「コロナ禍で借金が膨らむばかり…」半数以上の方が家族に借金のことを隠している!?返済の見通しを立てるためには?

7割以上の方が「返済の見通しが立っていない」と回答!

ひまわり司法書士法人

ひまわり司法書士法人(本社所在地:千葉県印西市、代表取締役:本松 紳司)は、金融機関からお金を借りており、且つ滞納している方を対象に、「コロナ禍での借金」に関する実態調査を実施しました。
東京など10都府県の緊急事態宣言が2021年3月7日まで延長されたことを受け、さらなる収入不安に陥ったという方は少なくないのではないでしょうか?

コロナ禍の影響で「借金の返済が難しくなった…」「借入額が増えてしまった…」など、収入が不安定になったことに加えて借金の不安まで抱えてしまったという方も、大勢いらっしゃるのではないかと思います。

実のところ、新型コロナウイルスの影響で、借金がどのように変化しているのでしょうか。
また、借金の返済についての見通しや今後の予定など、どのように考えているのでしょうか。

そこで今回、ひまわり司法書士法人https://himawari-legal.com/)は金融機関からお金を借りており、且つ滞納している方を対象に、「コロナ禍での借金」に関する実態調査を実施しました。
 
  • コロナの影響で借金返済にこんな変化が!
はじめに、新型コロナウイルスの影響は、借金の返済状況にどのような変化をもたらしたのかについて伺っていきたいと思います。


「新型コロナウイルスの影響で、借金の返済に変化がありましたか?」と質問したところ、7割以上の方が『借入額が増えた(19.8%)』『返済が厳しくなった50.7%)』と回答しました。

「特に変わらない」という方もいるようですが、返済が厳しくなった方が多いようです。
新型コロナウイルスの影響は、借金の返済にも大きな変化を及ぼしていることが分かります。

では、どのような理由で、返済が厳しくなったり、借入額が増えたりしているのでしょうか?

■返済が厳しくなった理由と
・時短営業で売上が減ったから(30代/男性/飲食業)
・緊急事態宣言で時短営業と客足が途絶えたことから、出来高払いだった給与が減少したため(40代/女性/旅行・ホテル・ブライダル業)
・コロナのせいで客足が伸びず、働く時間数も減って収入が少なくなった(50代/女性/製造・メーカー業)
・自粛のせいで取引先の業績が悪化し、受注が減ってその結果収入が下がったので(50代/男性/土木・建築業)

■借入額が増えた理由とは?
・倒産しました(40代/男性/小売業)
・飲食店が閉鎖になったので(40代/男性/飲食業)
・収入がゼロになった期間があったから(40代/男性/旅行・ホテル・ブライダル業)
・体調を崩したが病院にすぐ行けなかったり、職場から休むように指導があったり。収入は減ったが医療費が増えたことに加えて受験生がいるため借入額が増えた(50代/女性/飲食業)

などの回答が寄せられました。
緊急事態宣言による営業自粛や時短要請で収入が減ったことや、コロナ禍そのものが客足に影響を及ぼし、倒産や廃業に陥ってしまったことなどから、返済が厳しくなったり、借入額が増加したりしているようです。
新型コロナウイルスが経済に与えている影響は非常に大きいことが分かります。
 
  • 借金について家族に話せていない人は半数以上!その理由とは?
借金についての不安は尽きないと思いますが、コロナ禍がそれに拍車をかけているようです。
実状について、より詳しく伺っていきましょう。


「借金のことに関して、今一番不安なことは何ですか?」と質問したところ、いつまでも返済が終わらないこと38.2%)』と回答した方が最も多く、次いで収入が安定せず、返済の目途が立たないこと27.8%)』『借入額が増えてしまうこと21.5%)』『取り立てや督促が来ること7.2%)』『借金のことが周りにばれてしまうこと4.3%)』と続きました。

完済までの見通しが立たないといった不安に駆られている方が多いようです。
こういった借金への不安について、周りに相談できる方はいなかったのでしょうか。


そこで、「ご家族は借金があることを知っていますか?」と質問したところ、半数近くの方が知っている47.0%)』と回答しましたが、一方で知らない41.4%)』『言ってはないが、知っていると思う(11.6%)』と回答した方が半数以上いることが分かりました。

なぜ身近な存在である家族に相談できなかったのでしょうか。
その理由について伺ってみました。

家族に相談しない理由とは
・心配されるし、恥ずかしいから(30代/女性/福祉・介護業)
・妻に知られたら離婚になるだろうと思うから(30代/男性/運送・交通・タクシー業)
・内緒で借金したから(40代/男性/医療業)
・言いたくないから。以前にも借金があり、妻の親の援助で返済した経緯があるから(50代/男性/土木・建築業)

などの回答が寄せられました。
心配されたくない、内緒で借金をしたからなど、それぞれ“言えない”理由があるようです。
 
  • 返済の見通しは立っている?“自己破産”ってどうなの?
前の質問では、借金について家族に話していないという方が半数以上いることが分かりました。
家族にばれてしまう前に一刻も早く借金を返済したいと思う方もいると思いますが、返済の見通しは立っているのでしょうか。


