭に協力してもらい、ヤギが人間に与える良い影響について唾液中に含まれる消化酵素のα-アミラーゼ(ストレス値)を調査した。
その結果、座位状態やテストを実施した状態と比べてヤギを見ているだけで被験者のストレス値が平均70%も解消されることが分かった。
さらにヤギと触れ合えば、平均80%のストレス値が軽減されることが確認されており、ヤギの癒し効果が実証される結果となった。
今後、MON株式会社はヤギを飼育している東海地域を中心にヤギを介在させた動物介在教育を予定しており、児童から企業まで幅広い対象者へ教育を実施する。
その結果、座位状態やテストを実施した状態と比べてヤギを見ているだけで被験者のストレス値が平均70%も解消されることが分かった。
さらにヤギと触れ合えば、平均80%のストレス値が軽減されることが確認されており、ヤギの癒し効果が実証される結果となった。
今後、MON株式会社はヤギを飼育している東海地域を中心にヤギを介在させた動物介在教育を予定しており、児童から企業まで幅広い対象者へ教育を実施する。
https://yagifarm.com/
<調査目的>
現代のストレスフルな社会において、ヤギが人間に与える影響(とりわけ良い影響)について感覚や主観ではなく、科学的かつ数値で立証することを重要な目的として行いました。
<検証方法の検討>
人間の生理反応を分析する対象として、幸せホルモンとして注目を集める経分泌細胞のオキシトシン、副腎皮質から分泌されるホルモンのコルチゾール、神経内分泌タンパク質のクロモグラニンA、神経伝達物質のセロトニンなど研究過程の分泌物を含めれば枚挙にいとまがありません。
その中から「調査分析に長い期間を必要としないこと」「研究所や研究者に委託しなくとも測定できること」「分泌物を採取しやすく被験者の負担が軽いこと」「費用が抑えられていること」「横展開が可能な再現性が高いこと」の5点を選定基準として検討した結果、唾液中に含まれる消化酵素のα-アミラーゼを非侵襲で測定できる方法にいたしました。
<実施概要>
(1)期間
2020年4月
(2)被験者
6名(男性4名、女性2名)平均年齢31.6歳
(3)測定対象
唾液中に含まれる消化酵素のα-アミラーゼ
(4)測定装置
・酵素分析装置「唾液アミラーゼモニター」
・専用唾液採取シート「測定チップ」
(5)手順
平常時からヤギと接触するまでのプロセスを10シーンに分け、それぞれの被験者に複数回の測定を行うことで唾液アミラーゼの活性値に生じる個人差を調整した。この中で調査結果に有意性が確認された次のシーンを紹介します。
・臥床(10分間、ベットで安静にした状態)
・座位(10分間、椅子に静かに座った状態)
・テスト(10分間、読み書き計算などのテストに取り組んだ状態)
・ヤギ視認(10分間、フェンス越しに触らず見るだけの状態)
・ヤギ触れ合い(10分間、なでる・だっこする・エサを与えるなどを行った状態)
(6)測定結果の評価
・0~30 (KIU/L)ストレスなし
・31~45(KIU/L)ストレスややある
・46~60(KIU/L)ストレスある
・61~ (KIU/L)ストレスかなりある
以上を目安に上限は200(KIU/L)まで測定できます
<結果>
(1)ABCDEFそれぞれの被験者で数値(KIU/L)が高く、ストレスを感じたシーンは、座位またはテストを実施した時でした。各被験者のストレス耐性や基礎学力、得手不得手に左右されるところがあり、必ずしもテストを実施した後が高くはなりませんでした。
(2)一方で被験者の数値(KIU/L)が低く、ストレスを感じていない(すなわちリラックスしている)シーンは、ヤギ視認とヤギ触れ合いの時でした。被験者DとFの数値(KIU/L)は臥床時が一番低い結果となりましたが、次ページでご紹介する図表と一覧表をご覧いただければ、ヤギが人間に与える影響について、その絶大な効果効能をご理解いただけると思います。
■シーン別、唾液アミラーゼ活性値の変動グラフ
※触れ合い時は、必然的に活動量が増えて心拍数が正しく測定できないため除外
各グラフがきれいな山なりの放物線を描いているのがお分かりいただけると思います。
ストレスの変化をグラフ(ビジュアル)ではなく、定量的に示すために以下の計算式にあてはめて算出しました。
<ストレス変化率の計算式>
変化率(%)=(活動前測定値(KIU/L)-活動後測定値(KIU/L)÷活動前測定値(KIU/L)×100
結果は次のとおりです。
なんと、ヤギを視認する前と比べて被験者のストレスが平均で70.7%も軽減しました。
フェンス越しに触らず、ただただヤギを見て愛でるだけでストレスが解消されるのです。
さらに触れ合えば80%のストレスが軽減されることが確認されました。
<今後について>
参考:MON株式会社 フィールドワーク研修
https://moncompany.co.jp/service/fieldwork_training.html
■今後、展開予定の動物介在教育
<MON株式会社 会社概要>
2007年創業、今年で会社設立10年を迎えた教育会社です。
主に企業や公的機関などの組織に所属するビジネスパーソンの能力開発や組織開発などの教育を担当しており、これまでに教育を実施してきた数は、2,000社、1万7,000名を超えます。2011年に法政大学大学院との共同研究によって解明された「パフォーマンスを上げる人財の要件」をもとにした教育は多方面から高い評価を得ている
◆社名:MON株式会社
◆設立:2010年4月1日
◆代表:門田政己
◆住所:〒104-0061東京都中央区銀座5-6-12 bizcube 7F
◆電話:03-6311-7584
◆URL: https://moncompany.co.jp
<愛知ヤギ農場 組織概要>
愛知ヤギ農場は、代表:門田政己の生まれ故郷でもある愛知県の知多半島南部(美浜町)にあり、さかのぼること300年以上前から代々にわたって農業、牧畜業・水産業を営んできた家業が前身です。畜産業として国が保有する純粋種山羊(血統付き日本ザーネン種)の購入飼育者として認められており、育種改良や増殖に貢献する全国でも数少ない事業所です。
◆屋号:愛知ヤギ農場
◆代表:門田政己
◆住所:愛知県知多郡美浜町(防疫上の観点から住所は一般公開しておりません)
◆連絡:kadotamasami@gmail.com
◆URL: https://yagifarm.com
<ヤギ画像etc>
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