料理人と飲食店のマッチングプラットフォーム「smallkitchens(スモールキッチンズ)」を運営する株式会社Gifukuruが、エンジェルラウンドで資金調達を実施
挑戦者の踏み出す半歩を生み出し支える 株式会社Gifukuru(ギフクル 本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:箕浦恒典、以下ギフクル)が個人投資家複数名からエンジェルラウンドの資金調達を終えた事をお知らせします。
▼公式サービスサイト
食べ手さん向け:https://www.smallkitchens.jp
作り手さん向け:https://www.smallkitchens.jp/tsukurite
▼自分の料理を販売するハードルを下げる
smallkitchensは、「料理が得意な作り手さん」が加盟飲食店さんの店舗の空き時間を使い、オリジナルのお弁当販売ができるマッチングプラットフォームです。「初期費用無料」「集客は全て運営が代行」「好きな日に1日から販売可能」を実現し、従来自分の料理を初めて販売するハードルを大きく下げたサービスです。
資金不足や失敗時のリスク、全産業の平均に対して約2倍の廃業率(※1)などの理由から、飲食業界の開業率は16%程度です(※2)。また新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、さらに開業のハードルが上がることが予想されます。一方15万人の開業希望者がいるのが飲食業界の現状ですが、このまだ踏み出せていない未来の挑戦者がsmallkitchensのターゲットです。2021年1月現在までに、築地・浅草橋・蒲田エリアの3店舗で検証を回してきましたが、今回の資金調達を皮切りに店舗展開を進めて参ります。
▼全ての人の近所に、健康的で安心価格の日替わりお弁当屋を
新型コロナウイルスの感染拡大、単身世帯・共働き世帯の増加、少子高齢化など、生活様式を大きく変える事象が重なり、人々の食生活・食生活に関するニーズも大きく変化しています。行動範囲が一気に変わったことで、食の需要が増加した住宅街では供給が足りず、食の選択肢がまだまだ限られています。フードデリバリー需要が増えていますが、価格帯から全ての人のニーズを捉えきれていないと感じております。
smallkitchensはビジネスモデル上、従来飲食店が成り立たなかった立地で営業することが可能です。作り手さんが真心込めてつくる、健康的で安心価格で飽きない日替わりお弁当屋を全ての人の近所に作り、新たな食生活の仕組みの役割を担うべく事業開発をして参ります。
※1 中小企業庁「2017年版小規模企業白書」
※2 中小企業庁「2017 中小企業白書」起業希望者および総務省「平成24年経済センサス」飲食業の開業実績
※3 賃料は変動制のため、初回販売までにかかる費用は食材費のみ
▼代表からのコメント
母親のコロッケ屋を始めたいというつぶやきを聞いてから2年弱、業態の変更や新型コロナウイルス対応を経てようやく事業の形が見えてきました。食の持つ「つながりのきっかけになりやすい」という力は、便利になる一方人の繋がりが希薄化していく世界により大きな価値になっていくことを確信しています。エンジェルラウンドで出資していただいている投資家の方々には日頃から多くお世話になっており、とても心強く、恵まれております。運営メンバーも増えており、引き続き力強く進んでいきます。
「踏み出す半歩を生み出し支え、その先にある豊かな繋がりを作り出す」というミッションのもと、メンバー一同、時代に求められる事業にしていきます。
▼各投資家からのコメント
<株式会社毎日みらい創造ラボ 代表取締役 岩澤武夫氏>
専業主婦や主夫を始め、世の中には「料理が得意」と自信を持ち、毎日作る料理を「美味しいね」と褒められる方も少なくないと思います。ただ、その才能を家族以外に発揮する場は限られ、そもそも見つけることすらも簡単ではありません。料理を軸に店舗と作り手をマッチングさせる箕浦代表の事業は、そんな一人一人が持つ才能を掘り起こすと同時に、飲食業の発展を担う意義ある取り組みです。原体験に基づく彼の事業への誠実さと粘り強さ、そして作り手によるホスピタリティあふれる料理は、人の接触が制限されるコロナ禍だからこそ、ひとときの温もりとしてますます価値を持つと革新しています。
<本気ファクトリー株式会社 代表取締役 畠山和也氏>
Gifukuruへの出資は5年前から取り組んでいる起業家支援の一環でエンジェル投資第一号案件です。
代表の箕浦さんとはまだ彼が大学生のときから一緒に事業を考えてきたので今回、出資できるということは感慨深いものがあります。取り組んでいる事業は「やりたいけど、最初の一歩を踏み出せない」人の背中を押すことができるサービスであり、彼らしい、人に優しい事業です。これからこの事業が世の中に広まり、最初の一歩を踏み出す人が増えてくれることを願っています。
<株式会社フライヤー 代表取締役CEO 大賀康史氏>
箕浦さんが学生で創業前から立ち上げを側面で並走して、その突出した行動力と、月ごとに見違えるような成長と、魅力的な人柄に魅せられてきました。small kitchensで実現しつつある、お客様と作り手と店舗の三方良しを築く優れたビジネスモデルに可能性を感じています。これからも日々直面する経営課題に悩まれた際に、必要なサポートをしたいと思います。箕浦さんが描く、スケールが大きく素敵な世界像を実現されることに期待しています。
<株式会社LIFULL SPACE 代表取締役 奥村周平氏>
出資のきっかけは、私も箕浦さん同様、シェアリングエコノミーのサービスを展開しており、情報交換しながらお互いの理解を深める中で、何か役に立てることはないかと伝えたのが始まりだったと記憶しています。サービスは、料理の作り手は挑戦しやすく、場所の貸し手は稼働していない時間の有効活用、利用者にとってもバリエーションが豊富な料理が楽しめる、三方良しの内容だと思います。ぜひ、本サービスが世の中に広まり、挑戦をする人が増えることを期待しています。
▼店舗オーナーさまへ
現在、作り手さんの挑戦の場づくりをご一緒させていただく店舗さまを募集しております。副収入だけにとどまらない、社会的に意義のある店舗活用にご関心があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら:https://forms.gle/2jR5xwK4RM68A5nTA
▼会社概要
会社名:株式会社Gifukuru
代表取締役:箕浦恒典
所在地:神奈川県茅ヶ崎市松が丘1-1-77-210
設立日:2019年1月21日
事業内容:「smallkitchens」の運営
資本金:6,994,606円
コーポレートサイト:https://www.gifukuru.co.jp
▼お問い合わせ先
hisanori.minoura@gifukuru.co.jp(担当:箕浦)
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