そこで、「返済の見通しは立っていますか?」と質問したところ、7割以上の方がこのままだと返済できない35.2%)』『返済は厳しい(21.8%)』『まだ分からない(13.3%)』と回答しました。

多くの方が返済の見通しが立っていないということが明らかになりました。
コロナ禍で先行きが見えない状況にありますが、今後どのようにして見通しを立てれば良いのでしょうか。
そこで見通しを立てたという方に、その具体的な方法についてお伺いしました。

どういった方法で見通しを立てたのか教えてください
・収入と支出のバランスを考え直して、自分なりのプランを立てた(30代/男性/人材業)
・会社の司法書士に相談したら見積もりを出してくれた(40代/男性/教育・保育業)
・顧問弁護士に相談しております(40代/男性/製造・メーカー業)
・金融機関に相談して返済の便宜を図ってもらった(50代/女性/不動産業)

などの回答が寄せられました。
自分で計画を立てられるなら良いですが、そうでない方は司法書士や弁護士、金融機関に相談をするのが良さそうです。

とはいっても、「このままでは返済できない」「返済は難しい」と思っている方が多いのも事実です。
もし返済が難しくなった場合、どのように対処していく予定なのか伺ってみました。

コロナ禍での返済について、今後どのようにしていく予定ですか?
・やり方を変えてみて、それがだめならお店を潰して他の事業にする(20代/女性/飲食業)
・債務整理または自己破産も視野に考えている(30代/男性/土木・建築業)
・自転車操業の状況がしばらく続く。どうにもならない状況になったら債務整理も検討するが、それは避けたい(50代/男性/小売業)
・コロナ対策をして売上を少しでも増やして返済していきたいです(50代/男性/製造・メーカー業)

などの回答が寄せられました。
当面は様々な対策を練って返済していくという方が多いようですが、どうにもならなくなった場合は債務整理や自己破産もやむなし、といったところでしょうか。
しかし、債務整理や自己破産はできれば避けたいと思っているようです。

最後に、債務整理や自己破産についてのイメージについて伺いました。

率直に“自己破産”ってどう思いますか?
・カード発行などできなくなり、社会的な信用が著しく低下するイメージ(30代/男性/製造・メーカー業)
・自己破産後はお金に関して自由がきかない(50代/男性/製造・メーカー業)
・カードなど作れなくなるし、ブラックリストにのると子ども達の就職にも関わるかも知れない(50代/女性/飲食業)
・借金が無くなる代わりに全てが「0」になる。信用がなくなるのでキャッシュレス社会に対応できないイメージがある(50代/男性/製造・メーカー業)

などの回答が寄せられました。
あまり良くないイメージを持たれている方が多いようです。
しかし、クレジットカードについては現在利用しているものは強制解除になりますが、破産成立後5年~10年経過すれば新しいクレジットカードを作ることができます。
制限が多いイメージのある自己破産ですが、決してその後の人生が終わってしまうことはありません。
もちろん、一定期間は制限のある生活となりますが、やり直すことも十分可能ですから、司法書士などと相談しながら結論を出してください。
 
  • 【まとめ】コロナ禍で返済の見通しが立たない!?借金の返済で行き詰まった時に頼るべきは…?
今回の調査で、新型コロナウイルスの影響により多くの方の借金の返済に変化があったことが判明しました。

緊急事態宣言の発出に伴う時短営業や自粛要請により、売上の減少、廃業や倒産といったことが収入に大きな影響を与え、返済が厳しくなったり借入額が増えてしまったりして、返済の見通しが不透明であるという方も多くいるようです。

借金の返済や督促をストップできる方法として“自己破産”がありますが、「社会的信用が著しく落ちる」「クレジットカードも作れない」など、あまり良くないイメージを抱えている方が多いようです。
しかし、自己破産にはそういったデメリットよりも多くのメリットがあり、クレジットカードについてもこの先ずっと作れないというわけではありません。
「収入が安定せず返済の目途が立たない」といった先が見えない不安から逃れるためには、信頼のできる司法書士に相談するというのも一つの対策となるでしょう。

コロナ禍において借金の返済は、うまくいくことばかりではありませんが、明けない夜はありません。
この記事を参考にしてご自身にとって最善の方法を見つけてください。
 
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すべての資産が没収されるわけではありません。
99万円以下の現金と20万円以下の預貯金、生活に必要な家財道具などは手元に置いておくことが可能です。
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無理に返済を抱え込まずに生活をやり直しましょう。
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ひまわり司法書士法人は、全国の司法書士事務所が会員として名を連ねる【司法書士事務所債務整理研究会】を主宰しています。
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■ひまわり司法書士法人:https://himawari-legal.com/
■TEL:0120-979-250(平日 9:00~20:00/土日祝 9:00~18:00)
■お問い合わせ:https://himawari-legal.com/contact/

調査概要:「コロナ禍での借金」に関する実態調査
【調査期間】2021年1月27日(水)~2021年1月28日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,055人
【調査対象】金融機関からお金を借りており、且つ滞納している方
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

 

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業種
サービス業
本社所在地
千葉県印西市草深2171-12
電話番号
0476-36-7299
代表者名
本松 紳司
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2015年05月